こんにちは。馬術競技からマラソンに転向した、マラソン自己ベスト2時間47分の現役理系大学院生のかめ (M2)です。
2022年12月18日スタートの沖縄100Kウルトラマラソンへ向けて練習しており、記事を書きながら日々の練習内容を振り返ることにしています。
今週の練習計画
- 10/10 (月祝) : オフ
- 10/11 (火) : 75分ジョグ+橋ダッシュ×3
- 10/12 (水) : 120分間走*準ポイント練
- 10/13 (木) : 75分ジョグ+橋ダッシュ×3
- 10/14 (金) : オフ
- 10/15 (土) : 75分ジョグ+橋ダッシュ×3
- 10/16 (日) : 180分間走*ポイント練→サッカー天皇杯決勝観戦
今日の練習
15.3km 4’56″/km
👟ライトレーサー3
先週日曜の3時間走の疲労が太ももにまだ色濃く残っていたため、あまり無理せず楽なペースで距離を踏むことに決めました。
体感的には5’10″/kmペースでの巡行でしたが、実際はそれよりキロ15秒ほど速く走れており、結果的には普段とほぼ同じ速度での練習となりました。
本来は素直に喜ぶべき所でしょう。
しかし、もし”今日は休むぞ”と決めたのならば、もう少しガッツリペースを下げても良かったのではないかと考えています。
幸いにも足に異常は生じず、明日も通常通り練習をこなせそうな感じです。
ですが、仮に太ももが膝を支えきれずグラついちゃえば、ランナーズニーなど故障に繋がりかねないのです。
週間走行距離100kmオーバーを今後も維持しようと思うのなら、走りながら休むという高等テクニックを会得する必要があります。
レースまでの”70日”という期間は気合いと惰性では到底乗り切れない長さですので、適度に手を抜き、頑張るべき時に頑張れるよう、メリハリをちゃんとつけたいと思っています。
なお、練習の最後の橋ダッシュは良い感覚で3本こなせました。
腹筋と背筋で体を挟み込み、ブレずに脱力して心配に刺激を入れられました。
余裕度的には5~7本こなせそうな感じでした。
しかし、明日は2時間走を行う予定なので、エネルギーは明日のために取っておくことに決めました。
コラム:『夢の国』なるまやかしについて
皆さんは夢の国の存在を信じていますか?
私はその存在すら一切信じておりません。
だいたいですね、私は”夢の国を物理的にこの世に再現しようとする営み”自体がまずもって気にくわないのです。
夢なんて思い切り運動して疲れた夜にいつでも見ることができますし、夢の国は各々の心の中に存在するのであって、人間の外に求めてはいけないものだと考えるのです。
もし夢を見るべく夢の国に行こうと思うならば、その前に胸に手を当て、”自分は夢の国へ行くのに値するほど努力してきたのか?”と自問してみては如何でしょうか?
私だって時々、夢の国に頼りたくなるほど辛い感情に苛まれることもあるのですが、
- 自分なんてまだまだだ!
- もっとできる。こんなもんじゃない!
- 自分は夢の国に行けるほど立派な人間じゃないぞ!
と奮起するからこそ、これまで夢の国に行かずにきたのであります。
世間の皆さんは、安易に夢の国に頼り過ぎだと思いますよ。
麻薬と同様、そのうち『夢の国麻薬』も効果を示さなくなるでしょう。
調べてみて分かったのですが、夢の国に入園するのになんと8,000円もかかるみたいです。
私としては無料で入れると思っていただけに(お金を取るなんて夢も希望もないなぁ…)と感じましたし、同じ8,000円を使うなら、夏目漱石全集や唐詩選を買って一人で読み耽る方がずっとず~っと気楽です。
で、皆さんは夢の国で一日中過ごし、
とスッキリして帰るわけです。
でもちょっと待って下さい。どうして貴方”が”アトラクションを回ったと思い込んでいらっしゃるのでしょう…?
夢の国に関して、入場ゲートをくぐった瞬間、気分が一気に高揚するという噂を聞いたことがあります。
もしこの噂が本当ならば、夢の国に行った皆さんは入園直後に催眠ガスを吸い込み意識を失いその場に倒れ、5Gで電脳世界へと接続されて”アトラクションを回って楽しんだ”という記憶を植え付けられているにすぎません。
「いやいや、そんなことないでしょう?」とお考えになったそこの貴方。どうしてその説を否定することができるのでしょうか?
ラッセルが言い始めた”世界が5分前に創造された”という説すら誰にも反証できないのと同様、ディズニー…じゃなかった、『夢の国電脳世界説』も反論の余地がないはずです。
だって、夢の国があるとされている東京に行っても、どこにもそんなもの見当たらないじゃないですか笑
横田空域を避け東京湾より羽田に着陸する際、なんとなく千葉上空でそれらしき遊園地みたいなものが見えるような気もしますが、アレだって航空機が上空を通る時だけプロジェクションマッピングで投影しているにすぎないし、目に見えるからという理由で夢の国の実在を認めるわけには到底いかないのでございます。
・・・
いま上で述べたような話を研究室の指導教員にしてみた所、
と、普段は私より100倍以上ひねくれている先生にダメ出しされてしまいました。
先生曰く、”あそこに行くと誰だってカチューシャを着けたくなる”そうで、先生のカチューシャ姿を想像した途端、5分ほど笑いが止まらず笑い死ぬかと思いました。
仲間だと思っていた先生が夢の国経験者だというのは大変遺憾な思いです。
しかし、だからこそ(私が夢の国童貞をキープし続けなくてはならない!!)と、希少種たる未経験者として気持ちが引き締まる思いでございました。
今後も私はディズニ…じゃなかった、夢の国へ魂を売らずに生きて行こうと思っています。
我が心の海を豊穣にして、その大海原を毎日のように泳ぎ回るつもりだし、もし誰かほかに『夢の国麻薬』の効力が切れた方がいれば、喜んで救いの手を差し伸べてひっこめるあげるつもりであります。
明日の練習予定
明日は2時間走を行います。
平日に行うロング走ということで、その後の予定に支障をきたさぬよう早めに起きて走り始めます。