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#36 いわて銀河100kmマラソン2023まであと64日!90分ジョグ&高校時代に好きだった科目『日本史』に関するコラム

#35 いわて銀河100kmマラソン2023まであと66日!135分ジョグ&高校時代に好きだった科目『化学』に関するコラム

2023-04-06

こんにちは!馬術競技からマラソンに転向した北大工学系大学院生ランナーのかめ (D1)です。2023年6月11日午前4時スタートのいわて銀河100kmマラソンでサブ9 (9時間切り)を狙っており、日々の練習内容を記事にまとめながら振り返ることにしています。

 

今週の練習計画

  • 4/3 (月):オフ (体幹補強&成分献血)
  • 4/4 (火):90分ジョグ
  • 4/5 (水):75分ジョグ&懸垂
  • 4/6 (木):135分セミロングジョグ
  • 4/7 (金):オフ (体幹補強)
  • 4/8 (土):90分ジョグ&懸垂
  • 4/9 (日):200分ロングジョグ

 

今日の練習

たび重なる起伏走の実施のおかげで身体機能が新次元に到達しました。今までと全く同じ感覚なのに以前より速く走ることができており、しかも疲労度や体のブレなどが大幅に抑えられています。まるで自分の体じゃないみたい。ちょっと気持ち悪いぐらい軽く&楽に巡行できるから腕振りや足の繰り出し方などの感覚が狂ってしまいます。このペースならそのまま60kmぐらいまで問題なく押していけそうです。途中で補給などをうまく行えば80km程度なら走れるのかな…?まぁ、本番のターゲットペースは『キロ5分』なのでここまで速く走らなくて良い。『キロ5分』で如何に余裕度を持って走れるかに焦点を合わせてこれからも練習を組み立てていきます。

明日は200分のロングジョグ。200分を超える練習をしたのは2年前、大学院修士1年次の5月に50km走(ちょうど4時間)をやって以来のこと。キロ5換算では走行距離40kmの予定なので特に問題なくこなせるはずです。途中のガス欠を予防するため今日の夕食を多めに摂ったり、21時ぐらいに寝て今日の練習からリカバリーしたりして万全の態勢を整えていきます。

 

高校時代に好きだった科目『日本史』に関するコラム

おとといの記事では『化学』をテーマにコラムを書いていきました。今日は文系科目の『日本史』にまつわるエピソードを記していきます。

 

我が家では毎週日曜夜にNHKの大河ドラマを見ていました。幼い頃から家族で一緒に番組を見て、合戦の様子や庶民の生活様式に興味を持ってきたのです。子どもの脳は記憶力抜群。見たり聞いたりしたものは全部吸収してしまう。大河ドラマに登場する主要登場人物のエピソードは全て諳んじられるようになりました。

あまりに歴史へ関心を示す我が子の様子を見た両親は、歴史マンガを何冊か買って小3の誕生日にプレゼントしてくれた。もちろん私は大喜び。「やった~、ありがとう!」と破顔一笑して貪るように読んだものです。最初に買ってもらったのは確か『日本の歴史』という通史マンガ。これまでは大河ドラマで放映された人物のことしか情報を持っていなかったけれども、通史をサクッと勉強したおかげで縄文時代や奈良時代についても知識を得られたのです。来る日も来る日も『日本の歴史』を読み続け、とうとう本書の全てのページを丸暗記(写真記憶みたいなもの)してしまいました。親に「次のマンガ買って~!」とおねだりし続け新しいマンガを買ってもらった。今度はNHK出版の『その時歴史は動いた』という本格派のマンガです。『日本の歴史』のような通史ではなく、大河ドラマのように一人の人生を深掘りするようなマンガだった覚えがあります。まずは秀吉や信長などの作品を読み、次は江戸時代、その次は明治維新…と昔の作品から読んでいった。今まで知らなかった沢山の知識を勉強できてすごく面白かったですし、読書習慣をつけられた点で親や『その時歴史は動いた』には本当に感謝しています。

