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#36 今年の夏の練習をどう組み立てるか|えちご・くびき野100kmマラソンまであと91日

#35 七夕の夕べに『星空』と『宇宙』について記す|えちご・くびき野100kmマラソンまであと98日

2024-07-07

10月に100km、11月にフルマラソンへ出場予定

前々からの宣言通り、10/13にえちご・くびきの100kmマラソンへ出場予定。当初の目標は500分カット。100kmを平均キロ5分で走り続けて達成できるペース。このまま練習を継続できれば射程圏内な目標だと考えています。キロ5分に速いイメージはありません。普段のジョグを4’40″/km前後で口を閉じて走れているからキロ5なら余裕ではないかなぁ、と。コース上にある3つの激坂の走破が懸案。高低差200~300m近い急坂を3つ乗り越えられる力を付けなければなりません。『えちご・くびきの』の難しい点は、激坂区間が前半に集中している所。激坂で消耗しきった足でもって残り50kmの平坦な道を走り通す必要があるのです。坂道練習だけでは済まされない。坂道を走った後に平地を走る練習も不可欠。

 

今年度は学生生活の最終学年。ウルトラだけではなくフルマラソンにも出たくなりました。ウルトラを終えてから北海道に雪が積もる12月初旬までにひとレース出場したい。どうせなら自分に縁がある所で。いま住んでいる札幌か、研究でお世話になった筑波か、それとも大学受験で苦汁を飲んだ京都か…

札幌・真駒内では例年、11/3に公園内を走るフルマラソンが行われます。真駒内マラソンは私が初マラソンを走った大会。学生生活のフィナーレを飾るのに相応しい大会。しかし、ウルトラを終えてから3週間でフルを走るのはあまり現実的ではありません。
筑波では11/24につくばマラソンが行われます。スタート地点は筑波大学。筑波滞在中によく構内でランニングさせてもらっていました。平坦なコース。ウエーブスタート。参加者はハイレベル。ウルトラからの期間も申し分ない。しかし、既に満員。エントリーを終えていたので断念。つくばマラソンは人気大会。エントリーがクリック合戦になるレベルのレースへ思い付きで出られるほど世の中は甘くないようです。
京都では2月に京都マラソンが行われます。私を落として受験浪人生活に陥れた京都大学の目の前をも通るコース設計。自己ベストを出せれば最高の気持ちを味わえるでしょう。京大にあっかんべーをしてやろう。でもなぁ、2月には大会へ出られません。札幌では外は銀世界。雪で練習できないままレースへ出たって仕方がないでしょう。

一時はフルマラソン出場を諦めかけていました。ランネットで色々条件を変えながら調べていると… 見つけちゃったんだなぁ、コレが^ ^。11/23 (土・祝) 開催の福知山マラソン。京都開催。時期もバッチリ。エントリーはまだ受付中。コースはフラット (最後の激坂に目を瞑れば…)。スケジュール帳をめくってみた所、ちょうど11/20~11/22に学会で京都市内に滞在している予定でした。11/23夜の飛行機で札幌へ帰ることにすれば、学会とフルマラソンを両方出られるんじゃないかな?コレ、”福知山マラソンに出ろ”ってお告げなんじゃないの?出るしかないでしょ、こんなもん。出走を決意。ポチッとエントリー。

福知山マラソンの目標は2時間45分 (3’55″/km) 切り。願わくば2時間40分 (3’47″/km)を切ってフィニッシュしたい。サブ40を目指して練習していき、どうしてもサブ40に手が届きそうになければ次善策としてターゲットをサブ45に切り替えるつもり。

 

フルとウルトラの両方に対応できる練習が必要。この夏の練習をどう組み立てるか?

