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【常識を疑え】私が朝食を食べず、一日二食生活を送っている5つの理由

現代の日本社会では一日三食が主流となっている。

私自身、大学生として札幌へ移住するまでは朝・昼・晩の計三回食事を摂っていたが、大学生になってからは人付き合いなどやむを得ない場合を除き、かれこれ4年半以上一日二食(昼・晩)で過ごしてきた。

この記事では、私が一日二食生活を送っている5つの理由について解説する。

  • お腹が空いていないのに何気なく食べ物を胃に詰め込んでいる人
  • 朝食を食べるのがしんどいと感じている人

こうした方にピッタリな記事だと思うので、是非最後までご覧頂きたいと思っている。

 

それでは早速始めよう。

一日二食生活を送っている5つの理由

朝食を摂るのが辛かったから

私が朝食を辞めた最初の理由は、朝食を食べるのが辛かったからである。

お腹が空いていないのに通学前に食物を胃に詰め込むのは苦痛でしかなかったし、大学に入って誰からも朝食摂取を強制されなくなったのだから食べる理由もないだろうと思ったのである。

食事とは本来、口を喜ばせる楽しいものであるべきである。

胃酸が逆流しそうになるのを堪えながら行う食事はただの作業でしかなく、私のために命を捧げてくれた魚や動物に失礼極まりない行為だと思った。

 

お腹が空いていないなら、食べる必要はないのである。

朝食摂取時に気持ち悪くなるのは、体が「今は食べんでもえぇんやで!」とストップサインを出している証である。

世の中には”三食食べないと病気になる”という根拠不明の言い伝えがあるが、そんなのは食品メーカーと医者が大喜びする迷信に過ぎないので無視してもらって構わない。

体が欲している時に食べ、欲していない時には食べない…これが万病を予防する何よりの健康法である。

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2021-06-02

 

飢餓状態でトレーニングした方がランニングの脂肪代謝能力が向上しやすいため

私は趣味でランニングをやっている。

運動部歴はゼロ、ランニング歴は4年半、マラソンの自己ベストは2時間47分である。

 

ランニングのトレーニングはに行うのが効果的らしい。

というのも、起きてすぐの体内には糖質のストックがあまりないため、飢餓状態で走れば脂肪を優先的に燃やす体質を作れるのである。

私は朝早くから大学へ行くため、朝にマラソン練習をするには朝食を摂っている時間がなかったのである。

マラソンのタイムアップを目指した結果、朝食を摂らなくなったのであった。

 

きれいなお姉さん
お腹が減っている時に走って大丈夫なの?フラフラになって倒れない?

こう疑問にお思いの方がいらっしゃるかもしれない。

結論を言えば、大丈夫である。

飢餓状態で走るのに1~2か月ほどの順応期間が必要だが、一度慣れてしまえば今までと同じスピードで走れる。

むしろ飢餓状態の方が力強く走れるようになってくるから、人間の体とは誠に不思議なものである。

私の場合、起伏走や3時間走といった実戦的な練習も飢餓状態で行っていた。終盤は体中のエネルギーが枯渇して力を振り絞るのもやっとの状態になり、そうした状況下でも踏ん張る事でみるみるうちに体内の燃料タンクが大きくなったのである。

 

空腹時の方が集中できるので、作業に集中できる時間を少しでも増やしたかったから

私はランナーであると同時に大学院生でもある。

大学院では日々実験を行い、成果を論文にまとめて世に貢献している。

ランニングだけではなく、こうしたデスクワークに関してもお腹が空いている方が集中できる。

というのも、朝食を摂ってしまえば午前中ずっと食べ物の消化にエネルギーを使う一方、夕食(18時ごろ)から次の昼食(11時ごろ)まで何も食べない場合、午前中は作業に100%のエネルギーを投下できるのである。

 

