令和最初の夏、私は北陸を舞台に100kmの壮大な冒険へと旅立った。
この記事では、白山白川郷ウルトラマラソン2019の体験記を記していく。
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ウルトラマラソン前日
13時からの選手説明会に参加するために11時ごろ松任駅に到着。
ところが着くのがあまりにも早かったということにそこで気が付き、仕方なく駅周辺をぶらぶら。
お腹が空いてきたので近くのセブンイレブンで昼食を購入。



セブンの壁にウルトラのポスターが貼ってあることに気が付き、少しうれしくなった。
昨年12月に参加した沖縄100Kの会場付近のコンビニにはこんなポスター貼っていなかったので、白山白川郷ウルトラマラソンの地元への浸透ぶりに感嘆した。
第8回ともなると地元の理解も進んでいるのね。
そろそろ選手説明会会場へ行こうかなと思い、11時半ごろ松任駅発会場行のバスに乗り込んだ。
バスに乗り込み、説明会会場兼白山白川郷ウルトラマラソンフィニッシュ地点の松任総合運動公園へ。



会場で受付を済ませ、ゼッケンやら参加賞をもらった。
ジェルやコース攻略mapを用意してくれたのはすごくうれしい。
うれしいんだけど、レース前日に日本酒を渡してくるのはどうかと思うよ笑?



べろんべろんになって走って下さいってことかな?
12時頃購入した昼食を食べ、それから体育館内に入って説明会スタートを待つ。






すると壁に以下のような張り紙が…



壁紙発見とほぼ同じタイミングでウルトラ運営者からメールが届いた。






まぁつまり、暑すぎるので無理すんなよ?ってこと。
暑い中無理したら選手も危ないし、運営側にとっても救護の手間がかかり迷惑でしかないもんね。
双方にメリットがあり、すごくいいルールだと思った。
最高気温35℃の予報なので走るのも危険なはず。
ランナーだけじゃなく、エイドの方も大変なはず。それなのに大会開催に踏み切ってくれて感謝しかない。
あざっす!!
体育館に明かりがともり、説明会開始!!



24時間テレビサポーターの坂本雄次さんや白山市長などによる挨拶の後、コース攻略法のコーナーにがあった。
説明会終了後はバスで白山市内のホテルへ。
私は前回の沖縄100Kで安いホテルに滞在したのだが、部屋を仕切る壁が薄すぎて隣の部屋の人の騒ぎ声がもろに聞こえ全く眠ることができなかった。
なので、今回のウルトラでは反省を生かして少し高めのホテルに泊まることにし、グランドホテル白山に宿泊した。
窓からはいい風景を眺めることができた。



部屋の中もすごくいい!!(分かりにくいかな…?)



とりあえずめちゃくちゃリラックスすることができた。
やっぱ高いホテルは違うなぁ…と感じた。
18時頃に夕食タイム。
夕食はブッフェ形式だった。
便秘を避けるべく食物繊維を多めに、あとは糖質をたくさん蓄えるために白米をめちゃくちゃ食べておいた。
部屋に帰り、レースの用意を迅速に行った。
ゼッケンをウェアに付けたり、ドロップバッグに預けたいものを詰め込んだり…ちょっと慌ただしかった。



よし、準備はばっちりだ!と思ってカバンの中をごそごそしていたら、参加賞のコースターが出てきた。



地元の小学生(幼稚園生かな?)による手書き応援メッセージ。
こんな素敵なプレゼントもらったら頑張るしかないじゃろ~!!心に火がついた。
とはいえもう寝なくてはならない時間なので睡眠した。
ウルトラマラソン当日
レース前
テンションが上がっていたせいか、12時半ぐらいに起きるつもりだったのにその30分前に目が覚めた。



睡眠時間は4時間半ほど。
めっちゃ眠いという程ではないが、若干眠気を感じた。
体を目覚めさせるため少し体操をし、荷物の確認を行った。
1時になったので朝食会場へ。



こんな早い時間から朝食を用意して下さり感謝感謝ですわ。
選手たちは眠そうな顔しているのに、スタッフさんたちは一切そんな素振りを見せず笑顔で接してくれた。
スタッフさんたちを見て(働くってこういう事なんだ)と感じた。
人を笑顔にするためにはここまでせねばならないのか…
私が社会人になった時の教訓とさせてもらおうと思った。
2時頃チェックアウトし、ホテル前に停まっていたバスに乗り込む。
1時間20分ぐらいでスタート地点の寺尾防災グラウンドに到着し、バスを降りる。
スタートにはこんなバルーンが⇓



赤のバルーンに白の文字、超カッコイイ。めっちゃテンション上がるやん!!
グラウンドにはたくさんの屈強なウルトラランナー



大会参加者は1100人ほどらしいが、1000人以上が一斉に100km先のゴール目指して走るってよく考えたらすごいことだなぁと思った。
4時にエナジードリンクのモンスターを飲んで血流促進。
4時半に整列し、スタート直前に完走祈願と「完走するぞー!(おー!!)」の大合唱を行った。
これで一気に気合いが入り、集中モードになった。
そして、10秒前からのカウントダウンののち、レースが始まった。
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