389 ビュー

#4 沖縄100Kウルトラマラソン2024への道 8/7~8/13 走行距離65.2km&『体力』に関するコラム

#3 沖縄100Kウルトラマラソン2024への道 7/31~8/6 走行距離77km&『忍耐』に関するコラム

2023-08-06

こんにちは。馬術競技からマラソンに転向した、100km自己ベスト9時間1分の現役北大理系大学院生かめ (D1)です。 2024年12月スタートの沖縄100Kウルトラマラソンへ向けて練習しており、記事を書きながら日々の練習内容を振り返ることにしています。

 

今週の練習内容

  • 8/7 (月):オフ (成分献血44回目)
  • 8/8 (火):80分ジョグ
  • 8/9 (水):120分プチ起伏走
  • 8/10 (木):80分ジョグ&腹筋ローラー
  • 8/11 (金):懸垂
  • 8/12 (土):80分 40分ジョグ
  • 8/13 (日):120分起伏走 オフ

月曜に44回目の成分献血で社会貢献をして自己肯定感を上げ、火曜から平常通り練習を積み重ねていきました。平均ペースは常に4’45″/kmを下回っており、ものすごく快調に走れて非常に楽しかったです。しかし、暑さで体の奥底にダメージが蓄積されていたのでしょうか、土曜、ジョギングしている最中に突然気持ちが悪くなってしまいました。 (無理してもダメだな) と80分の予定を40分で切り上げリカバリー。日曜になり、気持ち悪さは緩和されたものの、吐き気が再発しそうで少し怖くて大事を取ってオフにしました。今年の札幌の夏は暑い。一日のうちで最も涼しい日の出直前でも25℃あり、蒸し風呂のような湿気も相まって不快度指数はMAXです。こんな中でまともに練習して走力アップを狙うのは無謀。80分ジョグぐらいなら疲れず何とかこなせるものの、2時間以上のロングジョグや起伏走はダメージが大きすぎて危険ですね。

来週からは週4日で練習を行うようにします。全て60~80分のジョギングとしてベースペースの引き上げだけを狙うつもり。

かめ
こんな暑いのに北海道マラソンへ出場なさる方は大変ですね…くれぐれも熱中症にはご注意下さい

 

『体力』に関するコラム

沖縄100K2022 フィニッシュ地点にて記念撮影

先週の記事では『忍耐』をテーマに記事を書きました。今週は『体力』の2文字を主題にコラムをお送りします。

 

私の場合、幼い頃から体力だけは人一倍でした。何時間泣き喚こうが全く疲れる所を知らず、ガミガミしかりつけてくる母親の方が先に疲れてよくギブアップしていた。父親も母親も決して体力が多い方ではありません。その2人の間に生まれた私が体力に恵まれた理由は定かではない。小さい頃は太り気味の体型が祟って体力をうまく発揮できていなかった。小学校低~中学年のマラソン大会では常に最下位争いを演じていたほど。しかし、成長期に入り脂肪が落ちてきた小学校高学年から事態が一変。水泳大会で学年3位、マラソン大会で学年中位に入るなど体力の片鱗が見え始めてきた。

小学4年生から始めた乗馬を中学1年生からは熱心にやった。毎週土日に馬へまたがり練習を行い、馬のエサやりや厩舎掃除などでスタッフの先生のお手伝いをした。乗馬って見ている分には楽しげですが、実はやっている側はかなり必死。一歩ごとに変わる馬の重心へバランスを合わせるのに神経を使ったり、文字通り”一馬力”のパワーに負けないために体中の筋力を総動員したりします。すると否が応でも体力がつく。乗馬は有酸素運動なので持久力がもの凄く高まるのです。乗馬で鍛えたスタミナのおかげで中学・高校のマラソン大会では学年上位に入れました。特に、高2で迎えたマラソン大会では学年上位1割にランクインして成績10を獲得できたほど。

【マラソンバカ誕生】学校のマラソン大会をめぐる私の激闘

2021-01-13

北大入学と同時期にランナーへ転身。ヒマでヒマで仕方がなくてパジャマで外をダッシュしてみた所、思った以上に気持ちが良くって走り始めることにしたのです。ランニングは乗馬にも勝る究極の有酸素運動であります。心肺と筋力をフル活用して一歩ずつ足を進める営み。最初は3kmで精いっぱいだったのが、今では練習で30kmや40kmも平気で走れるようになった。100kmマラソンをノンストップで9時間1分でゴールできるまでに[関連記事]。おかげで人並外れた『体力』がついた。立ち仕事なら一日中やっても疲れずこなせる自信があります。

ただ、運動で身に着けた『体力』が必ずしも他の領域で活かされるわけではありません。というのも、大学生になってどんどん体力が上がっていっているはずなのに、勉強へ取り掛かってから音を上げるまでの続ける持続力はそこまで高まっていないのです。いやむしろ、大学受験生だった頃をピークに下降していく一方であります。昔は一日10時間以上平気で勉強できていたのに、今では一日3時間程度が限界になってしまいました。コレは年をとったが故ではない。あまりにランニングをやりすぎた結果、じっとしているのが苦痛になった・同じ場所にとどまっていられなくなったからです笑。着席時に使用する筋力なら受験生時代より今の方が上。体幹、胸筋、僧帽筋などどれをとっても受験時代の2倍はある。しかし勉強を持続する”耐”力が落ちた。同じ姿勢を維持する忍”耐”力や、頭が疲れても勉強を続ける”耐”久力が下がり、勉強を長時間継続するのが難しくなってきたワケです。

このように、タイリョクには肉体的なもの (体力)と頭脳的なもの (耐力)との2種類が存在します。また厄介なことに、体力を上げれば耐力が落ち、耐力を上げれば体力が落ちます。体力と耐力を両方同時に強化していくことはおそらく可能。しかし私にはどうしてもそれができずに生粋の体力バカとなってしまった。一般に人間は加齢に伴い体力が落ちて耐力が上がる。肉体的に衰えたとしても精神的な粘り強さでソレをカバー。私の場合、加齢に抗い増強されるはずの耐力が体力の急上昇で打ち消された。大学院博士課程に入っても思考作業が苦手なのはおそらく体力が原因です。

大学受験期までであれば耐力が無ければ困ったでしょう。しかし、大学院における研究活動では耐力を体力で補うことが可能。思考作業が苦手であれば”試行”回数を増やせばいい。【下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる】と、上手く行く方法が見えてくるまで手を止めずひたすら動かし続ける。平日の9時-17時は言うに及ばず、土日も関係なく試行しまくる。時には夢の中でも研究について模索を行う。すると、ある日突然ヒラメキが走り、とんでもなく鋭いアイディアが脳へ降臨するのです。その時の快感たるや、我が筆舌には尽くしがたい。私の場合、脳が担うべき思考作業を手や足が担っている。それらの原動力は『体力』そのもの。ランニングで鍛えた最強の体力がめぐりめぐって役立っている形^ ^

 

『体力』に関するコラムは以上。来週は『ネコ』について記します。

 

来週の予定

来週は以下のメニューを消化します。

  • 8/14 (月):オフ
  • 8/15 (火):オフ
  • 8/16 (水):60~80分ジョグ
  • 8/17 (木):80分ジョグ
  • 8/18 (金):オフ
  • 8/19 (土):80分ジョグ
  • 8/20 (日):80分ジョグ

 

体調不良から早く脱してコンスタントに練習を積み重ねていきたい所。

#5 沖縄100Kウルトラマラソン2024への道 8/14~8/27 走行距離20-51km&『ネコ』に関するコラム

2023-08-27

*2023.8.21追記*
次の更新日は8/27となります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA