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#25 実は『写真記憶』ができるんです|走行距離70.1km

#24 夜8時には眠くなっちゃうのを何とかしたい|走行距離90.3km

2024-04-14

実は、写真記憶ができるんです

以前、高校時代に好きだった科目『日本史』の記事にて少し述べたのですが、私は視界に入ったものをまるで写真で撮るように記憶できます。いわゆる【写真記憶】というヤツ。人間の持つ特殊能力の一つらしい。これまでの人生を振り返って見ても、私の周りに写真記憶ができる人間は一人もいませんでした。他に持っている特殊能力としては、特定の文字や文章にだけ色や匂いを感じる【共感覚】でしょうか。私のブログの文章中に施された太字/色付き加工は、加工前から私の目に元々そう見えているものです。共感覚については後日、別の記事で詳述します。今回は写真記憶についてじっくりと話していきたい。

写真記憶能力は先天性のもの。気付いた時にはできていました。小さい頃は写真記憶力を使用し、飛行機の図鑑に書かれた全ての機材を白紙へお絵描きしていた。見るもの全てを一瞬で覚え、再現していく私を見た両親は私を (天才児だ…!!) と思っていたらしい。天才児と思われていた割には扱いが随分と悪かったです笑。あそこまで私を殴ったり蹴ったりしなくても言うことを聞いてあげたのに。

小さい頃って誰でも記憶力がそこそこ高いじゃないですか?図鑑ひとつ覚えるぐらい、大半の方は出来たはず。私の場合、通常は記憶力の落ちる高校生になっても暗記力が高かったです。山川出版社の作った400~500ページある日本史の教科書を全ページ・全文記憶できたほど。そりゃ当然。なんせ写真記憶ができるのですから。頭の中に日本史の教科書がそのまま入っている感じ。鎌倉時代の問題を解くときは鎌倉時代の章を開く。江戸時代の歴史資料について問われた時は江戸時代の章まで手繰っていく。もはやカンニングですよね笑。試験で点数をボロボロ落とす気がせず、日本史の試験は随分と気楽でした。

 

写真記憶で覚えられないものはあるのか?

覚えたいものを何度も復習して記憶に定着させる従来式の方法もできる。写真へ撮るように1ページ・1冊丸々暗記することも可能。私の中では従来型記憶法と写真記憶を明確に使い分けています。というより、覚えたい対象の持つ特性によって従来型を用いるか/写真記憶を用いるかがおのずと決まってくる感じ。

従来型記憶法を用いるのは、数学や物理学など頭を使う分野。緻密な論理を組立てて物事の本質に迫っていく系統の対象は写真記憶では覚えられません。いや、一応、覚えられはします。概念の上辺だけしか覚えられず、理論式の中身や意味までは咀嚼できなくて応用を利かせられません。高校三年生のとき、数研出版の青チャートI・A、II・B、およびIIIを写真記憶で覚えました。数学の問題の基本的な解法を頭の中へ丸呑みした状態。日本史と同じ理屈でいけば全ての入試数学の問題を解きほぐせるはず。しかし、京都大学の二次試験で見るも無残な結果に。ただ解法だけを暗記した私には京大の超発展的な問題へ切り込むこともできなかった。「覚えるのと使えるのとは違うんだな…」と痛感。知識の何段階かの応用が求められる分野では従来型記憶法を用います。写真記憶に甘えていたら私のようにとんでもない目に遭うでしょう。

写真記憶法を用いるのは、日本史や英語など知識が利益に直結する分野。日本史では年号やイベントの順番を覚えているだけで点数になりますし、英語も英単語や英語構文を知っているだけで和訳や長文読解にて点数を獲得できます。写真記憶の出番は、ただ覚えること”だけ”が要求されているとき。数学や物理学のように頭をひねって考え込む行為を求められず、脳から知識を引き出す瞬発力が求められる場面の対策に面目躍如。なお、写真記憶で覚えた知識はそのままの形では実戦で使いこなせません。テストの過去問を解いたり予想問題を作って解いたりして知識を的確に引き出す訓練が不可欠になります。

 

写真記憶はどうやってやるのか?

