サブスリーを達成したシューズの使用法とシューズレビュー



私は2019年11月の富士山マラソンを2時間59分23秒で完走し、初サブスリーを達成した。

【サブスリー達成】富士山マラソン2019 体験記

2019-11-26

以下では、

サブスリーを達成したシューズ使用法

シューズを使った感想

について語っていく。

なお、この記事では主に使用していたGT-2000とアディゼロジャパンについてだけ書く。ズームペガサスを使用したのは数回で、あまり感覚が合わなかったのでそれ以降は普段履きとなっている。そのため、主に履いていた2足についてだけ書き記していくつもりである。

それでは、いこう。

 

GT-2000 7

GT-2000はレースペースよりゆっくり走る時に使用した。

具体的には、

・ジョグ(キロ5分)

・坂道練習(キロ4分半~キロ6分半)

・スローロング走(キロ5分半)

である。

練習の基礎となるキロ5分のジョグはもちろん、足への衝撃が大きくなる激坂練習やスピードを出さずに距離を踏むスローロング走(ウルトラ対策)にも使用した。また、35km走前のアップで用いたり、故障して走れない時期のウォーキングシューズとしてもかなり重宝した。

 

サブスリーを目指すともなると、ジョグでも軽量な薄底シューズを履く方がかなりいらっしゃると思われる。ジョグでもある程度のスピードを出すため、地面をしっかりとらえられる薄底の方が走りやすいからである。それは非常に理にかなっている。

だが、私はあえて厚底を選んだ。

それは足への負担を軽減させるためである。

できることなら薄底でジョグして足を鍛えたかった。その方が強い足になるし、より地面を的確にとらえられるフォームになるからだ。

しかし残念ながら私の足は薄底による負荷への耐久性を持っていなかった。薄底でジョグすればすぐにどこかしらに痛みが生じるゆえ、厚底シューズにてジョグするしかなかったのである。

そんな軟弱な脚でもあまりケガせず練習をこなせていけたのは、このGT-2000のおかげである。

GT-2000は母親のような抱擁感でもって私の足を包んでくれ、父親のような厳しさもって私の足を跳ね上げてくれた。兄弟のように仲良く日々の練習に付き合ってくれ、祖父母のように知的にマラソンの醍醐味を教えてくれた。GT-2000はものすごく人間味のあるシューズだと思う。

キロ5分でも全く問題ないし、キロ6分程度の疲労抜きジョグにももってこい。1000km走ってもヘタレない耐久性を誇り、日本人の足にピッタリ合うようなフィット感を持つ。

一足持っていて損はないと考える。

 

最近GT-2000の8も発売された。8は7よりもフィット感が向上しており、さらなるパフォーマンスアップが見込まれる。これも持っていて損はしないと思う。

 

Adizero Japan 4

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アディゼロジャパン4はレースペース,またはそれ以上のペースで走る時に使用した。

具体的には、

・1kmタイムトライアル(キロ3分半前後)

・LT走(キロ3分50秒~4分)

・400mインターバル走(キロ3分20秒~30秒)

・レースペース35km走(キロ4分15秒)

・レース本番(キロ4分15秒)

である。

サブスリーを目指すうえでは欠かせないスピード練習での使用はもちろんのこと、速いスピードを持続させる能力を養うLT走においても使用した。使用感の良さから、レース本番でも信頼して足元を任せることにした。

 

サブスリーするためのレーシングシューズに求められるのは

・軽量性

・反発性

・クッション性

この3つである。このうちのどれかひとつでも欠けてしまうとレースのパフォーマンスに大きな影響が出る。

いくら軽量で反発性があってもクッション性がなければレースの後半に足が痛くなるし、反発力とクッション性が飛びぬけていても軽量でなければ疲れてきたレース後半にシューズの重たさで振られることになるし、軽量でクッション性が突出していても反発力がなければスピードを出すのに無駄な力を使ってしまう。

ゆえにこの3つが揃ったシューズを履く必要があるのだが、この3つを高い次元で兼ね備えているのがアディゼロジャパン4なのである。

アディゼロジャパンは重量200g程度と非常に軽量であり、Boostフォームが反発性とクッション性を高水準にて提供してくれる。まさに、スーパーシューズである。前世界記録保持者が記録を出した時に履いていたのもこのシューズであるから問答無用でスーパーシューズだと言えよう。

