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【adidas】アディゼロジャパン5 シューズレビュー|スペックと走行感

先日、特別給付金の10万円を使用して、adidasのアディゼロジャパン5を購入した。

この記事では、アディゼロジャパン5のスペックと走行感を皆様にご紹介する。

なお、私はジャパン5と出会う前にジャパン4を1年半ほど愛用していた。

そこで、以下ではジャパン4との比較も交えてジャパン5の魅力に迫っていきたいと思う。

ジャパン5のスペック紹介

重量:224g(27㎝)

前作(ジャパン4)は27㎝で226gなので、重さはほとんど一緒である。

 

厚さ:踵21.5㎜-つま先12㎜

前作は踵27㎜-つま先17㎜との事で、公式サイトの情報からは薄くなったと言える。

だが、私が両者を比較したところではジャパン5の方が分厚いように思える。

 

ミッドソール:反発力のあるブーストフォーム&安定性の高いライトストライク

これは前作と大きく異なっている。

前作ジャパン4はミッドソールのほぼ全部がブーストフォームで占められており、反発性の高いシューズであったが、着地した時の横ブレが気になる方が多く、好き嫌いの分かれる癖の強いシューズとなっていた。

そこで今作ジャパン5では、前足部のブーストフォームをライトストライクという新素材で囲う事によって安定性が向上した。

前作が好きだった人は今作も気に入るだろうし、初めてアディゼロジャパンに手を出す方でも苦労なく履きこなせるだろう。

 

アウトソール:前足部はグリップ力抜群のコンチネンタルラバー、踵部分は摩耗に強いアディウェア

ソール部分の素材自体は一緒なのだが、シューズの底面中央に付いている補強材(トルションシステム)が前作と異なっている。

*ジャパン4が右、ジャパン5が左

 

ジャパン4では補強材が蝶ネクタイのようになっているが、ジャパン5では太いY字になっている。

ジャパン4ではブーストフォームのブレを抑えるためにこのような形のシャンクが付けられているが、ジャパン5ではミッドソールの改良によってブレが抑えられたため、ブレ抑止よりも反発力強化に重点が置かれていると思われる。

 

更に、補強材から前足部へ伸びているプレートのパターンも異なる。

ジャパン4よりジャパン5の方がより長くなっているのである。

このプレートがシューズのブレを抑えて安定性を向上させ、しかも反発力まで上げてくれる。

なので、前へポンポン飛ぶようにして走る事が可能になるのだ。

 

アッパー:通気性の高いセラーメッシュ

前作より通気性が向上した。

アッパー素材がジャパン4より薄くなり、通気性が非常に良くなった。

前作も快適な通気性を持っていたが、今作は前作より更にスース―する。

 

価格:15,400円(公式サイトのセールでは半額の7,700円)

価格は前作と一緒である。

よく半額で売られている点も同じだ。

adidasの公式サイトやAmazon、楽天では年中定価の半額で売られている。

シューズがどんどん高額になっていく中、こうして安く手に入れられるのは非常に嬉しい事である。

 

走行感

先日、アディゼロジャパン5を履いて1,600m×4の閾値走(3’45″/km)を行ってきた。

以下ではその時の走行感をジャパン5と会話しながらお伝えしていく。

私のマラソンの自己ベストは2時間59分である。今はサブエガ達成に向けて絶賛トレーニング中であるが、キロ3分がレースペースだというようなエリートランナーの感覚は残念ながら持ち合わせていない。なので、以下の文章は”そこそこ走れる市民ランナーが感じたことだ”と思って読んで頂きたい。お願い申し上げます。

 

キロ5分(ウォーミングアップ)

かめ
特に頑張らんでも足が勝手にポンポン出るなぁ。柔らかすぎず、硬すぎず、このシューズ、めっちゃ好きやなぁ。沈み込む感じが全くないし、これならスピード上げてもブレなさそう。
ジャパン5
ありがとうな。前作から進化するために、オレ、めっちゃ大森さんにシゴかれたねん。
かめ
大森さんって、アディダスの偉い人か?
ジャパン5
そうや。大森さんはアディゼロシリーズの生みの親やで。無駄な所を削り取って、キレッキレの状態に仕上がったんがこのジャパン5や。レースもトレーニングも何でもござれやで!
かめ
それは楽しみやなぁ。そしたら、もうちょいペース上げて気合い入れようか。
ジャパン5
よっしゃ!オレもこっから本気出すでっ!

