こんにちは!馬術競技からマラソンに転向した北大工学系大学院生ランナーのかめ (D1)です。2023年6月11日午前4時スタートのいわて銀河100kmマラソンでサブ9 (9時間切り)を狙っており、日々の練習内容を記事にまとめながら振り返ることにしています。
今週の練習計画
- 4/3 (月):オフ (体幹補強&成分献血)
- 4/4 (火):90分ジョグ
- 4/5 (水):75分ジョグ&懸垂
- 4/6 (木):135分セミロングジョグ
- 4/7 (金):オフ (体幹補強)
- 4/8 (土):90分ジョグ&懸垂
- 4/9 (日):200分ロングジョグ
今日の練習
200分ロングジョグ 4’50”/km
👟ウエーブライダー25雨&強風のダブルパンチで手先が凍り、少しかじかみながら3時間以上路上で耐え続けました。いやー、寒かった… 早く朝も暖かくなって欲しいです。
今週の走行距離は122.8kmでした。
明日はオフ。明後日からまた走ります。 pic.twitter.com/RRhOKtbvKW— かめ@6/11いわて銀河100km (@hokudaineguse) April 9, 2023
走行開始10分後から冷たい雨に身を打たれ始め、終盤は昨年12月の沖縄100Kを彷彿とさせる強烈な向かい風にめちゃくちゃ苦しめられました。200分以上走ったはずなのにランニング中の記憶がありません。ただ『辛い』という感情しかなかった。途中で100回ぐらい走るのを止めたくなったほど。「”やる”と決めたことはやり切れよ!」と言い聞かせてどうにか最後まで耐えました。今日のコンディションでは
- 200分走ったから辛かったのか
- 雨&強風のせいで辛かったのか
このどちらなのかを上手く識別できません。感覚的には何となく②な気がする一方、これまでのレギュラータイム・180分から20分延ばした影響かもしれない。どちらにせよ、今日の天候では走行時間を減らすべきでした。せめて180分程度にとどめておいたらこんなにダメージも残らなかっただろうに…
まぁ、完走できたから結果オーライ。本番までに自身の限界に挑む練習も一、二回はやっておかねばなりませんでしたし、それが今日の練習だったんだと楽観視すれば練習に意味を見出せます。次回以降は週末のロングランを上限180分にしておくつもり。週半ばのセミロングランを150分まで延ばして走行距離を稼ぐ作戦。
明日はオフ。明後日はダメージからの回復次第でオフにするか90分走るか決定します。
高校時代に好きだった科目『書道』に関するコラム
昨日は『日本史』についてコラムを記していきました。今日は好きだった科目シリーズ最終作として『書道』についての話を書きます。
書道を始めて習ったのは小学生の頃。当時は書道ではなく『習字』という授業名でした。小学生の時は鉛筆で文字を書くのがとんでもなくヘタクソだったんです。自分の書いた字を後で見返しても何が書いてあるか見当がつかず、授業の復習をしようにも文字が読みにくくてなかなかスムーズにいかなかった。そんな私が鉛筆から筆に持ち替えたって字が綺麗になるわけでもない。とめ・はね・はらいの全てが雑で、解読不能な象形文字を次々と産み出していったものです。あまりに字が汚すぎて先生からいつも叱られていたほど。授業のたびに「もうちょっと丁寧に書きなさいよ」とアドバイスを受けていましたね。コレは字が汚い人あるあるですが、「字を綺麗に書きなさい」と何度言われようとも書けないものは書けないんです。いくら頑張っても綺麗に書けない。どこかバランスがいびつだったり細部の詰めが甘かったりしてヘンテコリンな文字しか書けないのです。とはいえ字が汚かったらまた先生に叱られる。ガミガミ言われるのが億劫だったから、見本を半紙の下に敷き、上からソレをなぞるようにしてキレイ気な作品を書いていました。残念なことに、この手のズルってすぐ見破られてしまうんですよ。得意満面で先生に作品を提出した3秒後に「○○くん、ちょっと来なさい」と呼び出され再提出させられる羽目に陥ることに。
