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【社会貢献・おもてなし】もっと知れ渡ってほしい!献血する5つのメリットについて

私は札幌に住む現役理系大学院生である。

一昨日、24歳になった誕生日の午後、累計26回目の献血(血小板)に行ってきた。

この記事では、献血することによって献血者が享受できる5つのメリットについて解説していく。

献血に興味のある方にピッタリな内容だと思うので、ぜひ最後までご覧いただきたいと思っている。

 

それではさっそく始めよう。

献血する5つのメリット

私が思うに、献血には5つのメリットが存在する。

  1. ただ献血椅子に座っているだけで社会貢献ができる
  2. 献血中、看護師さんから代わる代わるもてなしてもらえる
  3. 「献血してます」と言うと周囲から尊敬のまなざしを向けられる
  4. 無料で血液検査結果が開示される
  5. 10回献血するとおちょこがもらえる

以下で一つずつ詳述していく。

 

ただ座っているだけで社会貢献ができる

献血する最初にして最大のメリットは、献血自体が社会貢献である点である。

我々が提供した血液ないし血小板はソレを必要としている人の元へと届けられるため、その患者さんの命を間接的に救う手助け(つまり医療行為)をしている事になる。

しかも、献血はただイスに座っているだけで行える。

ゴミ拾いを始めとするボランティア活動が体力を要するのに対し、献血にはほとんど体力を要しない&消耗しないといったメリットがある。

献血で回収される血液は自身の健康に支障のない範囲内であるため、体にかかるダメージは皆さんが思っているより格段に軽い。

確かに、献血に慣れないうちは献血後多少フラフラしてしまいがちなのだが、20~30分ゆっくり休憩すればすぐ回復する程度のものなので、そこの所はあまり気にしなくてもOKだと思う。

 

最近の日本社会には

  • 頑張ったら負け
  • どうせ報われないのだからやるだけ損だ

こうした風潮が蔓延している。

いくら一生懸命働いても税金でゴッソリ持っていかれるし、上の世代が引退してくれないから組織内での出世も望めなくなっている。

そんな世知辛い世の中において、献血はやれば必ず報われる,数少ないアクティビティーである。

自分の提供した血液のおかげで誰かの命を救えるかもしれず、私は献血にある種の使命感を持って取り組んでいる。

ネットでちょっと詳しく調べてみると、「輸血は自殺ほう助だ!」とか「輸血などしなくとも経口補水液を投与すれば大丈夫だ!」といった意見が散見される。

これらがもし本当であれば私も直ちに献血をやめたいと考えているが、まだ本当であるという確証を得ていないので、真実を明らかにするまでは献血が社会貢献になると信じて行き続けようと思っている。

 

看護師さんから至れり尽くせりしてもらえる

献血する2つ目のメリットは、献血イスに座っている間、献血ルームの看護師さんから色々と世話を焼いてもらえる点である。

というのも、献血中は腕に針が刺さっていて献血者が自由に身動きを取れないため、そんな献血者に代わって看護師さんが様々なオ・モ・テ・ナ・シをしてくれるのである。

  • 「寒くないですか?」と毛布を掛けてくれたり
  • 「喉が渇いていないですか?」とこちらがリクエストした飲み物を持って来てくれたり
  • こちらが暇そうにしていたら他愛もない雑談をしてくれたり
  • 「あと○○分で終わりますからね~」と終了時刻まで教えてくれたり

本当に何でもしてくれる。

私は一人暮らしをしており、彼女もおらず毎日一人で生きているため、こうしたおもてなしをしてもらえると(なんて幸せな時間なんだ…)と、みるみるうちに心が癒されていくのである。

あまり人から話しかけられたくないひとからすると、こうしたお節介は余計だとお思いになるかもしれない。

実は私にも時々人と話したくない気分になる時があって、そんな時は”話しかけるなオーラ”を全開にして、話しかけられる回数を極力抑えるように振舞っている。

 

2年前、私は献血にドはまりして、一年間で成分献血回数の上限となる12回も献血ルームへ通い詰めた経験がある。

あまりに献血会場へ行きすぎて、看護師さんから(また来てくれたんですね^^)と顔を覚えられるまでになったほどだ。

もし人と何らかの繫がりが欲しい場合、献血ルームへ通い詰めるというのも一つの選択肢である。

献血会場でひょっとすると良い出会いがあるかもしれないし、婚活パーティーと違って無料で行けるのでコチラが損する事は一切ないのである。

ちなみに、私の行きつけの献血ルームにいる看護師さんはBBA年配のお姉さんばかりである。なので比較的落ち着いた雰囲気であり、私も落ち着いて思考に耽る事ができる。