こんにちは、馬術競技からマラソンに転向したマラソン自己ベスト2時間47分の現役理系大学院生かめ (M2)です。
2022年12月18日スタートの沖縄100Kウルトラマラソンへ向けて練習しており、記事を書きながら日々の練習内容を振り返ることにしています。
今週の予定
- 9/5 (月):オフ
- 9/6 (火):オフ or 90分ジョグ
- 9/7 (水):70分不整地ジョグ
- 9/8 (木):激坂走*準ポイント練
- 9/9 (金):オフ
- 9/10 (土):90分ジョグ
- 9/11 (日):3時間~4時間走*ポイント練
今日の練習
90分ジョグ 4’47”/km
👞ライトレーサー3先週日曜のロング走で足底筋膜炎になって撃沈し、1日休んで足裏を完璧に治してから90分走ってきました。強風や湿気でかなり走りにくかったものの、それはそれで良いトレーニングになったと思います。
明日は70分の不整地ジョグです。 pic.twitter.com/NLKfI9orzR
— かめ (@hokudaineguse) September 5, 2022
日曜痛めた足裏は完全に回復し、今日はどこにも異常がない状態で走り始めることができました。
とはいえ、いつ痛みがぶり返してくるか分かりませんから、(頼むから痛くならないでくれよ…)とおっかなびっくり走っていました。
幸いなことに、今日は怪我せずに終えられました。
台風接近のため超強烈な風の中で走ったものの、終わってみれば普段より若干速い4’47″/kmペースでのジョギングでした。
私は大学の研究室へ文字通り毎日通っており、エレベーターではなく階段を使ってゼーハーしながら部屋に着きます。
研究室配属以来、この階段トレーニングを始めてもう3年経ちますけれども、配属以前と比較して足やお尻の筋力が桁違いに強くなった結果、ジョギングの平均巡行ペースが3年前よりキロ20秒近く速くなる大成長を遂げているわけです(*≧∀≦*)
今日はEV普及推進についてぼやきます
今日は研究室家で以下の動画を見ていました⇓
コレは『トヨタの最新電気自動車 (EV)で高速道路をドライブしてみた!』という動画なのですが、視聴してみて (EVってホントに普及するのかなぁ…?)と大いに疑問を感じました。
というのも、最新型EVですらガソリン車より航続距離が大幅に短いんです。
このbZ4X (註:記事執筆2022年9月6日現在リコール中)という車は航続可能距離が400~500km程度みたいで、起伏のある道だったり長時間バッテリーが動きっぱなしな高速道路だったりすると走れる距離が更に短くなるそうです。
同じくトヨタが販売しているプリウスやアクアといったハイブリッド車は一回の給油でその倍ぐらい走りますから、長距離走行を前提とした車をEV化するのはかなり難しいのではないかな?と感じちゃいました。
加えて、ガソリン車の給油は2~3分で終わる一方、EVの充電は急速充電でも30分 (それでも電池容量の3割程度しか充電できない)、通常充電で満タンにしようと思ったら一晩中プラグを挿しておく必要があるそうです。
しかも、2022年9月現在、給電ステーションはパーキングエリアに各1台程度しか設けられていませんから、もし電池残量が残りわずかになってすぐ充電したくても、他のEVが充電していたら30分以上待たなくてはならないのです…
私は大学で次世代電池材料の研究をやっているから事情が多少分かるのですが、今のリチウムイオン電池の後継である全固体電池やリチウム硫黄電池、リチウム空気電池が実現するのはまだ遠い先の話なんですよ。
テスラやトヨタが「来年にも全固体電池を車に搭載します!」と言っているのはあくまで株価を上げるためのパフォーマンスであり、株主たちに期待を持たせて自社にガンガン投資して貰いたいから誇大宣伝しちゃうんです。
学術論文を読んでいても、上に3つ挙げた次世代電池はまだ実用化への課題をほとんど解決できていない状況なのです。
「それを何とかするのがお前ら研究者の仕事だろ?」と突っ込まれそうで怖いのですが、リチウムイオン電池が実現した時でも基礎研究から実用化まで数十年かかりましたし、研究者の下っ端たる私には「もう少し待ってくださいよ~^^」とヘコヘコするぐらいしかできないのでどうか許して頂きたいです笑。
二次電池の容量が飛躍的に拡張されるのは2030年代の話であり、それまでは一台に何十個・何百個もの電池を直列接続して実用に対応するしかないんです。
そうすると一台のEVに膨大な量のレアメタルを使う事になりますし、車の価格面でもガソリン車に後塵を拝すことになるでしょう。
また、TVでタレントやコメンテーターが「EVはエコです」とドヤ顔で言うけど、アレはエコでも何でもないんです。
EVは走行時にガスを排出しないからエコに見えているだけであって、
- 日本ではEVに給電するための電気を火力発電で賄っているから結局CO₂は出ているし、
- 肝心かなめの電池を作る過程でも大量にCO₂が放出されているし、
- レアメタル採掘により鉱山を取り巻く環境は急速に悪化してしまっているし、
そう考えるとガソリン車の方がエコなのかもしれませんね。
だいたいEVEVって喧伝し出したのは、欧米諸国が日本の自動車技術にどーしても勝てなくて地団太を踏んでいたからなんです。
日本はそうしたゴールポストの移動に無理して付き合わず、どこ吹く風で欧米諸国が自滅していくのを傍観しておけば良かった気がするのですが、もうEVを作ることに決めちゃった以上は仕方がないですから、持ち前の技術力を活かしてEV市場でも欧米をねじ伏せてもらいたいですね♪
明日の予定
明日は70分間の不整地ジョグの予定です。
ただ、明日も強風の悪コンディションが予想されるため、木の枝がたびたび降ってくる不整地コースの使用は状況を見てから判断したいと思っています。
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