こんにちは!馬術競技からマラソンに転向した北大工学系大学院生ランナーのかめ (M2)です。
2023年6月11日午前4時スタートのいわて銀河100kmマラソンでサブ9 (9時間切り)を狙っており、日々の練習内容を記事にまとめながら振り返ることにしています。
第七クールの練習内容
第七クールの4日間は以下のようなメニューをこなしました⇩
- 2/8(水):下半身強化|ジャンピングスクワット/ランジ
- 2/9(木):左右差と可動域の改善|動的ストレッチ
- 2/10(金):体幹トレーニング|腕立て伏せや腹筋ローラー
- 2/11(土祝):瞬発力強化|階段ダッシュ
前クールより階段ダッシュの量を大めにし、3/1から始まる走り込みに向けて少しずつ調子を上げていきます。
本屋へ行く時にやっていること
前の記事では鴨長明の『方丈記』について思う所を書いていきました。
この記事では、本屋へ行く時にやっていることについて少々書いてみたいと思います。
私、本屋が大好きです。この世の中で実家と鹿島神宮の次に本屋を愛してやみません。
下宿のある札幌にいる時はもちろん、実験のため筑波へ出張する時、実家の広島へ帰った時、そして旅先のターミナル駅で時間があった時は必ず本屋へ立ち寄る溺愛ぶり。
私が本屋を愛する理由は『行けば癒されるから』ですね。
騒々しい大都会のど真ん中に居を構える書店の敷地にひとたび入れば、静寂と本の豊饒の海が私を包んでじっくりと安らがせてくれます。
あまりに本屋が好きすぎて、足を踏み入れる直前、思わず笑みがこぼれます。
はたから見れば建物を見てニヤつく変質者でしかありませんが、そんなのお構いなしにスマイル全開で書店の扉を開けるのです。
本屋ではまず扉から一直線に歩いて突き当りまで進みます。
訪問した本屋さんの一番売りたい商品が当エリアに集中していますから、(どうしてこの本を並べたのかな??)とマーケティング戦略に思いをはせる時間です。
それと同時に、本屋の香りを目一杯吸い込みます。
本屋には本の良い香りが充満しており、吸えば吸うほど幸せな気分になれて心が愉快になるんです。
次に向かうのは文庫本コーナー。まずは岩波文庫の棚へと向かいます。
岩波さんは毎月良質な新作を発行するため、(今月はどんな本が出たのかな~)とウキウキしながら岩波さんの本棚をチラチラと物色。
その後の順番は不定なものの、新潮文庫(主に海外作品)→ちくま文庫→講談社学術文庫といった形で文庫本コーナーを徘徊します。
新書は講談社現代新書しか手に取りません。新書は読む際にあまり頭を使わず済んでしまうので、知的トレーニングの題材となりうる講談社の新書しか読まないようになりました。
文庫本コーナーを一通り見終えると、学術コーナーへと足を運びます。
大学で専門としている化学系の書籍をパラパラ見たり、宇宙系やまだ知らない学術分野の面白そうな本を手に取るのです。
自分の専門分野の知識を深めるのはもちろん大切な事であります。
しかし、今後は学問の垣根が取っ払われて益々交流が盛んになっていくので、(門外漢な分野をなるべく減らしておくのが今後に向けた保険になる)と思って読んでいるのです。
一か月に一度ほど、実用書(所謂ビジネス本)コーナーへ行くことがあります。
リスケ(re-schedule)とかアジェンダ(agenda)などの横文字が嫌いなので、”社会へ出る前に少しでも体を毒に慣らしておこう”と歯を食いしばりながらビジネス本に挑戦しています。
ビジネス書をあまり読まない理由も新書のものとほぼ同様。『知りたいことの答えがダイレクトに書いてあるのがちっとも面白くないから』です。
【人生】という大きな迷路で「ゴールはどこだ?」と探すのが楽しいのに、ビジネス書を読むと「こっちがゴールの近道だよ!」と答えをばらされて折角の楽しみを奪われてしまいます。
カーネギーや稲盛さんの著作など、生き方の芯を作ってくれる本はこれらの類ではありません。
最近始めたバイトの会社ではドラッカーをオススメされました。これまで読んだことがなかったので、これを機会に読もうと思いました。
本屋の滞在時間は約2時間。大きな本屋さんだと3時間ほど滞在する場合もあります。
終始立ちっぱなしなのですが、全然疲れないから不思議ですね。
書店でかかっているクラシックBGMが脳の回復を助けてくれます。
日頃脳内にたまりにたまったストレスがここぞとばかりに解毒されます。
週に一回以上も通っているのに本屋は全く飽きないんですよね。
きっと毎日行っても飽きないでしょう。行くたびに違う本と出会えて幸せな気分に浸れます。
現在、ネットショッピング(Amazonなど)やフリマアプリ(mercari)などの隆盛により、本屋さんがどんどん潰れていっているそうです。
大好きな本屋さんが消え去ってしまわぬよう、私も出来る範囲で本屋で買い物をして売り上げに貢献したいと思います。
私にとって本屋とは『光』。行く末を明るく照らし出し、かつ自身に足りないものを”影”として浮き彫りにしてくれます。
本屋には不思議な力が秘められています。今週末、また本屋へ行って、癒しと内省に浸ろうかなと思う次第です。
第八クールの練習予定
次の第八クールは以下の練習メニューをこなします。
- 2/12(日):下半身強化|ジャンピングスクワット/ランジ
- 2/13(月):左右差と可動域の改善|動的ストレッチ
- 2/14(火):体幹トレーニング|腕立て伏せや腹筋ローラー
- 2/15(水):瞬発力強化|階段ダッシュ
そろそろ屋外で運動したくなってきてしまったため、明日からは大学と下宿をランニングで行き帰りするつもりです。
次回記事のコラムは最近読んだ『夜と霧』について書くつもりです。
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