スポーツショップではサブ4向けとして販売されているが、十分サブスリーを狙える性能を持つと私は考える。というより、このようなえげつない反発性を持つシューズを4時間切りを目標とするランナーさんが履いたら完走する前に足がやられてしまうのではないかと私は危惧する。サブ4ランナーの足を破壊するほどの反発性があるのである。

先ほどのGT2000の章で書いたように、私の足は軟弱である。スピードを出すために地面を蹴るとすぐにふくらはぎを痛めてしまうし、それが薄底シューズならばなおさらである。このシューズと出会うまではレーシングシューズとしてアシックスのターサージールTSを使用しており、かなりの頻度でケガを繰り返していた。

だが、このアディゼロジャパン4と出会って以来ケガが激減した。そのおかげでかなり多くのスピード練をこなす事ができるようになった。

Boostフォームのクッション性があるため他社の薄底シューズよりも練習中や練習後のダメージが明らかに少ないし、反発力があるためシューズに身を任すだけで足が前にグイグイ進んでいく。アディゼロジャパンとの運命的な出会い以来、ふくらはぎをケガすることはほぼなくなった。あまりにも推進力が強いため、今まで鍛錬不足であったお尻の筋肉が痛くなったほどである。

力士のような安定感で高速巡行を可能にし、Amazonの即日配送のような迅速さでレスポンスを返してくれる。生涯の伴侶のような一途さでいかなる練習にも付き合ってくれ、iPhoneのSiriのように真剣にマラソンのラスト1mまでランナーを支え続けてくれる。まさに、現代社会の権化と言えるだろう。

レーシングシューズゆえアウトソールの耐久性はさほど期待できないが、それは他社のレーシングシューズでも同じこと。レースシューズの宿命であるゆえご容赦願いたい。

このシューズも1足持っていて損はないと思われる。非常に優秀なシューズである。

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最後に

レース用とジョグ用2つの用途に合わせシューズを最低2足は用意すべきだということを明確に主張しておく。2足を履き分けた方がシューズの寿命が延びるし、用途に合った道具を使った方がよい練習をこなせるようになるからだ。

1足で全て済ませたい気持ちはよく分かる。だが、シューズのクッションは24時間経過しないと回復しないため、1足を1日おきに使用してしまうとすぐにシューズがヘタってしまうのである。それゆえ最低でも2足はシューズを用意しなければならないのである。

シューズを何回も買いなおすのは手間だと思う。最初からシューズを2足用意しておけば買い直す手間を省くことが可能である。

 

私のオススメは先ほど紹介した2足。GT-2000とAdizero Japan 4である。どちらも高性能だし耐久性がある。この2足を持っておけば半年はトレーニングできる、コストパフォーマンス最高のシューズたちなのである。

この際、これらのシューズを揃えてみてはいかがだろうか?非常にオススメである。

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かめ
最後までお読み頂きありがとうございました!上の2足は本当にオススメです!!



2 件のコメント

  • ブログ面白っ!
    はじめまして、かめさんの2倍くらい生きてるまつさんです。
    おっさんは無駄に金を使うのでいろいろ迷走していますが、今年2月にサブスリーしてみたい、と思い立ちトレーニング中です。
    もともと山ヤでしたが、ウルトラもトレイルも走ります。
    子供が小さく山ヤは休業中。
    歳は倍くらい違いますが、気持ちは少年な感じの行き当たりばったりな変なおっさんです。今後も楽しく読ませていただきます!

  • id:kazz-matsumura さん
    コメントありがとうございます!2倍も長く生きていらっしゃる方からブログを褒められ、ブログも大変喜んでおります。
    私は運動神経が極端に悪いですが、そんな私でもギリギリながらサブスリーを達成する事ができました。なので今度はサブスリーを目指す方の役に立つような情報を発信しようと思い、このような記事を書いております。自分自身もどんどん記録を伸ばしていくつもりですが、他の人の助けにもなりたいのです。
    今後ともよろしくお願い申し上げます( ◠‿◠ )
    まっさんのブログも閲覧させて頂きますね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    馬術競技からマラソンに転向した北大工学院のM1|国体馬術競技優勝&8回入賞|10000m36’33”|マラソン2°47’50”|100kmレース10°19’17”|英検準一級|TOEIC785点|ラン歴5年|乗馬歴10年|英語の学術論文2報(電気化学)|月間2万PVのブログ運営中|コメントやご相談はTwitterのDMまでお願いします。