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vol.7 高校1年生、連覇はならずも|青春駆ける ~馬術に情熱の全てを捧げた10年間の成長の足跡~

11月:覚醒!主基杯 120cm障害飛越2日連続優勝

主基杯 120cm一日目の走行映像

高1の終わり、成績の低迷からようやく抜け出せました。11月末に香川で出場した主基杯にて、120cmで2日連続減点ゼロで回れたのです。大会のおよそ3週間前、YouTubeにてスプラッシュと走り方が凄くよく似ている馬を発見。馬の走り方や選手の乗り方を目に焼き付け競技で再現を図ったら成功。ビックリするほど馬が前へと楽に走ってかつ高くも飛んだ。120cmが少し低く見えるほど障害を落とす気がしませんでした。何をやっても上手く行く。ショートカットも障害飛越も自分の思い通りにできる。 (なんじゃこりゃ…)と驚きました。まるで自分が自分じゃないようで気持ち悪ささえ覚えたほど。今までの苦労は何だったんだ、と。前脚でポロポロ障害を落としてI先生に怒られていた自分は何処に?いや、殻をぶち破れたのはこれまでの経験値が蓄積されたおかげ。I先生にシバかれ指導されたり落馬で痛い目に遭ったりしてようやく120cmをクリアラウンドできる力を習得できたのです。

主基杯 120cm二日目 ジャンプオフの走行映像

 

1月:中国新聞から取材を受ける。来年度の飛躍を心に誓う


2014年01月の記事 | MRC乗馬日記 (jugem.jp)

12月、広島の大本営・中国新聞に再び取材していただきました。翌・2014年は午 (うま) 年ということで、ウマに絡んだ特集を組むため私に白羽の矢が立ったみたい。中国新聞の新聞記者さん曰く、「障害飛越の写真が撮りたいんだ」と。なるべくダイナミックな写真を紙面にデカデカと掲載したいようです。記者さん、無謀にも障害の下へと潜り込みます。確かに障害の真下から写真を撮ればカッコいい写真が撮れるに違いない。でもソレはかなり危険。誤って私が障害を落とせば記者さんの脳天に直撃するから。I先生、「落とすなよ?絶対に落とすなよ?!」と私に猛烈なハイプレスを掛けます。(まるでダチョウ倶楽部みたいだなぁ…笑)と一人でツッコみ、 (でも真面目な話、落としたら危ないから落とさないように気を付けよう)とチェックしての飛越。ケガ人を出さず無事に飛び切り冷や汗をかきながら記者さんと安堵。1月8日、中国新聞の夕刊に『青春跳ねる』と称して載せてもらいました。

青春跳ねる 広島・修道高1年の亀水君&スプラッシュ | 中国新聞デジタル (chugoku-np.co.jp)

 

高校1年生編はコレで以上。次回は第八巻・高校2年生編です。 (8/29公開予定です!!)

vol.8 高校2年生、恋に乗馬に|青春駆ける ~馬術に情熱の全てを捧げた10年間の成長の足跡~

2023-08-29

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