こんにちは。馬術競技からマラソンに転向した、マラソン自己ベスト2時間47分の現役理系大学院生のかめ (M2)です。
2022年12月18日スタートの沖縄100Kウルトラマラソンへ向けて練習しており、記事を書きながら日々の練習内容を振り返ることにしています。
今週の練習計画
- 12/5 (月) : オフ
- 12/6 (火) : 80分雪上ジョグ
- 12/7 (水) : 80分雪上ジョグ
- 12/8 (木) : オフ
- 12/9 (金・誕生日) : 80分間雪上ジョグ→献血
- 12/10 (土) : 60分雪上ジョグ
- 12/11 (日) : 150分間雪上走
今日の練習
👟ペガサス39
朝からスカッと晴れていて、12月にしては暖かい陽気のもとで60分間ジョギングしました。
献血明けという事で体への負担を考慮し、普段の80分より20分短く練習を切り上げました。
ゆっくりと走ったつもりでしたがペースが想定 (5’10″/km) よりもやや速く、体感ペースと実際のペースのすり合わせの必要性を痛感させられた練習でした。
何となく自分の中ではこのペースでレースを巡航できそうな感覚があるので、(いっそのことキロ5分ペースを体に染み込ませた方が良いのかもな…)とも思いました。
練習後、あまりにエネルギーが余っており、エネルギーを発散させるためロードヒーティングの効いた直線にて3本のダッシュを行いました。
久々に最大出力で走ってめちゃくちゃ気持ちが良かったし、雪上ジョグで縮こまったフォームの凝りをほぐせたような感じがします。
明日・日曜日はレース前最後のロングランを行うつもりです。
日曜は150分程度と軽めに切り上げ、火曜の起伏走に幾ばくか体力を余らせておきたい所です。
コラム:誕生日の一日について
昨日9日は25歳の誕生日。コレで人生の3分の1を終了した事になり、今日から人生の中盤戦に突入します。
そうしたメモリアルデーに何もしないのも興ざめだなぁと思ったから、昨日は彼方此方へと動き回って久々に羽を伸ばしました。
まず朝は80分間のランニングを行いました。
誕生日だからといって何もかもサボると積み上げてきたものがぶっ壊れますので、やる事はちゃんとやってケジメをつけてからメモリアルデーを堪能しました。
練習後はストレッチポールで足のマッサージをし、心を休憩モードに切り替え1時間ほど読書をしました。
11/29からロシア人作家・ドストエフスキーが書いた『カラマーゾフの兄弟 (新潮文庫)』を読んでおり、昨日で三分冊の第二冊目を読み切りました。
カラマーゾフは”挫折者がとりわけ多い作品”として世間で名前を知られていますが、宗教面なら宗教面、恋愛面なら恋愛面だけを楽しむぞと決めて臨めば案外すんなり読み進められます。
こうした重厚な総合小説を一読して全て理解するのは不可能です。私自身、二度目の挑戦となる今回の読書でようやく”何が分からないのか”が分かったほどです。
サバ缶と玄米を20分ほどで食べ、午後から大学の研究室に行き少しだけ作業を進めました。
来月提出しなくちゃいけない修士論文の図表を作ったり、その配置順を決めたりし、論文を来週一気に書き上げられるよう決戦態勢を整えました。
2時間程度で研究室を出て、札幌駅直結の献血ルームへ36回目の献血をしに向かいました。
大学に入る前までは誕生日に誰かからプレゼントを貰う事を期待していたものの、(それだと心が豊かにならない)と考えた結果、大学入学後からはマインドをチェンジしてプレゼントする側へと移りました。
誰かに見返りを期待せずプレゼントを贈る時ってめちゃくちゃ心が躍りませんか?
私は心が躍る派なのですが、(自分の健康な体が誰かの命を救うのに役立つならば!!)と喜んで協力させてもらっています。
今やバースデー献血は我が恒例行事となりました。
受付の美人なお姉さんから「あっ、今日誕生日なんですね(*≧∀≦*)」と声を掛けられ、最高のスマイルや誕生日献血記念品のフワフワタオルなど望外のお祝いを頂きました。
献血ルームでゆっくりと休み、家に帰るべく腰を上げたその瞬間、研究室の後輩女子から”誕生日にタダで上れる展望台がある”と教えてもらったことをハッと思い出しました。
そこで”札幌 誕生日無料”とネットで調べ、該当の展望台が札幌駅直結の『JRタワー』だと突き止めました。
(ホンマにタダで昇れるんか…?)と半信半疑で入場口に向かい、受付のお姉さんに免許証を見せながら「誕生日に無料で昇れるって聞いたのですがホンマですか…?」とおそるおそる聞いてみました。
するとお姉さんは菩薩のような微笑みで「はい、本当です。お誕生日おめでとうございます^^」とお祝いの言葉をかけて下さり、通常740円する入場チケットを無料で私に授けて下さったわけであります。
超高速エレベーターへと搭乗し、一気に38階へと向かいます。
目標階が近づくにつれてエレベーター中の照明が暗くなり、完全に停止し扉が開いた際には外の暗さに目が慣れていました。
エレベーターを降りて左を見ると、大都市・札幌の夜景が燦然と輝きを放っていました。
普段ほとんど足を運ばない駅の南側は見下ろすだけでも活気に溢れ、修行僧のような生活をしている私も大都会の一員であることを改めて思い出させてくれました。
同じ一点を見つめていると、明かりがまるで生き物みたいにゆらゆら揺らめいて見えました。
幻想的な景色と館内を流れるクラシック音楽との相乗作用で日頃のストレスを吹き飛ばせました。
20分ほどで展望台を後にし、札幌駅5Fの三省堂書店で30分ほど本を物色しました。
陸上系の筋トレ本や岩波文庫の新刊などたくさんの新しい発見がありまして、いくつか気になる本をリストアップしてから帰宅しました。
家に着いてブログを開くと、沖縄100Kに参加する読者の方から誕生日お祝いコメントが届いていました。
こんなに多くの方から誕生日を祝ってもらったのは小学生の時以来です。(あぁ、嬉しいなぁ)と幸せに包まれ寝床についた1日でした。
明日の練習予定
明日は150分間雪上走を予定しています。
ココで力を使い切らず、火曜日の起伏走と合わせてトータルで練習効果を見込みます。
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