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#5 いわて銀河100kmマラソン2023まであと136日!室内筋トレ第三クール&本を読む理由に関するコラム

#4 いわて銀河100kmマラソン2023まであと140日!室内筋トレ第二クール&鎌倉文学の音読中に顎が外れてしまった話

2023-01-22

こんにちは!馬術競技からマラソンに転向した北大工学系大学院生ランナーのかめ (M2)です。

2023年6月11日午前4時スタートのいわて銀河100kmマラソンでサブ9 (9時間切り)を狙っており、日々の練習内容を記事にまとめながら振り返ることにしています。

 

第三クールの練習内容

第三クールの4日間は以下のようなメニューをこなしました⇩

  • 1/23(月):下半身強化|片足スクワットとランジとカーフレイズ
  • 1/24(火):左右差と可動域の改善|ブリッジとストレッチ
  • 1/25(水):体幹トレーニング|腕立て伏せや腹筋ローラーなど
  • 1/26(木):瞬発力強化|階段ダッシュ

メニューや強度自体は第二クールと全く同じで、同じ練習を少しでも余裕度を持ってこなすことを目的としました。

かなりハードなメニューですが、第二クールよりかは楽にこなせたんじゃないかと思います。

筋トレ終了直後の息の上がり具合は僅かに落ち着いてきておりますから、同じメニューをあと2クールほど続けて次のステップへ進もうと考えています。

筋トレをやった成果としては、毎朝研究室へ赴く際の階段の昇り降りがものすごく楽になりました。

お尻やハムストリングスの筋肉を効果的に使え、おかげで息が上がらずクールダウン無しで研究室へ入れるようになりました。

ただ、階段昇降の際にまだ心拍数が爆上がりしてしまっているため”余裕♪”とまでは言い切れません。

冬の間に今の筋トレを継続することで階段昇降の余裕度が高まればと思います。

 

筋トレのおかげで筋肉の使い方が少し上手くなったような実感があります。

ウォーキングの際、走り込みだけをやっていた昨年よりも体の操縦力が向上し、末端まで自分の思った通りに動かせるようになってきました。

あとはこの良い感覚をランニング中に活かせるかどうかです。

100kmの余裕度を高めるにはランニング中に余計な動きを入れたくないし、無駄を減らせるよう体を操る感覚をさらに研ぎ澄ましてまいります。

 

コラム:私はどうして本を読むのか?

私、2021年に117冊の本を読み、2022年には129冊もの本を読みました。

月平均では約10冊ほど読んできていることになり、一日に1分も本を読まない大学生が過半数を占める参考文献中では割と読書家の方かなと思います。

”どうして本を読むのか”と考えてみると、読まずにはいられないからなんですよね。

  • 知的好奇心を満たすために人文科学/自然科学系の本を読みたくなるし
  • 自分の感情を言語化するヒントを得るために純文学を読んじゃうし
  • 全く新しい価値観に触れるべく海外文学へ自然と手が伸びるし
  • 知っておかなきゃ恥ずかしい知識を仕入れるべくHowTo本もたまに読むし

何か強迫観念に駆られて読むというより、(読みたい!読ませて!)と心が本を希求するから本を手に取って読んで”しまう”わけであります。

書籍には著者の魂が込められています。本を真剣に読むだけで、著者の価値観や考え方の軸を自分のモノにしてしまえます。

私の周りには”読書なんてコスパ悪いよ”と本を避ける方が一定数見られますが、読書ほど知識や感情の機微をコスパ良く取り入れられる媒体なんて他にないと思うんですよね。

もちろん動画の方が記憶に残るし、難しい思想のイントロとしてはむしろ映像の方が有用でしょう。

しかし、読書で触れた思想というのは【印象】に残るものなんです。たとえ脳には残らなくとも心には残り、その読書経験を糧に心は深層学習をしていきます。

私自身、大学3年生頃に読んだ『存在の耐えられない軽さ (ミラン=クンデラ)』という本の印象が強烈に心に残っています。

一度しか読んでいないので内容は全く記憶しておりませんが、読書中に味わった胸を締め付けられるような感触は心に深く刻まれています。

読書とは何かを覚えるためにやるのではなく、”言葉”という豊饒の海に思い切り飛び込み、己の内面を豊かにするためにやるもの・ついやってしまうものなのです。

こんな素晴らしいものをやらないなんてあまりに勿体ない話です。思い立ったが吉日、皆さんには今日からすぐに読書を始めていただきたいです。

 

今では活字中毒な私ですが、中学・高校生の間は年に5冊も読書してきませんでした。

書店へは自己啓発本や勉強法の本を立ち読みしに頻繁に通っていたものの、購入して一冊読み通した冊数は中高6年間で10冊行くか行かないかといったところです。

親から「コレおすすめ」と本を渡されるたび、反抗期だったこともあって (なんでこんなもの押し付けてくるんだよ…)とすごく嫌な気分になっていました。

別に本が嫌いだったわけではありません。押し付けられた対象が”本”だったから、たまたま本が嫌いになったのです。

おかげでセンター試験の国語問題は全くできず、高三次は200点中144点、イチロー時は114点と、総得点を押し下げる主犯格となっちゃいました。

3つ前の記事のコラムにも書いたように、大学入試に落っこちた原因は私の国語力不足によるものと考えています。

 

大学生になると、部活やサークルに入りそびれてしまった私は時間を持て余すようになりました。

クラスで何人か知り合いはできても、彼らは講義が終わった途端に別の仲間とサークルへ行ってしまうから一人ぼっちになったのです。

私の相手をしてくれるものといえば、もはやしかありませんでした。

大学生になり最初に買った本は『嫌われる勇気』という哲学本。当時流行っていたのと人生に迷っていたのとで購入の決断を下しました。

本を開いて読んでみると、自分の悩みを解決する術が全て言語化されていて鳥肌が立ってしまいました。

結局は内容をうまく咀嚼できず、のちに40回ほど読むことになるのですが、読み切った当時は

かめ
すごい…本を読めば新しいことをたくさん教えてもらえるんだ!!

と当たり前のことに心底感動させられておりました。

それ以来、私はヒマさえあれば常に本を読むようになりました。

基本的には北大図書館の本を借りて読み、(真剣に向き合うべきだ)と直感した本は身銭を切って購入しました。

最初は自分の抱える問題を解決するために読んでいた本も、いつの間にか”今後起こりうる問題の発生を未然に防ぐためにいま何ができるか?”という観点から本を探すようになりました。

自分の人生の持ち時間を意識し出したのも本を読み始めたおかげです。一生かけても読み切れない量の本を前に、(この中から自分は何を学び、どこへ進んでいくのか?)と真剣になって考える契機となりました……

 

ウダウダ書いてきましたが、私が本を読む理由は【読まずにはいられないから】です。

読書を勧めてもらったのに拒絶し続けた少年時代の贖罪の意識もあるでしょう。

これからどんな本との出会いがあるのか、ものすごく楽しみな毎日であります。

今後も本には私の伴侶として人生を並走してもらえればと思っています。

 

次のクールの練習予定

第四クールは以下のようなメニューを予定しています⇩

  • 1/27(金):下半身強化|片足スクワットとランジとカーフレイズ
  • 1/28(土):左右差と可動域の改善|ブリッジとストレッチ
  • 1/29(日):体幹トレーニング|腕立て伏せや腹筋ローラーなど
  • 1/30(月):瞬発力強化|階段ダッシュ

第三クールのメニューを繰り返し行い、余裕度を高めてから次のステップへと移ります。

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