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【帰省・旅行】札幌から広島へお得に楽しく移動する3つの方法

こんにちは。馬術競技からマラソンに転向した、100km自己ベスト9時間1分の北大理系大学院生かめ (D1)です。年末年始と夏季休暇に札幌から実家の広島へよく帰省しています。学部3年次 (B3)の夏休みまで帰省する手段は飛行機一択。しかし、飛行機での移動にも飽き、B3の冬から少々エクストリームな手段で帰省するように。 この記事では、札幌から広島へ安く・楽しく移動する3つの方法について解説していきます。
  • 地元へ安く帰られる手段をお探しの方
  • 札幌-広島間の移動自体を旅行として楽しみたい方
こうした方々にピッタリな内容なのでぜひ最後までご覧ください。 それでは早速始めましょう!

最速で行くなら飛行機がオススメ

一般市民が利用可能な最速の交通手段は飛行機。陸の王者・新幹線の数倍ものペースでひとっ飛び。新千歳空港から広島へ行くには
  1. 広島空港
  2. 福岡空港
  3. 神戸空港
この3つのうちいずれかの空港へ降り立つのが良いです。それぞれの場合について以下で詳述します。

【直行便】札幌-広島:一日一便。時間さえ合えばコレが最速

広島空港-公式ガイド。 フライト情報はこちら (flightradars24.info)

札幌-広島間には定期運航便があります。ANA/JALがそれぞれ一日一便ずつ飛ばしており、JALが15時ごろ、ANAは19時ごろに新千歳空港から出航。新千歳-広島便は2時間程度で目的地に着きます。広島と北海道はかなり離れている印象がありますけれども、直線的に結んでみれば意外とそこまで時間はかからないみたい。ただ、広島空港から広島都心へのアクセスは悪い。空港リムジンバスでも約50分、空港から最寄りのJR駅へ向かってそこから広島駅へ行くのに1時間半。というのも、広島空港は『三原市』という岡山寄りの場所に位置しているのです。しかも三原市の中心地からも離れているのでアクセスは最悪という形。 直行便なのは魅力があるも、便数の少なさやアクセスの悪さから地元民の私でさえ利用をためらう。私の場合、広島への帰省時には福岡空港、もしくは神戸空港をよく利用しています。  

札幌-福岡:一日複数便。空港から陸路で広島まで1時間

世界への扉を広げる「福岡空港」の魅力 | 福岡・博多の観光情報が満載!福岡市観光情報サイト よかなび (yokanavi.com)
札幌-福岡間にも定期運航便があります。ANAとJALのフルキャリアに加え、スカイマークやピーチといったLCCも運行中。たくさんの便が飛んでいるのでフレキシブルな旅程組みが可能。飛行機って決まった時間に乗らなきゃいけないから時間に縛られがちなのですが、毎時何便か出ているおかげで時間的に都合の良い便を選べます。LCCで安く移動できるのも福岡経由のメリットです。繁忙期でもフルキャリアの半値以下で乗られる場合が多々あります。福岡空港から広島駅までおおよそ1時間半程度。広島直行便と比較しても1時間程度のロスタイムで済む。 私の場合、千歳から福岡までスカイマークで、そこから地下鉄と新幹線を乗り継ぎ広島駅に向かいます。新幹線は学割を効かせば1,000円以上も安く乗られる。広島直行便で帰省した場合との合計額を比較しても、直行便とほとんど同じ額で移動することが可能。同じ額で1時間長く帰省の旅路を楽しめるとあって、福岡経由の広島帰省はかなり気に入っている道のりであります。  

