330 ビュー

#30 いわて銀河100kmマラソン2023まであと73日!120分起伏走&好きな神社『鹿島神宮』に関するコラム

#29 いわて銀河100kmマラソン2023まであと74日!75分ジョグ&好きな食べ物『アボカド』に関するコラム

2023-03-29

こんにちは!馬術競技からマラソンに転向した北大工学系大学院生ランナーのかめ (M2)です。2023年6月11日午前4時スタートのいわて銀河100kmマラソンでサブ9 (9時間切り)を狙っており、日々の練習内容を記事にまとめながら振り返ることにしています。

 

今週の練習計画

  • 3/27 (月):オフ
  • 3/28 (火):85分ジョグ
  • 3/29 (水):75分ジョグ
  • 3/30 (木):120分起伏走
  • 3/31 (金):オフ
  • 4/1 (土):85分ジョグ
  • 4/2 (日):180分ロングジョグ

 

今日の練習

ウルトラ対策で一番重要な起伏練を始めました。いくら平地でスイスイ走れたとしても、坂道で同じことができなくちゃ全くもって意味がない。ウルトラ本番には平地などほとんどなく、坂道でいかに失速しないか・力を使いすぎないかが勝負の分かれ目となってきます。最も実戦に近い環境で練習を行える起伏走はレースのシミュレーションにもなり、実力を測ったり養ったりできる大変価値のある練習です。

今年初の坂道練ということで、軽めに2時間程度の練習に留めました。起伏も緩めのコースを選択し、負荷をかけすぎず坂道の走り方を思い出すのに頭を集中。普段平地ばかり走っているから坂道の走り方を忘れており、昨年培った坂の攻略法を2時間の練習にてちゃんと思い出せられました。ダメージが少なくてひと安心。今後も順調に斜度や走行時間をのばしてレベルアップして行けそうです。ウルトラまでに『獲得標高1,000mの坂道練』をやってみたい。本番コースとほぼ同様のアップダウンを経験しておき、無敵の足腰を作って本番を迎えられればと考えています。

明日はオフ。明後日は85分ジョグ。日曜の3時間走に向けスタミナや気力を再充填します。

 

好きな神社『鹿島神宮』に関するコラム

昨日は好きな食べ物『アボカド』について書きました。今日から3記事連続で好きな『神社』に関するコラムをお送りします。トップバッターは『鹿島神宮』。それでは早速始めます。

 

鹿島神宮へ初めて行ったのは大学院修士一年次(2021年)の11月のこと。9週間のつくば出張中に頭が煮詰まりどうしても気分転換したくなり、「どこへ行こうかなぁ」と行き先を調べているうちに鹿嶋市の鹿島神宮に行きつきました。本当ならつくば近郊でお出かけ先があれば良かったんです。ただつくばには本当に何もない。学校と研究所とスーパーしかありません。(何もないわけないだろう)とお思いになったかもしれません。一度つくばエクスプレス(TX)で東京方面から終点まで乗ってみれば「何もない」という言葉の意味を理解していただけるかなと存じます。

つくば駅から鹿島神宮まで直線距離的には48km。少し頑張れば走っていけそうな割と近い距離にあるのです。

©Google maps

しかし地図からも明らかなように、つくば駅と鹿島神宮の間には『霞ケ浦』が存在します。日本で二番目に大きな湖を泳いで渡るわけにもいきませんから、霞ケ浦の北か南を迂回するように神社まで行かねばなりません。この迂回経路が問題なんです。霞ケ浦に沿うようにして鹿島神宮まで行く公共交通機関がなく、

  • 南:つくば→(TX)流山おおたかの森→(東武アーバンパークライン)柏→(JR常磐線)我孫子→(JR成田線)成田→(JR成田線)佐原→(JR鹿島線)鹿島神宮
  • 北:つくば→(関東鉄道バス)土浦→(常磐線)水戸→(鹿島臨海鉄道)鹿島神宮