 

キロ4分(ウォーミングアップの仕上げ)

かめ
おっ、すっげぇいい感じ。ふくらはぎやハムを疲れさせない程度の反発で、しかもブーストフォーム特有の沈み込む感じがほとんどない。着地がすごく安定するし、地面からの突き上げも非常にマイルド。走りやすすぎて惚れてまうわ…
ジャパン5
そこまで褒められたら照れてまうやん…まぁ、それは置いといて、ライトストライクとブーストのハーモニーが凄まじいやろ?
かめ
そうやな。ホンマにすごいわ。
ジャパン5
この2つの素材はすんごい相性ええねん。フワフワのブーストを安定させられたらアディゼロジャパンは最強なんやけど、今までどーしてもそれができひんかったんや。
かめ
そうか?adidasにはバウンスフォームっていう頑丈な素材があるんじゃないの?アレ使っとけばジャパンシリーズも安定させられたんじゃない?
ジャパン5
それもそうなんやけどな、バウンスフォームは若干重たい素材やねん。せやから、軽量性を売りにしとるアディゼロジャパンに使う事はできんかった。
かめ
ほう。
ジャパン5
そこで、アディダスの研究チームが頑張ってライトストライクっちゅう素材を開発して、バウンスより40%も軽い素材を作ったってわけよ。この素材ならアディゼロジャパンに使ってもそんなに重くならんから、ようやくジャパンシリーズの安定化が始まったってわけよ。
かめ
すげぇ開発秘話じゃん。お前、何でも知ってるんやな。聞かせてくれてありがとう。そしたら、いよいよ閾値走やろうか。1,600mを4本、足元の守りはよろしく頼むぜ。
ジャパン5
任せとけ!一緒に頑張ろうな!

 

キロ3分45秒(閾値走)

かめ
ジャパン5、お前、Gooooodやで!!
ジャパン5
気に入ってくれて嬉しいわ^^。何がGooooodなんか教えてくれへん?
かめ
おう。ジャパン4だと一歩一歩地面を蹴らないと進まない感覚があった。それが、ジャパン5では地面に足を置くようにして走る事ができるんや。
ジャパン5
それだと何がエエんや?
かめ
これならふくらはぎが疲れないし、楽に長い距離を走ることができるんや。ジャパン4より着地衝撃は若干大きいけど、接地している感覚がないとオレは気持ち悪いから個人的には最高の走行感なんや。
ジャパン5
安定性と反発力はどうや?前作より良くなっとるか?
かめ
安定性は明らかに上がっとる。Goodや!まるで薄底シューズの匠戦履いとるみたいに安定するし、ブレないおかげで内転筋を節約できる。変にねじれないから膝にも優しいな^^
ジャパン5
反発性はどうや?
かめ
反発性も前より良くなっとるんじゃないか?ジャパン4よりめちゃめちゃ反発するっちゅうわけじゃないけど、前作よりスピードの維持しやすさは上がっとるから一層自分好みのシューズになってくれたわ。ジャパン5、お前、Goodやで!
ジャパン5
さっきからGoodしか言わへんやん。最近英語の勉強一生懸命やってるからって嬉しげに英語使うなや笑
かめ
おう、すまんすまん。I’m sorryやで。そしたら、閾値走の最後にちょっとspeed upしてみようか。ペース上げてgood なイメージで work out を finish したいねん。
ジャパン5
お前、ルー大柴か笑。しゃべっとらんと、はよ走れや笑。

キロ3分半(閾値走ラスト)

かめ
このペースで走っても全く問題ないな。反発力、フィット感共に素晴らしいし、まだまだスピードを上げていけそうな感覚がある。耐久性もあってこの性能…お前はホンマええシューズやなぁ!!
ジャパン5
Really? Thank you so much!!
かめ
おい!マネして英語使うなや笑
ジャパン5
からかってみただけや。
かめ
そうか。生意気な所は気に食わんけど、それ以外は何も言う事なし。キロ3分半で安定するならほとんどのランナーがスピード練習で使えるし、デザイン性も抜群だから履くだけでテンション上がるわ。これからも使い続けていきたいシューズやわ~!
ジャパン5
ありがとうな。そしたら、今話した内容をブログに書いて読者さんにお伝えしてくれや。シューズの情報をお前に伝えるのはオレの役目、その情報を文字に起こして読者さんへ伝えるのはお前の仕事やで。
かめ
オッケー!任せとけ。

 

次回予告

以上がアディゼロジャパン5のスペックと走行感である。

次の記事ではジャパン4とジャパン5を8項目において比較していく。

比較する項目は

  1. シューズの履きやすさ
  2. 走っている時の重量感
  3. 反発性
  4. クッション性
  5. 安定性
  6. スピードの出しやすさ
  7. スピードの維持しやすさ
  8. 疲れやすさ

である。

 

それではまた!

お楽しみに。

【adidas】アディゼロジャパン5 シューズレビュー|ジャパン4との比較

2020-08-23

 

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