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GT-2000 12とウエーブライダー26を比較!軽さやフィット感、クッション性と反発力などについて

こんにちは!馬術競技から陸上競技に転向した、マラソン2時間47分/100km9時間1分の北大化学系大学院生ランナーかめ (D2)です。今シーズンのジョギング用シューズとして『GT-2000 12』と『ウエーブライダー26』の二足を購入しました。

両者でそれぞれ100kmほど走行。ある程度長く走ってみて、シューズの特徴や良い点、そして悪い点が浮き彫りになってきました。

この記事では使用感レビューのため、GT-2000 12とウエーブライダー26を様々な項目から比較してみました。

  • ジョギングシューズをお探しの方
  • GT-2000とウエーブライダーのどちらを購入しようかお迷い中の方

こうした方々にピッタリな内容なので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

かめ
それでは早速始めましょう!

 

軽さ:GT-2000の圧勝!実重量も走った時に感じる重量もGT-2000の方が軽い

重さはGT-2000の方が圧倒的に軽いです。同じ26.5cmでもGT-2000は260g程度なものの、ウエーブライダーは280g近くもあります。5g程度の違いなら走っていてもほとんど気付きません。片足20gも違えばさすがに気が付きますね。だってうまい棒4本分ですよ?靴の中にうまい棒が4本突き刺さっていたら誰だって気付くでしょう笑?

走っていても、GT-2000の方が足の回り方が良いです。軽々回せます。山手線のダイヤぐらいクルクルと足が回っていくもの。GT-2000とウエーブライダーとで次の一歩を繰り出す時の労力が段違い。GT-2000の方がウエーブライダーよりも高反発だからだと思います。軽くダッシュしてみた感じ、GT-2000の方がスピードを出しやすいです。ウエーブライダーでダッシュしても最高速度までペースが上がり切りません。

 

フィット感:ウエーブライダー26の圧勝!ニットアッパーが心地良い♪

アッパーのフィット感に関してはウエーブライダーの圧勝です。ウエーブライダーのニットアッパーが足によく馴染み、心地良くフィットしてっくれます。GT-2000は従来型のナイロン製アッパー。11の時よりもアッパーが少し硬い素材になった気がします。正直、GT-2000のアッパーはあまり私の足にフィットしてくれません。走行時、小指がアッパーに当たって痛くなってしまいがち。走行距離が伸びるに伴い、GT-2000のアッパーも徐々に足へ馴染んできました。とはいえ、最初から脚に100%馴染んでいるウエーブライダーのフィット感には勝てません。

かかとのフィット感はややGT-2000の方が良い。キュッと絞れたヒールカップは走行時、足に吸い付くようにして良くフィットしてくれます。ウエーブライダーのヒールカップはGT-2000よりもほんの少しだけルーズ。ミズノのシューズの踵は基本、ルーズめな作り。おそらくわざとこのように作っているんでしょう。なんで?…意図はちょっとよく分かりません。

 

クッション性:互角。GT-2000はカチッとした、ウエーブライダーはモチっとしたクッション

クッション性の強さは互角。あえて優劣をつけるとしたらウエーブライダーの方が上です。GT-2000とウエーブライダーとでクッション性の種類が異なっているように感じます。

GT-2000は『カチッ』としたクッショニング。地面からの衝撃をよく吸収しつつも接地感は残した”地面との距離を感じない”クッション感。クッション性の高い薄底シューズのようなイメージ。かつてのウエーブライダーのクッション感はコチラ寄りでした。ウエーブライダー26のクッション性はやや『モチッ』としたクッショニング。接地感は少なめ。シューズとしての能力を衝撃吸収側に振ったのかな~という感想。流石にゲルニンバスほどのクッション性はありません。日々のジョギングに必要な最低限のクッション性より少しだけ多めのクッション感を持ちます。

個人的に、普段のジョギングはGT-2000のクッション性で十分。ウエーブライダーは坂道走行やロングジョグで使いたくなるシューズ。

 

安定感:若干ウエーブライダーの方が安定する

着地時の安定感は若干ウエーブライダーの方が安定します。縦ブレ・横ブレ共にウエーブライダーの方が少なめです。地面をしっかりと踏み締められる感覚がある。接地や離地を入念に確認しながら一歩々々刻んでいけるのがウエーブライダー。GT-2000だって横ブレはありません。しかし、縦ブレがあります。ソールの形状がやや反っているためなのか、足を踏みしめようとした次の瞬間には前にコロンと転がっていくのです。一歩ずつゆっくりと踏み締めて進むのが構造上、難しいのが特徴。

 

用途:GT-2000は短く・速く走る時に、ウエーブライダーは長く・ゆっくり走る時に使用

以上の比較を鑑みて、私はGT-2000とウエーブライダーとを次のように使い分けています。

 

GT-2000を使う時は『短く・速い』ジョグを行いたい時。爽快なペースで1時間程度ジョギングしたい時に使っています。小指が痛まずに済む状況で使用。あまり長く履くとアッパーと小指が接触して痛くなってしまいがち。もう少し足によく馴染んでくれたら良いんですけどね。馴染んでくれたら文句なしに最強のジョギングシューズになるんだけどなぁ。

ウエーブライダーを使う時は『長く・ゆっくり』ジョグを行いたい時。90分程度のレギュラー練習、2時間以上のロングジョグ、および起伏のある道を走る時に使用します。シューズの重量やそのクッショニングの都合上、早いペースで巡航しようと思ってもなかなか難しい。しかし、安定感は抜群なので、遅めのペースでも構わない練習で使ってあげるのが最善策かなと存じます。ウエーブライダーがあと20g軽くなったらホンマに無敵ですよ。軽くならないのかな。ならないんだろうなぁ…

 

最後に

GT-2000 12とウエーブライダー26の比較記事はコレで以上。シューズ選びでお困りの皆さんの参考になれば幸いです。

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