と南、ないし北へ大回りして鹿島神宮を目指します。南回り経路はこんな感じ⇩

北回りだとこんな感じに⇩

上に挙げた経路だと南回りの方が早いです。南がサブ50…じゃなかった2時間50分、北回り経路ではサブ3.5できるかできないかぐらいでめでたく神社へ到着です。コレだけ時間がかかるから行くだけで結構疲れます。鹿島神宮駅到着後も大鳥居まで激坂を1kmほど上らねばならず、流石武道の神様、参拝者の覚悟のほどを試しているのだなと感じました。なお、鹿島神宮の近くには『息栖神社』という神社があります。コチラの方が行くのがハードで、最寄りのJR小見川駅から片道徒歩1時間もかかって参拝難易度はSSS。息栖参拝に比べたら、鹿島へ行くのなんて可愛いもの。神社好きランナーの私でさえ、駅から神社へ行く途中で何度も引き返して帰りたくなったほどです。

鹿島神宮を参拝するのは人生の岐路に立つのと同じ。『鹿島立ち』という言葉があるように、参拝者の人生は本神社を参詣したのち大きく動き始めるのです。オカルトかな?と思うかもしれません。でも実際、私の人生は劇的に変わりました。修士一年の11月に初めてこの神社を訪問した後、自身の博士課程進学へのあらゆる手はずがトントン拍子に整ったのです。まるで何かに導かれているかのように金銭面や研究面での不安が次々と解決していきました。それまでは博士課程へ行こうか行くまいかフラフラ迷っていたけれども、鹿島神宮で「僕は研究者になります」と宣言したことによって神様が「ほな力貸したるか」と後押ししてくれたのでしょう。神様の支援を受けているからヘタなことはできません。(信頼を裏切ったら地獄に落とされるぞ!)と自身に言い聞かせつつ研究活動のアクセルを踏み続けています。

鹿島神宮の神様は勝負運を参詣者に授けてくれます。受験や起業など色々な挑戦の前に参拝することでご利益を得られるみたいです。私の場合、海外のビッグジャーナルへ論文を通す力を貸してもらうために二度目の参詣へ伺いました。大学院修士二年次の9月末、藁にもすがる思いで(お願いします…!)と頭を下げに行ったのです[関連記事]。するとその1か月後、これまで何度もリジェクトされ続けた論文がついにアクセプトされました。自分の研究力だとアクセプトされるかされないかギリギリのラインだったはず。最後のひと押しを鹿島神宮の神様にしてもらったおかげでアクセプトにこぎつけられました。アクセプトの3週間前には”倍率5倍以上”と狭き門の日本学術振興会特別研究員にも内定し、博士課程進学前後の壁を全て乗り越えられたのです[関連記事]。

鹿島神宮は『恩恵がありすぎるから』ということで愛してやまない神社であります。参拝するたび人生を変える大きな出来事が発生し、しかもそれらが軒並み人生を好転させる方へと風向きを変えてくれているのです。今までたくさん神社へ行ったけれどもこんな神社は他にない。霊力の観点では天橋立付近にある眞名井神社[関連記事]、”落ち着く”という観点では伊勢神宮が一番ですが、ご利益の意味では鹿島神宮がぶっちぎりでNo.1。鹿島神宮が好きすぎて、鹿嶋市を本拠地とするサッカーチーム・鹿島アントラーズまで好きになった。アントラーズが毎年強いのも鹿島神宮のパワーによるものなのかなと思います。

 

鹿島神宮についてのコラムは以上となります。明後日は神社編第二弾と称して『伊勢神宮』にまつわるお話をします。

 

週末の練習予定

明日はオフ。明後日は85分ジョグ。そして明々後日は180分のロングジョグ。できて当たり前の練習をまずは100%ちゃんと消化し、今後のステップアップに向け着々と土台を形成していきたいです。

#31 いわて銀河100kmマラソン2023まであと71日!85分ジョグ&好きな神社『伊勢神宮』に関するコラム

2023-04-01

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA