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【週に1度は必ず行く】丸善&ジュンク堂札幌店を7項目から徹底評価します

私は活字中毒の理系北大生である。

前回の記事で、私の行きつけの書店、三省堂書店札幌店をご紹介した⇩

【2週間に1度は必ず行く】三省堂書店札幌店を7項目から徹底評価します

2021-02-11

そして今日は、私の別の行きつけの書店である丸善&ジュンク堂札幌店を皆さんにご紹介していく。

 

評価は前回の記事と同じく7項目&8段階で採点する。

項目は以下の通りだ⇩

  1. アクセス:札幌駅から本屋へ行くまでの時間を表す指標
  2. 静かさ:本選びのため立ち読みする際に重要となる指標
  3. 癒し度:書店で流れているBGMでどれだけ心が安らぐかを表す指標
  4. 品揃え:買いたい本と巡り合える確率を表す指標
  5. 本の見つけやすさ:目当ての本の探しやすさを表す指標
  6. 商品の購買意欲かきたて度:どれだけその本を欲しくなるかを表す指標
  7. レジの回転速度:待機時間を表す指標

以上の項目で丸善&ジュンク堂札幌店を評価する。

それでは早速始めよう。

私は書店員ではないため誰にも忖度をする必要のない立場にある。だから、どこの書店に対しても公平な視点から評価を下せると自負している。

丸善&ジュンク堂書店の徹底評価

アクセス:A⁻

まず、札幌駅からのアクセスはまあまあである。

丸善&ジュンク堂の最寄り駅は地下鉄大通駅であり、札幌駅から地下鉄で2分、地下歩道を使うと10~15分ぐらいで到着可能。

決して悪いとは言えないが、札幌駅のすぐ近くにある紀伊国屋や三省堂と比較するとアクセス面では劣っている。

札幌駅の近くに住んでいる私からすると、(ヒマだしちょっくら行ってくるか~)という軽いノリで行けないのが丸善ジュンク堂である。

 

ただ、上に書いたのはあくまでも徒歩で丸善へ行く場合であって、地下鉄を使って行くケースであれば話は話は違う。

丸善&ジュンク堂のB2Fは地下鉄の駅に直結しており、悪天候でも外に出ずに書店へ入れる。

書店へたどり着くまでにどれくらいの体力を残しているかが立ち読みの質を左右するのだが、丸善ジュンク堂は大通駅からのアクセスが抜群で体力ほぼMAXの状態で書店に入れるため立ち読みの質が非常に高い。

アクセスがそこそこ良い書店、それが丸善&ジュンク堂札幌店である。

 

静かさ:A

丸善ジュンク堂は本当に静かである。

お客さんの年齢層は高めであり、ギャーギャー泣きわめいている子供はおらずべちゃくちゃ喋るJKにも出くわしたことがない。

三省堂書店で気になっていたエスカレーターのアナウンス音は全く聞こえないし、おかげで本選びに集中してゆったりと過ごすことができるのだ。

書店が道路に面しているため1Fだけは少々うるさいが、他のフロアは札幌中心部とは思えないほど超静かである。

私は音に非常に敏感なためうるさい書店に行くとすごくげんなりしてしまうのだが、丸善ジュンク堂は非常に静かなためいつまでも滞在する事ができる。参考までに、私のこの書店の最長滞在時間はたしか5時間である。

 

癒し度:A⁺

書店の全エリアがとても静かなため、私は丸善ジュンク堂に行くとすこぶる元気になる。

絶妙な音量で流されるクラシックが私を快楽へといざなってくれるし、丸善の本棚間の狭さはまるで秘密基地感にいるかのような感覚を味わえてるからワクワクして仕方がないのだ。

普段の理不尽な出来事も、丸善に行けば忘れられる。

辛すぎてもうダメかも…と思った日には、カウンセリングに行くかのように丸善へ足を運んでストレス発散に努めている。

 

品揃え:A⁺

丸善&ジュンク堂は品揃えも最高である。

この書店はB2F~4Fの6階構造であり、一階ごとの売り場はコンパクトにまとまっているものの、その品揃えは他店に追随を許さぬほどの最高ランク。

この書店に行けばだいたいの書籍は見つかるし、自分が全く知らなかった分野の本の存在にも気が付くことができる。

この本屋だけは何度行っても全容を把握できない…それだけの本が活字中毒の私を心から出迎えてくれる。

 

品揃えが充実している事も癒しの原因の一つだ。

以前作ったこの記事にもサラっと書いたが、本というのは先人の英知の結晶であって、そのたくさんの結晶が本屋に陳列されているのだ。

【週に1度は必ず行く】丸善&ジュンク堂札幌店を7項目から徹底評価します

2021-02-12

それらの英知を目の当たりにすると(こんなにもすごい事を言葉で残しておいて下さってありがとうございます)という感謝の気持ちに包まれるし、感動のあまり自然と涙がこぼれる事だってある。

小さな書店もいいけれど、こうした感動は大きな書店でしか味わえないので、私が行きつけにしている書店は全部大きな書店なのである。

 

本の見つけやすさ:A⁻

品揃えが抜群に良いのはほんの見つけやすさの裏返しであることが多いのだが、丸善&ジュンク堂はこの点ですらも超克している。

フロアごとに分野が明確に分類されているため大まかな置き場所は見当がつくし、電子端末の数も非常に充実しているためすぐに目当ての本の場所を特定する事が可能である

本棚の高さも私の手が届く範囲にとどめられているし、とにかくめちゃくちゃ本を見つけやすい。

難点と言えばフロアが6階もあるためフロア間の移動が面倒なことぐらいだが、そうした手間をかけてまでもこの店に行く価値は十分あると言えるだろう。

 

商品を買いたくなる度:A

アクセスはそこそこ良いし、騒音は皆無。

本屋の中は全域癒し空間だし、本の品揃えも見つけやすさもパーフェクトに近い。

本屋マニアをあらゆる点で満足させてくれるから、自然とその書店の商品を買いたくなってしまうのだ。

買う予定だった本はもちろんの事、買う気がなかった本まで買い物かごに入れてしまうのが丸善&ジュンク堂札幌店である。

 

レジの回転速度:B

唯一の欠点は、レジの回転速度がやや遅い事である。

平日に行くとスムーズに会計できるものの、休日の昼間にレジへ行くといつも行列が作られている。

行列ができる理由としては、書店の規模に対してレジの数が少なすぎることが挙げられる。

私は通常1Fのレジを使っているが、混雑していて列に並びたくない時にはB2Fのレジを使う事にしている。(B2Fのレジはいつも空いているから)

 

最後に

以上が丸善&ジュンク堂札幌店の徹底評価である。

私はこの書店が大好きであり、もはやファンになってしまっているぐらいである。

私を本屋好きにしてくれたのもこのお店なので、これからも末永くお付き合いしていきたいと思っている。

ああ、丸善に行きたくなってきた…!!

 

次は紀伊国屋書店札幌本店をご紹介します。

【週に1度は必ず行く】紀伊国屋書店札幌本店を7項目から徹底評価します

2021-02-09

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