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【ランニングウォッチ】軽い!長時間駆動!COROS PACE2のすごい所をウルトラランナーがレビューします

こんにちは!馬術競技からマラソンに転向した北大工学系大学院生ランナーのかめ (M2)です。

これまで5年間使用してきたGARMIN ForeAthlete 230 (以下、”GARMIN”と略します)の劣化に伴い、新しいランニングウォッチとしてCOROS PACE2 (以下、”COROS”と略します)を購入しました。

COROSを腕にはめて実際に走ってみた所、GARMINとは比にならないほど良い時計だなぁと感じました。

この記事では、COROSのすごい所を4つ解説していきます。

本記事は

  • 新しいランニングウォッチをお探しの方
  • COROSに何となく興味があり、使ってみた人の感想を知りたい方

こうした方々にピッタリな内容となっています。

リアルな感想を記していくのでぜひ最後までご覧いただければと思います。

かめ
それでは早速始めましょう!

 

すごい所その1:着けているのを忘れるぐらい全く重さを感じない

COROSの一つ目のすごい所は、重量がめちゃくちゃ軽い所です。

私の購入したシリコンバンドタイプのCOROSはなんと35gしかなく、ナイロンバンドタイプなら29gとさらに軽くなるそうです。

これまで使用していたGARMINは50~60g近くあり、COROSとGARMINを両手で持ち比べてみても重量の違いが分かるほど。

軽いおかげで手首が疲れずロングランも楽々クリアできます♪(COROSを着けていると思ったのに、着けずに練習へ出かけてしまった経験が一度あります笑)

COROSはただ軽いだけではなく、フィット感もGARMINを上回っています

シリコンバンドが非常に柔らかく、おかげで手首とバントの間に隙間を作らずピタッと密着してくれるのです。

このフィット感の良さがCOROSの軽さを一層際立たせてくれている感じがします

ランニングシューズでも動作の度にブレると重たく感じるじゃないですか?この理屈は時計にも適用され、ブレが少ないランニングウォッチほど軽く感じるというワケです。

私が過去に使っていたGARMINのナイロンバンドは少々ゴワゴワして硬さがあり、そのせいで手首へ完全には密着してくれず腕振りのたび若干ブレていました。

だから3時間程度のロングランでさえも手首がかなり疲れていたのに対し、COROSは吸い付くようにピタッと密着してくれるおかげで100km (9時間)のウルトラマラソンでも手首が疲れませんでした。

 

シリコンバンドタイプでさえ抜群のフィット感を誇るのだから、締め付けの微調整の自由度がさらに高いナイロンバンドタイプならもっとフィット感が高まるでしょう。

軽量かつフィット感抜群のランニングウォッチをお探しの方にCOROSは本当にオススメです!

 

すごい所その2:圧倒的大容量。ウルトラマラソンを走ってもバッテリーが30%しか減らない

COROSの2つ目のすごい所は、電池が圧倒的大容量だという点です。

2時間程度の満充電で最大30時間も練習に使え、心拍数を測りながらでも15時間程度なら余裕で持ちこたえてくれるのです。

私がCOROSを使って行った最初の練習は2時間程度のジョギングでした。

これまで使用していたGARMINなら20~30%近くバッテリーが消耗していた所ですが、なんとCOROSは5%しか容量が減らず、「マジで?なんじゃこりゃ笑!」とあまりの大容量に驚愕させられてしまいました。

極めつけは昨年12月に走った沖縄100Kウルトラマラソン

もともとGARMINからCOROSに買い替えたのは”容量が低下したGARMINではウルトラ完走までバッテリーが持たないから”というものだったのですが、使用開始してまだ1か月程度しか経っていないCOROSはココで真価を発揮してくれました。

なんと、ランニングで9時間使ったにもかかわらず、バッテリーが30%しか減らなかったのです!(註:心拍測定モードはオフにしていました)

ソーラー発電機能があるわけでもなし、電池の容量を稼ぐために本体の体積が大きいわけでもなし、純粋にCOROSのバッテリーが優れているからこれだけロングライフだということです。

 

私、大学で蓄電池材料の研究をやっているのでちょっと推定してみたのですが、COROSに搭載されている蓄電池はおそらく最新型のリチウムイオン電池(リチウムポリマー電池かも)だと考えられます。

体積の小ささと容量の大きさをここまで高水準で両立可能なのは現状でリチウムイオン電池しかなく、しかも電池材料を何度もアップデートした先進型リチウムイオン電池だと思います。

真偽のほどを確かめるため、一度本体を分解してみたいですね笑

いや、流石に勿体ないのでやりませんが、5年後、私のCOROSの容量が低下して使えなくなった時に試しに分解してみたいなと思います。

 

すごい所その3:ボタンが少なく操作がシンプル

COROSの3つ目のすごい所は、備え付けのボタンが2つしかなく、操作が大変シンプルな所です。

私のGARMINには5個もボタンがあって操作を覚えるのに手間取ったわけですけれども、COROSのように2つしかなければ簡単に動かし方を覚えられるしすぐ実戦投入することができます👍

ダイヤルとボタンの役割分担がしっかりとなされているのも好印象。

最初は慣れないダイヤル操作に少し戸惑うかもしれませんが、ひとたび慣れてしまえばむしろダイヤル式の方が取り扱いやすく感じられるはず。

なお、COROSの唯一といっても良い欠点は、取扱説明書がめちゃくちゃ簡素であまり頼りにならない所です。

さも「使って慣れろ」と言わんばかりに操作方法がほとんど記載されていません

機械の操作に疎い方だと最初はオペレーションに苦労する可能性があります。

まぁ、慣れてしまえば取説など見なくなるので私としては取説が簡素でも構わないのですが、もう少し詳しく使い方が書いてあれば助かる人も多いだろうから、今後COROS側が取説を充実させてくれることに期待したいと思います。

 

すごい所その4:これほどハイスペックなのに価格が3万円弱。GARMINや国産メーカーの半値以下!

COROSの4つ目のすごい所は、軽量かつ大容量、さらに豊富な機能を揃えているのにお値段3万円弱で購入できる所です。

COROSはランニングウォッチ市場の風雲児。これだけ大容量なバッテリーを持つ時計はGARMINなら6万円以上(ForeAthlete 935)もしてしまうのに、その半値以下で同等以上のスペックを誇るのだから”狂っている”としか言いようがありません。

EPSONを始めとする日本メーカーのウォッチは全く太刀打ちできていません。

性能でも価格面でも完全に引けを取っており、正直言って取説の親切さぐらいしか勝っている所がありません。

COROSはマラソンのキプチョゲ選手を始めとして、海外のトップエリートランナーへどんどん浸透していっています。

日本でもマラソン日本記録保持者の鈴木健吾選手を筆頭に数多くのユーザーがいらっしゃり、今後もCOROSがランナーへ選ばれる流れは加速する一方と考えられます。

 

まとめ

COROS PACE2を実際に使用した感想はコレで以上となります。

まとめると、

  1. 着けているのを忘れるぐらい圧倒的に軽い
  2. 電池が圧倒的大容量。9時間使っても30%しか減らない
  3. ボタン数が少なく操作がシンプル (取説もシンプルなので最初は使いにくいかも…)
  4. これだけ高スペックなのに3万円以下で購入可能

このような形になります。

COROSは本当に良いランニングウォッチ。ぜひ多くの方に使って頂きたいグッズです。

この記事がランニングウォッチ選びの参考になる事を祈って本記事を締めくくります。

かめ
最後までお読みいただきありがとうございました。ちなみに”COROS”は”カロス”と読むらしいです!

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