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ミズノのウエーブライダー25をウルトラサブ10(9時間1分)ランナー目線でレビューします

こんにちは。馬術競技からマラソンに転向した、マラソン自己ベスト2時間47分の現役北大理系大学院生のかめ (M2)です。

2022年12月18日に開催された沖縄100Kウルトラマラソンの100kmの部を9時間1分で完走し、自身初の10時間切り(サブ10)を達成しました。

この記事では、ウルトラでサブ10した時に履いたウエーブライダー25についてレビューを書いていきます。

ウルトラで使用するシューズをお探しの方にピッタリな内容なので、是非最後までご覧いただきたいと思っています。

かめ
それでは早速始めましょう!

クッション性:抜群。地面にフワッと着けるので着地衝撃がかなり小さい

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ウルトラで使用するシューズに最も必要なのはクッション性だと考えています。

フルマラソンならいざ知らず、100kmを薄底シューズで走り抜くのは足へかなりのダメージがかかるためです。

肝心のクッション性に関しては、ウエーブライダー25は最高です。

地面に着地した際に地面からの突き上げ感をあまり感じられませんから、何万回も着地するウルトラで使用すれば終盤まで脚力を維持することが可能となります。

ウエーブライダーのミッドソールは前から後ろまでフワフワです。

そのため、意外と見落とされがちな前足部のクッション性もしっかりと担保されており、長い距離を走ると疲れがちな母指球回りも最小限の疲労に抑えつつ巡航できます。

私の場合、ウルトラ本番にウエーブライダー25とペガサス39のどちらを履くかで超迷ったのですが、最後の決め手になったのが前足部の疲労感の抑制度合いでした。

ペガサス39はスイスイ走れてすごく好きなシューズなんですけれども、いかんせん走行時に足裏が疲れて攣りかけてしまいそうになったので、本番では足底へのダメージを鑑みて安全のためウエーブライダーで走ろうと決めたのです。

 

反発力:普通。キロ5ぐらいなら無理なく出せる

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ウルトラでサブ10やサブ9を目指すにあたり、シューズに反発力を求める必要性はさほど高くないと考えています。

サブ10ならキロ5分半、サブ9でもキロ5分程度の巡航ですし、マラソンペースとは程遠い速度を維持するために反発力が必要だとはどうしても思えなかったのです。

あまりに高反発なシューズを履いてしまうと、知らず知らずペースが上がり、余計に力を使ってしまい、後半の大失速を誘発します。

上手くペースを制御できる方なら高反発シューズを武器に力を温存できると思いますけれども、私みたいな不器用な人間は最初から”あまりスピードが出ないシューズ”を履いてゆっくり巡航せざるを得なくしておくべきです。

ウエーブライダーに関しては、反発力は可もなく不可もなくといった形になります。

ランナーを暴走させるような反発力は全く備えておりませんし、かといって巡航ペースを維持する際に余計に力を使わされるような感覚もほとんど味わうことがありません。

私がサブ9を目標として走った沖縄では、ターゲットペースだった5’10″/kmペースも難なく出力できました(結局77秒足らずサブ9できませんでしたが笑)。

普段の練習ではライダーで4’50″/kmにて80分なり100分なりのジョギングを行っておりますし、少なくともサブ9レベルまでならばウエーブライダーでも十分対応可能だと感じました。

もしサブ8.5やサブ8用シューズをお探しならば、(ライダーだと少々役不足かなぁ)という気がします。

Nikeならズームフライ、アシックスならノヴァブラストなど、もう少し反発力のある軽いシューズの方がターゲットペースを出しやすいかと存じます。

 

安定感:抜群。全くブレず、終始着地が安定する

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最近の高機能厚底シューズは着地時にわざと不安定な状態を作って前方への推進力を生み出す傾向があります。

アシックスのグライドライドはその典型例で、地面に足を着いたと思った瞬間、反りあがったソール前方めがけて重心移動ガイドが強烈に働きます。

中にはミッドソールがあまりにフワフワなため、左右に不安定なシューズまで存在します。

ヴェイパーフライNext%なんてグラッグラです。カーボンプレートで左右のブレが抑制されているとはいえ、あれだけフワフワだと否が応にも足元がぐらつき、それを支えるため内ももなど足の筋肉を余計に使ってしまうのです。

その点、ウエーブライダーは安定感が抜群です。着地時の横ブレを全く感じられません

かかと部分に装備されたウエーブプレートが着地時のブレを打ち消してくれています。

ドッシリすることゾウガメの如く、
動かざること
の如し。

一歩一歩の安定感はウルトラ本番でも大いに活きます。変な横ブレをしないおかげで足全体が満遍なく疲れていき、そのおかげで想像以上に足の痙攣し始めるポイントを先延ばしにすることができるのです。

 

フィット感:良し。かかとへほんの僅かに滑る感じがあるものの、慣れてしまえば気にならない

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フィット感に関しては個人差があるのでアレなのですが、私の足には良く合ってくれたので『良し』という評価といたしました。

甲回りやつま先に変に当たる感じはなく、私の足へは全体的にピチッとフィットしてくれております。

私的にはペガサス39やGT-2000 10と同じフィット感だと思いました。

両方とも26.5cmの2Eサイズで全く問題なく履けておりますし、Amazonや楽天などでお買い求めになる際にも同サイズのものを買えばOKです。

一点だけ気になったのは、私の足の踵が細いからか、足を蹴り上げる際に踵がほんの僅かに滑る感じがする点です。

まぁ、慣れてしまえばほぼ気になりませんし、3~4年前のNikeのシューズほどはズルズル滑りませんから、足元に神経質な方以外はお気になさらずとも良いのではないかと思います。

 

重量:やや重し。前半は気にならないが、後半は足を持ち上げる際に重く感じる

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ウエーブライダーの唯一といっても良い欠点は、シューズの重量がやや重い点です。

公式HPには27cmで片足275gとの記載があり、今風の片足200g未満の高機能厚底シューズと比較して30~40%近く重たいです。

元気なレース序盤ならばシューズが重たくても何ら問題ありませんが、疲れがたまる終盤にかけて足が持ち上がりにくくなっていきます。

実際、私がウエーブライダーでレースを走った際も、脚全体が疲れて動かなくなってライダーを持ち上げられずペースの維持に大いに苦慮させられました。

反発力が高いシューズなら重さは全然気になりません。

しかし、ライダーは可もなく不可もない反発力ですので、疲れが顕れるレース終盤に重さが如実に効いてきます。

シューズ選びをする際は、

  • ウエーブライダーのような重いシューズを履いてクッション性や安定性を確保し、その分軽快性を犠牲にするのか
  • ライトレーサーのような軽いシューズを履いて軽快性を重視し、その代償としてクッション性や安定感を捧げるのか

このどちらの選択肢を選ぶのかをしっかりと考えておく必要があります。

難しいのは”コレだ!”という明快な答えが存在しない点です。なので各々の好みや価値観と照らし合わせ、ウルトラのレースで使用するシューズを選んでいただきたいと思っています。

 

最後に

ウルトラ9時間1分ランナー目線のウエーブライダー25のシューズレビューに関してはコレで以上となります。

まとめると、

  • クッション性:抜群
  • 反発力:普通
  • 安定感:抜群
  • フィット感:良し
  • 重量:やや重し

このような形になります。

ウエーブライダーはサブ10やサブ9をお目指しになるランナーさんにピッタリなシューズだと思います。

重量とフィット感だけ注意してご購入いただきたいと思います。

 

以上です。

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