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【サブスリー達成】富士山マラソン2019 体験記

レース当日 スタートまで

4時に起床し、起きざまにすぐコップ一杯の水を飲みました。

スマホで電車のダイヤを調べ、5時ちょうどに横浜へ到着する京浜東北線に乗ることにしました。

そして、キプチョゲになるべく、おもむろにMaurtenを作り始めました。

しかし、あえなく失敗しました。

ペットボトルの飲み口にモルテンの袋を付けた瞬間、中身が勢いよくドバーっと飛び出し、そこら中に散乱してしまったのです。

袋に入っている粉は500mLちょうどの水に溶かさなくちゃハイドロゲル効果は発揮されません。

量を間違えたらただのエナジードリンク。むしろドロッとして超飲みにくいエネルギー源となりました。

困った事になりました。さて、どうしましょうか…

かめ
でもまぁ、お腹の中に入ったら全部一緒でしょ笑。ハイドロゲルだか何だか知らないけど、何とかなるっしょ。

そう思い、机一面に散らばったモルテンドリンクの粉をかき集めて全て口に入れました。

結果的に行きのバスの中でお腹がかなり張ってきたので、うまい事ハイドロゲル効果が発揮されたものとみております。

 

シャワーをささっと浴びて寝癖を直し、汚れた口元を拭いました。

汗腺を人工的に開かせて、しっかり汗をかけるようにしておきました。

ドタバタしているうちに出発時刻にがやってきました。

部屋に忘れ物がないか確認をし、ホテルをチェックアウトし急いで関内駅へと向かいました。

 

とりあえず1番線で待っておけば横浜に着くっしょと思い、1番線ホームへと向かいました。

 

しかし、ホームについた瞬間、何か違和感を感じました。

スマホで原因を調べてみると、どうやら私が逆のホームに居たことが明らかになりました。

横浜にへ行くには2番ホームに向かわねばならず、1番ホームでは逆向きに運ばれてしまいます。

そこで、私は何食わぬ顔で本来いるべきホームへと移動しました。

 

5時、無事横浜駅へ到着しました。

外は1時間に2㎜ほどの雨。風が強かったものの気温が高く、生ぬるくさえ感じられました。

待ち合わせ場所で待っていると、共にマラソンを闘うN師匠がお見えになりました。

N師匠は私にバス乗り場を教えて下さり、一緒に富士河口湖行きのバスへ乗り込みました。

バスの中で師匠はお眠りになりました。どうも、昨夜は5時間ほどしかお眠りにならなかったらしいのです。

お忙しい中、昨夜は中華街まで引っ張り出してしまったことを申し訳なく思いました。

 

師匠がお眠りになられている間、私はやるべきことことを済ませました。

まずはゼッケンの装着

故郷・広島のサッカーチーム、サンフレッチェ広島の昨シーズンのユニフォームです。

故郷の力を借り、サブスリーを達成しようと思いました。

 

次に天気の確認

曇りのち晴れ、気温はやや高め。湿度はあるけど風がない。

脱水症状に気を付けねばならないなと思いました。

 

そしてエネルギー補給

いつもは朝食を摂らずにトレーニングに励んでいますが、今日は42kmを全力で走るので、走る前にある程度のエネルギーを体に詰め込んでおく必要がありました。

そのため、今回はエネルギーゼリーでエネルギーを蓄える作戦を決行しました。

 

最後に今日の作戦公表

35kmまでは余裕を持って走り、35km過ぎの下り坂でギアチェンジしてサブスリーを決めに行く計画でした。

調子が良ければ54分台も狙えるし、どれだけうまくいかなくてもサブスリーだけは確実に達成する作戦でした。

事前に十分な練習が積めていたので、8割がたサブスリーはできるだろうと余裕をぶっこいておりました。

やることを全部済ました頃、師匠がお目覚めになりました。

そして、いいタイミングでバスが河口湖ICで高速を降り、それから10分ほどして駐車場に到着しました。

外は小雨がちらついており、快適とは言えないコンディションでした。

 

最寄りの小学校の体育館がレースの待機所となっていたので、師匠と共に体育館に入って着替えとトイレを済ませました。

トイレの順番待ちにかなり時間を取られ、用を足した頃にはスタート30分前となってしまっておりました。

エナジードリンクのモンスターを飲みカフェインを体内へ注入し、係りの人に荷物を預けて慌てて会場へと向かいました。

この時走ったのが良いウォーミングアップとなったため、改めて体を動かす必要がありませんでした。

 

スタート地点付近にはスタート25分前へ着きました。

まだスタートまで時間があったので、近くのお土産屋さんのトイレをお借りしてスッキリしておきました。

Aブロックに並んだのはスタート20分前のこと。割とギリギリだったが何とか間に合いました。

スタート15分前には開会式が行われ、瀬古さんがオリンピックのマラソンコースが札幌に変わったことを嘆いておられました。

スタート5分前、目の前で並んでいた外国人の男性と目が合い、お互い頑張ろうぜ的なことを言おうとしました。

しかし、あまり上手く英語で言えなかったので、無言でエール交換した。

 

そしてカウントダウンが始まりました。

5, 4, 3, 2, 1, スタート!!!!!

サブスリーを懸けた戦いが始まった。

かめ
さぁ、いくぞ!!!

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馬術競技からマラソンに転向した北大工学院のD1|国体馬術競技優勝&8回入賞|10000m36’33”|マラソン2°47’50”|100kmレース9°01’17”|FP3級/日商簿記2級|英検準一級|ラン歴7年|乗馬歴10年|学術論文5報(電気化学)|コメントやご相談、大歓迎です(*≧▽≦*)