小学4年生になり、中学受験対策の塾へ通うように。中学受験では国語・算数・理科・社会の4科目が出題されます。以前述べたように算数はかなり苦戦してなかなか得意になりませんでした。一方で理科や社会、とりわけ社会については塾で一、二を争うほど得意な科目だったのです。というのも、社会では幼少期より収集してきた歴史の知識を遺憾なく発揮できたから。ほぼ勉強しなくても塾でトップの点数を取れましたし、勉強すれば90/100以上の点数を外さないほど良い成績を取れました。ただ、中学受験では社会科の配点が算数や国語の半分程度。国語や算数が200点満点だとすると社会科は100点満点のことが多く、いくら社会が得意でも算数が苦手だったら総得点が伸びてこないのです。案の定、中学受験では算数が足を引っ張り第一志望校に不合格。受験したどの中学の入試でも社会科は会心の出来だったのに、配点が少なすぎるがあまり努力が総得点に顕れてこなかった形です。

中学でも歴史で高得点を取り、高一から歴史は『日本史』と名前を変えて授業ラインナップに加わりました。初回授業で渡されたのは山川出版社の『詳説 日本史』。パラパラめくって読んでみるとページごとに情報が溢れんばかりに詰め込まれており、(コレは面白いなぁ…)と授業中に加えて帰宅後においても自主的に読み進めていました。高校に感謝している点は、教科書に加えて図説や資料集も配布してくれた点。教科書内で紹介された遺跡や芸術作品などをビジュアル的に把握できたのが有難かった。高校に入っても自身の写真記憶力は衰えることなく、テスト前に教科書や資料集を熟読してページごと丸暗記していました。おかげで定期テストでは問いの答えが書かれた該当ページを思い出すだけで済み、いつも90/100以上の成績を安定して獲得できていたのです。

高一の終わりに文系・理系どちらへ進むか進路調査がありました。私は歴史が本当に好きだったので文学部へ行ける文系へ行こうとしました。でも文系として国公立大学入試を乗り越えるためには社会科を2科目やらねばならない。高一では日本史のほかに『世界史』、『地理』、そして『倫理・政治経済』と合計4科目の社会科目を履修していたものの、日本史以外は高得点を取れず、むしろ足を引っ張る科目だった。そこで日本史は大学で趣味として学習することにし、化学を勉強できる理系へ進学する決断を下しました。理系とはいえセンター試験(現・共通テスト)で社会科を一つ受けねばならず、その受験科目には盟友『日本史』を選んで受験の命運を託すことに。高二・高三と日本史を勉強し、運命のセンター試験を迎えました。試験前日に教科書を全ページ読んで写真記憶を確固たるものにしておき、本番では60分の持ち時間をゆっくり使って脳内で教科書を1ページずつ手繰っていくスタイル。3問ほどうっかりミスをして92/100の成績でした。100点を狙っていただけに(マジかよ…)と気落ちしてしまったものの、理系で社会科を92点も取れれば十分すぎる成績です。残念なことに京大の二次試験でヘマをやらかし一年間受験浪人することに[関連記事]。浪人中も教科書を読み続けて再びセンターで92/100の成績でした。

北大に入り、膨大な自由時間を駆使して日本史の自主勉強に取り掛かりました。今まで暗記で済ませていた事項を(なぜ起こったのだろう?)と時代背景から考え、どうしても分からない部分は図書館や書店で本を入手して有力な説を勉強したのです。大学院生になってからは勉強のターゲットを”日本の国の成り立ち”へとシフトさせます。『古事記』や『日本書紀』の原典や解説書を徹底的に読み込みました。すると日本のことが好きになり、今度は文化や宗教に強い関心を持つように。神社めぐりや和歌集の読書が静かなマイブームであります。

 

日本史についてのコラムは以上です。明日は好きだった科目シリーズ最終作として『書道』について話していきます。

 

明日の練習予定

明日は200分のロング走。正気で取り組めば途中で嫌になるのが目に見えていますから、(絶対やるんだ、やり切るしかない!)と持ち前の狂気を発動させて勢いで200分を乗り切ります。

#37 いわて銀河100kmマラソン2023まであと63日!200分ロングラン&高校時代に好きだった科目『書道』に関するコラム

2023-04-09

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