こんな感じで小学校生活が終わった私は書道が大嫌いになっていた。書道はおろか、鉛筆で字を書くのですらちょっと嫌になりかけていたほど。しかし中学に入学して以降は事情が大きく変わります。相変わらず汚い字を書いていたわけですけれども、書道の先生(Y先生)が「君の字は勢いがあっていいねっ!」と私を褒めてくれたのです。いままで字を褒められたことがなかったから驚天動地、青天の霹靂でした。”まさか、褒められるだなんて…”と驚愕しつつ、書道の授業に対して前向きな気持ちで臨めるようになりました。この出来事があってから、半紙の下に見本を敷くという小細工は完全に止めることに。ヘタクソでもいい。低い成績をつけられてもいい。(自分らしい字をデカデカと記して提出しよう)と心に決めた。私の通っていた中学では、書道で書いた字をクラスの後ろに全員分貼るシステムでした。もちろん授業参観時も貼り付けたまま。我が力作が自分や同級生の親に晒される仕組みとなっていた。私の家では授業参観に母親がいつも来てくれました。参観日のたび「アンタの字は汚いなぁ~笑」と我が親に嘲笑され、言い返したいのをグッとこらえてふて腐れるまでが恒例行事。私の隣に貼り出されたKくん(現・内閣総理大臣の次男)の作品が結構立派だったんですよ。Kくんと私の字を見比べては「アンタもKくんを見習いなさいよ」と母親に小突かれていました。
高校に入ると字を書く以外の面で書道が好きになりました。引き続きY先生に教えてもらうこととなったわけですが、Y先生が机間巡視する時、いつも私だけに話しかけてきたんです。私は中三の時に広島県代表として国体馬術競技で優勝し、高校に入っても乗馬の練習へ真剣に取り組んでいました。どうやらY先生も馬が非常に好きらしく、先生が我が机の近くにやってくるたび「きみのウマってどんな子なの?」「馬って障害物をどんなふうに飛び越えるの?」と矢継ぎ早に質問を繰り出してきたのです。最初は(Y先生もウマが好きなんだなぁ…)と筆を止め軽い気持ちで相手をしていた。ところが授業のたびに質問数が増大していき、やがて筆を止めている時間の方が長くなるほど先生と話し込むようになりました笑。コレでは授業時間内に作品を提出することが叶わなくなる。墨をすり、集中して文字を書き、筆や硯箱を洗うのにはかなり時間を要しますから、Y先生には程々に話を切り上げて頂かないとコチラとしても困るわけです。それでもY先生は話すのを止めない。どころか益々馬術の核心を突く質問をしてきました。私自身、馬術の奥深さに魅せられた者の一人です。だから、神髄に迫るような先生の質問にジュルジュル好奇心をそそられまくり。
そしてある日、とうとう授業時間内に作品を提出できなくなりました。先生に「ごめんなさい。今日、作品書けませんでした」と授業後謝りに行きました。すると先生、烈火のごとく怒りだします。「君は何をやっとるんだね!書道だからといってなめてもらっちゃ困るよ!」とキレ散らかしたのです。こちらとしては不本意です。”先生と話していたから”提出できなかったわけですし。めちゃくちゃ腹が立ったので先生の倍近い声量で「あなたが話しかけてくるから書けなかったんでしょうが!!!」と思いっきり怒鳴り返してやりました。(ヤバイ、言い過ぎたかな…)と思ったのもつかの間、「元気があってよろしい!次の授業で書いて出してね^ ^」と肩をポンと叩かれ何事もなく平和に解決。のちのち話を聞いてみると、Y先生にここまで言い返した生徒は私が初めてだったそう。久々にこんな剣幕で反抗され、逆に気持ち良くなったみたいです笑。コレ以降、先生が話しかけてくる時間は1/3程度に減りました。かといって先生と不仲になったわけでもなく、書道中はもちろん、廊下で偶然すれ違った際にはチョコチョコ話をする仲でした。
書道に関するエピソードはコレで以上となります。来週からは9月から留学へ行くオックスフォード大学の入試問題を使ってコラムをお送りする予定です。
来週の練習計画
来週は以下のメニューをこなします⇩
- 4/10 (月):オフ (体幹補強)
- 4/11 (火):オフ or 90分ジョグ
- 4/12 (水):90分ジョグ or 75分ジョグ&懸垂
- 4/13 (木):150分セミロングラン
- 4/14 (金):オフ (体幹補強)
- 4/15 (土):90分ジョグ&懸垂
- 4/16 (日):180分激坂走
火曜はオフが濃厚です。もし火曜がオフなら水曜は90分ジョグ、火曜に90分ジョグするなら水曜は75分ジョグを行います。週半ばと週末はウルトラ対策のロングラン。日曜はこれまでより少しきつめの急斜面で3時間走り込みます。