【イチオシ】札幌-神戸:一日複数便。スカイマークでお安く移動。新幹線で広島まで1時間ちょっと

神戸空港 – 神戸公式観光写真ライブラリー FeelPhoto (feel-photo.info)
個人的にオススメなのが神戸経由で広島へ行くこと。千歳から神戸空港までスカイマークで、ポートライナーと地下鉄を乗り継ぎ新神戸から広島へ新幹線で。 神戸空港への着陸間近の景色がすごく良いんです。キラキラと輝く海面を見ながら旋回して降りるときの迫力には圧倒。神戸に夕方着陸する便なら瀬戸内の綺麗な夕景も見られる。(あぁ、素敵だなぁ)と癒されながら着陸まで至福の時を過ごせる。ポートライナーに地下鉄に新幹線と、たくさんの交通手段に乗られるのも魅力。私、乗り物がすっごく好きで、次々と違う乗り物を使えるから自然とワクワクしてくるのです。新幹線はもちろん学割で乗ります。通常より1,100円安く買えて8,000円台の合計額に。私が広島へ帰省するときは5割がた神戸経由での帰省になります。直行便とほとんど同額、かつ1時間程度のロスタイムで楽しく帰られますから。  

楽しく移動するならフェリーがオススメ

飛行機での移動も確かに楽しい。しかし、広島までもっと楽しく行くにはフェリーでの移動もオススメです。この記事で紹介するのは小樽-舞鶴便長距離フェリーの魅力についても以下で詳述していきます。  

新日本海フェリー 小樽-舞鶴便:船内と舞鶴で一泊ずつ。翌日広島まで鈍行でトコトコ

北海道・小樽から京都・舞鶴までフェリーでおよそ20時間。そこから広島まで電車を使って半日、ないし一日かけて行く。長距離フェリーの大きな魅力は『非ネット空間に隔離される』こと。スマホやPCでネットを繋げたくても回線が繋がらないから使いようがない。すると、読書をしたり景色を眺めたりとアナログな時間の使い方をする。コレが人の心を安らがせるのにおあつらえ向きというワケです。小樽-舞鶴便は本州のはるか沖をひたすら西南に航行します。雄大な日本海をボーっと眺めて日頃のストレスを完全に抜き切る。西に沈む大きな夕日を眺めた数時間後に舞鶴へ着岸。グラグラと揺れる三半規管を修正しながら足を踏ん張って陸地へ降り立つ。 翌日は早起きして5時ごろ舞鶴のホテルをチェックアウト。最寄り駅・東舞鶴から電車に乗って鈍行で半日かけ広島へ。長期休暇シーズンだったら青春18きっぷの使用がオススメ。普通列車に一日およそ2,400円で乗り放題のため、2,400円で舞鶴から広島まで移動する神業が実現してしまうのです。フェリーと18きっぷとホテル代を合わせても片道20,000円以内での移動!どうしてもお金を節約したい時にフェリーの使用は超効果的。  

エクストリームな移動なら鉄道!

「ちょっとエクストリームな移動をしたい」という方には鉄道がオススメです。札幌から広島まで電車を乗り継ぎ4日ほどかけて日本を縦断。ここでも青春18きっぷの出番。4日分・7,200円相当のチケットを使って乗りまくるのです。18きっぷ旅の素晴らしい所はじっくりと各地の風景を見られる点。飛行機や新幹線だとあっという間に景色が移ろぎ眺める暇もないのに対し、電車、とりわけ各駅停車の鈍行ならばイヤというほど景色を楽しめる。停車するたび開くドアからその土地特有の空気が入る。匂いをかいで札幌の空気との違いを楽しむのもまた一興。 難所は①津軽海峡と②静岡の2つ。津軽海峡は北海道新幹線に乗られるオプション券を2,000円ほどで購入し縦断。北海道新幹線とJR津軽線の接続が絶望的に悪いので要注意。JRにこだわらずとも津軽海峡フェリーを使えばJRとの接続良く本州に渡れます。また、静岡は横にとても長く、通貨に3時間も要するのです。座席も向かい合わせのロングシートであまりくつろげないのが列車の特徴。静岡を抜けてしまえば都会の愛知、そして関西へ突入。広島まではあと少し。新幹線に乗りたい欲求をしっかり堪えて頑張りましょう♪
かめ
18きっぷで札幌から広島まで行った時の達成感は凄かったです。後で日本地図を確認し、 (こんなに長い距離を乗ってきたのか…)としみじみ感動したものです
 

最後に

札幌から広島へ安く・楽しく移動する方法は以上になります。皆さんの旅行や帰省の参考になれば幸いです。

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