こんにちは。馬術競技からマラソンと研究に転向した、マラソン自己ベスト2時間47分の現役理系大学院生かめ (M2)です。
昨日9/10は夏シーズンに青春18きっぷが使える最後の日ということで、ラスト一回分のチケットを使用し、美瑛にある四季彩の丘へ行って癒されてきました。
この記事では、その観光の模様を写真と共にお届けします。
- 青春18きっぷ旅をした気分になりたい方
- 北海道の観光に興味がある方
- 9月の四季彩の丘がどんな感じなのか知りたい方
こうした方々にピッタリな内容なので、ぜひ最後までご覧頂きたいと思っています。
それではさっそく始めましょう!
札幌-四季彩の丘
早朝に日課のランニングを済ませ、札幌駅を10:37に出る普通列車に乗り四季彩の丘へと向かいました。
最寄り駅は美馬牛 (びばうし)ということで、函館本線で旭川まで行き、そこで富良野線に乗り換え目的地へと向かいました。
18きっぷ旅はノロノロ進むのが魅力なんです。
四季彩の丘行きバスに乗れば半分の2時間ちょっとで着いてしまいますが、スタートとゴールを一直線に結んでしまっては双六を進めているような感じがして味気ないし、移動自体を旅行にするのもちょっと難しいのではないかと思うのです。
時刻表通り12:57に旭川へ着き、次の美馬牛行き列車の出発まで50分ありました。
ちょうどお腹が空いてきた頃合いだったため、駅の外へ出て何か食べるものを探しに行きました。
通りを少し歩いていると、何やら良い匂いのするラーメン屋さんを発見しました。
お店の名前は山頭火。匂いにつられ、店に吸い込まれるようにして、お店の扉を開けました。
入店後、すぐカウンターに案内され、メニューを見て塩らーめんの大盛り (1,000円)を注文しました。
スマホで今後の旅程を確認するなどして10分ほど過ごしていると、「お待たせしました~!」との声と共に、乳白色の塩ラーメンが着丼しました。
約2年ぶりにラーメンをすすってみると… コレがまた熱いんですね。全然味が分からない笑
猫舌の私はニャーニャー言いつつ、火傷しながら必死に冷ましてモグモグ食べ進めていきました。
具材を7~8割ほど食べたあたりでようやくラーメンが少し冷めてきました。
そこで私の味覚も復活したのですが、あまりにスープがまろやかで美味しく、今まで飲まずにいたスープを次々と飲みまくっちゃいました。
チャーシューは肉感がありつつもコクがあり、普段食べている鶏むね肉と比較して雲泥の差の旨味を感じました。
こんな吝嗇な私でも、(1,000円払った価値があったな)と思わずにはいられないほど圧倒的に美味な一品でした。
お店を出た足で旭川駅直結のAEONに向かい、そこで飲料水を調達してから改札へと向かいました。
次に乗るのはワンマンカー。一両編成かつ気動車 (ガソリン車)ということで、the 田舎路線の列車旅ができました。
車内には多くの観光客がいらっしゃいました。
(週末だけでも2両編成にすればいいのに)と思うほどの活況・盛況ぶりでありました。
唸るエンジン音と共に列車は動き、ひたすら田んぼの中を突っ切っていきます。
緑あふれる風景には、私の視覚も大喜び!普段の生活で蓄積されたストレスが昇華されていくのが感じられました。
お客さんが大勢乗り降りする美瑛 (びえい)駅を通過し、旭川から40分ほどで美馬牛駅に着きました。
ここでの下車客は意外と少なく、(多くの方はそのまま乗って富良野へと行くのかな)と考えました。
美馬牛→四季彩の丘のルートを調べてみると、約3kmほどの道のりだと分かりました。
早朝に18kmランニングしてから観光に繰り出した身としては、(3kmなんてあっという間でしょ笑)と少し舐めてかかっていました。
しかし、実際に歩いて行ってみると、かなり長~く感じられました。
確かに風景はのどかで美しかったものの、意外に起伏が多くあり、足を前へ繰り出してもあまり進んでいない錯覚にとらわれたのです。
25分ほど早歩きし、ようやく目的地に着きました。
(敷地外から花畑は見えないものか)と思って背伸びやジャンプ等してみましたが、それで見えたら向こうも商売になりませんので、お金を払わないと入れないゲートの中に花畑はちゃーんと隠されていました。
四季彩の丘散策
500円の入場料を現ナマで支払い、半券を係員さんに渡して入場します。
30歩ほど前へ歩いて見えてきたのは、色鮮やかな花のパレットでした⇩
過去に観光ガイドでコレを見た時、私は
とかなり穿った見方をしていました。
しかし、四季彩の丘で実物を見ると、それは写真より何倍も美しく感じられました。
特に9月は見頃との事で、
- ケイトウ
- コスモス
- ブルーサルビア
- マリーゴールド
など、様々な花が互いに美しさを競うようにして一面に咲き誇っていました。
花を見て鳥肌が立ったのは、コレが初めてのことと思います。
斜面を降りて歩いてみると、大好きな向日葵が私をお出迎えしてくれました⇩
遠くで見ていて(キレイだなぁ)と思ったケイトウは近くから見るとパワーを貰えたし⇩
遠目からはちょっと頼りなげに見えたブルーサルビアは艶やかで本当に美しかったし⇩
園内を徘徊中、口角が上がりっぱなしでずっと幸せホルモンが出ていました。
園内には握りこぶし大の石ころが随所に無造作に転がっており、花に見とれていると足を取られて転んでしまいそうになりました。
しかし、(たとえ転んでも別にいいや)と思わせてくれるほど圧巻の花景色でございましたし、幸運にも転倒しなかったのでカッコ悪い思いをせずに済みました。
四季彩の丘観光で一点注意すべきなのは、”丘”と銘打っている通り、敷地全体がかなりの急勾配だという点です。
私が100kmマラソン完走に向けて走っている坂道の1.5倍ぐらい傾斜がキツくて歩きにくかったので、もし四季彩の丘を観光なさる方は、園内のバギーやカートなどをお使いになると、疲れずに景色を楽しめると思います。
四季彩の丘を40分程度で歩き終え、そこから早歩きで美馬牛駅へと戻って列車に乗りました。
旭川→岩見沢→札幌と来た道を戻り、札幌駅に着いたのは20:23のことでした。
観光当日は満月との事で、岩見沢駅のプラットホームから中秋の名月が眺められました。
たまには旅行も良いですね。地獄の研究室生活へ向け、ある程度鋭気を養うことが出来ました。
最後に
青春18きっぷを用いた美瑛観光紀行はコレにて完結でございます。
少しでもみなさんの美瑛観光の参考になったことをい、この記事を締めくくろうと思います。