難しいことになりました。今年はフルとウルトラの両方に対応できる練習が必要になったのです。ウルトラを終えてからフルに出るまでは6週間。ウルトラのリカバリーに1週間使うとすれば、フルのための練習期間は5週間しか残されていません。ゼロから5週間でフル用の走力を築き上げるのは難しい。ウルトラを走る前からある程度、フル用の対策を講じておく必要が。フルとウルトラとでは走行ペースがキロ1分以上違います。速さがキロ1分も違えば練習メニューも全く異なったものにしなければなりません。しかし、今年はフルとウルトラの両方に対応せねばならない。どうしようかな… 結構悩みました。

フルとウルトラの両方に”対応”するという考えを改めると上手くいくかもしれません。両方に『効く』練習を行う。いずれか一方に特化した練習は直前期にしか行わず、大半の期間は走力の総合的な向上を目論んで練習する予定。3月から取り組んできた坂道ランはフルとウルトラの両方に効くでしょう。上り坂では心肺機能と推進力の向上が、下り坂では耐着地衝撃力の向上が見込まれます。10kmのロードレースのペースで行うクルーズインターバル (1,000m×8や1,600m×5など) もレースタイムの短縮に効くはず。速いペースに耐えうる心肺機能が養われてレースペースが楽に感じられるだろうし、乳酸閾値が改善すればレース最終盤の踏ん張りに期待できるでしょう。

今年の夏は、坂道走とクルーズインターバルの質をどこまで上げられるかにこだわって練習します。両方を徹底的に洗練させれば結果など自ずとついてくるはず。坂道走の目標は、180分間で獲得標高1000m越え。2年前の夏の自分に出来たのだから今年の自分だって超えられる壁のはず。クルーズインターバルの目標は、2,000m×4を3’25″/km (rest 90″)で余裕を持って走り切られるようになること。1,000m×8を1,600m×5へ、そして2,000m×4へと延ばして達成を狙います。

最後の一年だから頑張りたい。最後の夏だから悔いの残らぬ過ごし方がしたい。今の自分はランニング開始以来、記録更新意欲が最も高い。どこまでやれるか自分と真剣勝負。一度定めた目標をそう簡単には妥協したくありません。否、目標を引き上げるぐらいの猛烈な勢いで突き進んでいきたいです。

 

今週の練習

  • 7/8 (月):100分ジョグ (4’42″/km) @ライトレーサー5
  • 7/9 (火):75分ジョグ+ダッシュ (4’41″/km) @アディゼロSL2
  • 7/10 (水):1000 m×8, rest 90″ (3’30”-3’29”-3’30”-3’28”-3’28”-3’28”-3’27”-3’28”) [ラップ写真]+懸垂 @アディゼロジャパン8
  • 7/11 (木):オフ
  • 7/12 (金):90分ジョグ+ダッシュ (4’41″/km) @ライトレーサー5
  • 7/13 (土):140分起伏走 (4’57″/km, 645m D+) +懸垂+片足スクワット @ウエーブライダー27
  • 7/14 (日):オフ
    週間走行距離:104km

5日とも非常に良い練習を行えました。出来が良すぎて少し引いているぐらいです。土曜の坂道走では、激坂でチャリダーを何人もぶち抜きました (下りでぶち抜かれました)。それでも足の違和感はゼロ。下半身の筋トレを行う余裕さえありました。今の自分は心身ともに過去最高に充実した状態。もっともっと上がっていくはず。現状に満足することなく、ひたすら高みを目指していきたいです。

 

来週の練習予定

  • 7/15 (月):100分ジョグ+懸垂@ウエーブライダー27
  • 7/16 (火):80分ジョグ+ダッシュ@ライトレーサー5
  • 7/17 (水):1,200 m×7, rest 90″ (3’30″/km設定)+懸垂 @アディゼロジャパン8
  • 7/18 (木):オフ
  • 7/19 (金):90分ジョグ@ライトレーサー5
  • 7/20 (土):140分起伏走+懸垂+片足スクワット@ウエーブライダー27
  • 7/21 (日):オフ
    予定週間走行距離:105km

 

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