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#1 ようやく80分走れるまでにコンディションが戻ってきました…!

こんにちは。馬術競技からマラソンに転向した、100km自己ベスト9時間1分の現役理系大学院生のかめ (D1)です。 2024年12月中旬スタートの沖縄100Kウルトラマラソンで9時間切り (サブ9)を達成すべく再スタートを切りました。

 

膝のケガがようやく癒えました…!

2023年5月16日にいわて銀河2023のDNSを決断しました[関連記事]。練習で追い込み過ぎたがあまり膝へ過度な負荷がかかり、尋常ならざる痛みを抱えて無念の棄権となったのです。棄権からおよそ一か月ほど、虚無の時間を過ごしました。

  • 自分は今まで何をやっていたのか…
  • スタートできなきゃ意味ないじゃないか…
  • 調子に乗って練習強度を上げ過ぎなければよかった…

と呆然と外を見つめる日々。走るのが最も心地良い札幌の5~6月に全く走れないのは非常に辛い。(左膝以外は元気なのになぁ)と負傷箇所をひたすら見つめていました。

自然治癒ではいつ元通りに走れるようになるかの見当を全くつけられませんでした。今までケガの経験の無い箇所をひどく痛めてしまったため、治療法や経過処置、セルフケア方法など何も分からない状態。そこで6月中旬、北大前の整骨院へ治療に行ってみたのです。”素人の自分が変に体をいじるよりもプロに見てもらった方が早く治せるだろう”と。整骨院ではカウンセリングやマッサージ、それに『ハイボルト治療』という電気マッサージをして頂きました。痛めた要因や負傷箇所などがハッキリと明らかになったのです。整体師さんからは一人でできるセルフケアとして、ストレッチを2種類教えてもらいました。家でやってみると効果てきめん、みるみるうちに膝の違和感が無くなっていくのが分かりました。ケガの原因は体のゆがみ。脚の左右の筋肉の柔軟性が著しく違っていたのが要因。私の場合、左の前腿がまるで岩石の如く固まっていました。左尻まで硬くなっていたから (そりゃケガもしてしまうだろうな)と頷いた次第。

整骨院へ一度行ったからといって劇的に症状が和らいだわけでもない。むしろ、通院翌日は痛みがぶり返して「悪化しているじゃないか笑」と半ギレしてしまったほど。しかし、整骨院での治療のおかげで痛みが奥から表へと浮かび上がってきたのです。こうなってしまえば後はカンタン。患部の違和感が薄らいでいくまで毎日マッサージを繰り返すのみ♪

歩いた時の膝の違和感が6月下旬には全く無くなっていました。6月末には横断歩道の小走りもこなせ、大学の研究室までの階段ダッシュもそつなくこなせるようになった。左膝を痛めたときは(もう二度と走れないんじゃないか…)とひどく肩を落としていました。脚を動かすたびに膝へ痛みが走って日常生活にも支障をきたしていたぐらいだから。懸命なケアと整体師さんのおかげでついに体が元通りに。7月1日、復帰への第一歩として50分ゆっくりと走りました。これまでの練習と比べてみればたった半分の走行時間。けれども走行後の”やり切った感”はこれまでになく格別でした…! 昨日7月4日、少し時間を伸ばして80分間走りました。特に問題なく走り切れ、フィニッシュ直後はあまりの嬉しさに「ようやく戻ってきたな!!」とガッツポーズ。

 

今年は週間走行距離100kmの走り込みができるまでに体を戻す感じで

思い通りに走れるようになって嬉しくて仕方がありません。ただ、調子に乗って距離を伸ばすとケガがぶり返す可能性も。今年は大会がありませんし、何かに迫られるように焦って練習を積み重ねる必要もありません。今年の残り半年は来年のウルトラに向けベースを着実に築き上げる期間とします。週間走行距離100kmの中程度の走り込み量を目安としたい。2か月ぐらいかけ走行距離をじっくり延ばして100kmへ到達できるように。最終目標は来年12月の沖縄100Kでサブ9を達成すること。そこまでどれだけ躓いてもいいから目標だけは叶えてみせる。

 

以上です。

かめ
今回から1年半にわたり、【沖縄100K 2024への長い道のり】と称して週一で練習記録を綴っていきます。シリーズ恒例のコラムについてもできるだけ毎週書くようにします

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