最後に、私が写真記憶をどのように行ってきたかを解説します。皆さんも真似できそうであれば是非挑戦なさって下さい♪

本の中で何か覚えたいページがあると仮定しましょう。まずその箇所を開き、顔を30cmほど書籍から垂直に離します。次に目を瞑るのです。視界に如何なる対象をも入れず、集中力を限界まで高めていく。何度かゆっくりと深呼吸。息を吸い、吐いて、また吸う一連の筋肉の動きに意識を傾ける。鼻呼吸を心掛けて下さい。鼻からお腹へ空気を送り込んで体内を清浄に整えていきましょう。

深呼吸で心身を落ち着けられたら、最後に息を吸い込めるだけ吸い、3秒呼吸を停止。3秒経ったら目を開ける。それと同時に鼻で息をゆっくりと吐いていきましょう。その際、本の中に記された文章を見ながら”ひと文字ずつ吹き飛ばすようなイメージ”で吐いて下さい。息を吐けば吐くほど文字が消えていき、ページが印刷前の真っ新な状態に戻っていくでしょう。深呼吸ひと息分で見開き2ページ分全部吹き飛ばせたら最高。もし息が続かなさそうなら1ページ分のみの吹き飛ばしにとどめておきましょう。息がもう続かなくなってしまったら再び目を閉じて息を吸う。自分が本から吹き飛ばした文字群を脳裏で再生させ、頭へ印字します。私の場合はコレを一度、文字数の多い本に限っては二度繰り返すとページが脳の中へそのまま入っていくようです。日本史の教科書や英語の単語帳は全てこの方法で丸暗記してしまいました。

写真記憶術では残念ながら、必ずしも全ての対象を覚えられるとは限りません興味のあるモノであればスムーズに覚えられるものの、全く興味のないモノはどう頑張ったって丸呑みできないのです。「こんなの覚えて何になるんや…」と思ってしまったが最後、写真記憶は不可能に。私の場合、高校時代は古文と漢文において写真記憶術が全く通用しませんでした。いくら古文を頑張った所でセンター試験 (現・共通テスト) の配点はごく僅かじゃないですか?頑張りたくないんですよ。古典に力を注ぐぐらいなら英語や理科に注力したかった。結果、現役/浪人時代共にセンター試験で古典にボコボコにされました笑。もう少し真面目に覚えておけば良かったなぁと今になって反省しきり。

 

今週の練習

  • 4/15 (月):オフ
  • 4/16 (火):95分ジョグ (4’47″/km) @ウエーブライダー26
  • 4/17 (水):70分快調走 (4’29″/km) @GT-2000 12
  • 4/18 (木):120分セミロングジョグ 80分ジョグ (4’44″/km) @ウエーブライダー26
  • 4/19 (金):オフ
  • 4/20 (土):80分ジョグ (4’49″/km) @GT-2000 12→札幌ドームへサッカー観戦
  • 4/21 (日):120分プチ起伏走 大事をとってオフ
    合計:70.1km

色々と予定が狂った一週間でした。

先週までの季節外れの陽気とはうって変わり、この時期らしい雨と風の混じった荒れ模様の天気。外へ練習に出かけるというだけで結構メンタルを消耗させられました。体の調子自体はどんどん良くなってきています。肉体の強化に心の進化がなかなか追いついてこない難しい状況。心身の歯車が噛み合っていない時ってケガしやすいんです。実際、木曜日、セミロングジョグの途中で右ふくらはぎに違和感が。大事に至る前に練習を中断。肉離れしちゃったらマズいですからね。土曜朝、何の問題もなく走れてひと安心。午後に行ったサッカー観戦ではしゃぎすぎて全身グッタリ。90分間飛び跳ね続けました笑。ふくらはぎは痛くなかったものの、潜在的にダメージが蓄積されているだろうと思い、日曜は大事を取ってオフに。

それぞれの曜日の練習で何がやりたいのか、何の目的で、何を意図してどのような能力を拡張したいのかが曖昧になってしまっていました。加えて、体だけがウルトラ!ウルトラ!と先行してしまい、心を置いてけぼりにし【走る歓び】を疎かにしていた。もう少し設定を緩めねばなりません。まずは楽しく走れる範囲内で練習を組み立てなくきゃ心がついていけないでしょう。まだ4月だもの、ウルトラまで8か月もある。この時期は体へ練習の習慣を根付かせるだけで十分。走行距離にあくせくするのは夏以降で十分かな。今はまだ早すぎる。

 

来週の練習予定

  • 4/22 (月):懸垂
  • 4/23 (火):80分ジョグ
  • 4/24 (水):60分ジョグ&ダッシュ
  • 4/25 (木):100分ジョグ
  • 4/26 (金):懸垂
  • 4/27 (土):80分ジョグ&ダッシュ
  • 4/28 (日):100分ジョグ
    予定走行距離:85km

来週は設定時間を少し抑えてみます。確実に楽しくクリアできる範囲内の練習を積み重ね、心が自信を付けて逞しくなっていくのをじっと待つしかありません。

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