世の中では”朝飯前”という言葉が「(力の湧かない)朝飯前でもできる簡単な作業」と解釈されている。

しかし、私としては朝飯前だから”こそ”力が湧くので朝飯前の時間を出来るだけ長くとりたいと思っている。

体感的に、午前(朝飯前)の2時間と午後(朝飯後)の4時間は同じぐらいの値打ちがある。

自分にとって大切なイベントはなるべく朝に入れたいし、優先順位が低くて価値を感じられない事はなるべく午後に廻すよう心掛けている。

だから、研究室のゼミを午前にやられるのはかなり嫌なのである。私はゼミがなくても必要に応じて自主的に勉強するし、誰かに客観的な意見を貰いたかったらその都度先生の元へ行くので、ゼミが無ければ勉強しない人たちと一緒に行うゼミに対し、今の所さほど価値を感じられていない。

 

お財布の負担を減らしたかったから

現在、私は無利子奨学金と親からの奨学金で生計を立てている。

月の食費はおよそ2.5万円であり、日割り計算だと830円/日を食事に費やしている。

博士課程への進学も検討しているため、お金をなるべく貯金する必要がある。

三食から二食に減らすだけで(一食毎の費用は若干かさむが)食費を減らせるし、体にもお財布にも辛い思いをさせてまで朝食を摂るメリットが思いつかなかった

 

そもそも、私は食にこだわりのある性格ではない。

胃で消化されてしまえばだいたいの食べ物は一緒だと思ってしまうから、高級品やぜいたく品を目の前に置かれても気分があまり高ぶらないのである。

滋養のある食べ物をよく噛んで摂り、財布や体への負担をできるだけ抑える。

一人暮らしを始めてお金の貴重さを痛感したから、たとえ1円でも粗末にせず、なるべく有意義な体験・行動にお金を費やしたいなと考えている。

 

理系男子学生の私には三食もレシピを考えるなんて無理だったから笑

最後に、理系学生の私には、三食もレシピを考えるなど超人技のように思われた

私の持つレパートリーなど

  • 白米
  • 味噌のっけ豆腐
  • 焼き肉
  • 鯖缶
  • キャベツ
  • 茹で/生卵
  • 納豆

これぐらいしかなく、三食もコーディネートするなどMission Impossibeだと考えられた。

二食生活ですら上記食材のヘビーローテーションで飽き飽きしている状況なのに、それにプラス一食するなど全くもって不可能である。

レパートリーを拡充する努力を避けたい私には三食生活など夢のまた夢なのであった…

もし私に何かの間違いで超かわいい彼女ができ、その子が超おいしい朝食を作ってくれるとしたら、コロっと気が変わって朝食を食べ始める可能性がある。ただし、そんな可能性は万に一つもないので、今後も朝食抜き生活は継続していくであろう。

 

一日一食は無理だった

一日二食生活の上位互換、一日一食生活は私には合わなかった。

というのも、ランニングや論文執筆で消費したエネルギーを一食だけでは補いきれず、1週間ほどでランニングのパフォーマンスに悪影響が出始めたのである。

それに加え、日中も絶え間ない空腹感に悩まされて全然集中できなくなってしまい、研究活動の進捗にも遅れが見られるようになってきた。

もし私がランニングも研究もしない人間ならば一食でもやって行けるだろうが、当面の間は二食で暮らしていくのが良さそうである。

一日一食の最大のメリットは、食事がすごくおいしく感じられるようになる事である。お腹ペコペコ状態で食べるものは何でも絶品に感じられるので、空腹は食事の楽しさを思い出させてくれる魔法のスパイスだと思う。

 

最後に

私が一日二食生活を送っている理由は以上5つである。

まとめると、

  1. 体質的に朝食を摂るのが辛かったから
  2. 飢餓状態でランニングしたかったから
  3. 集中できる朝飯前の時間を少しでも増やしたかったから
  4. お財布の負担を減らしたかったから
  5. 三食まわせるレパートリーがなかったから

このような形になる。

年齢を重ねるにつれ基礎代謝(消費カロリー)が少しずつ落ちていくだろうし、現在朝食を摂る必要がないのだから今後も取る必要はないと考えられる。

今後も自分に合った健康法を見つけ出し、できるだけハイパフォーマンスを維持して長生きしたいと思っている。

 

以上です。

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