私は札幌に住む現役理系大学院生である。
あまりにサバ缶が好きすぎて、大学に入学してから今日まで5年以上毎日サバ缶を食べている。
この記事では、私が特に愛している、伊藤食品・あいこちゃんシリーズのサバ缶(水煮・食塩不使用)について語っていく。
- 美味しいサバ缶をお探しの方
- サバ缶に少しでも興味のある方
こうした方々にピッタリな内容なので、ぜひ最後までご覧頂きたいと思っている。
それではさっそく始めよう。
Contents
缶詰を開けた瞬間、目の前にサバの泳ぐ情景が浮かび上がる
このサバ缶は開封する所から大変楽しませてくれる。
缶詰のフタを開けた瞬間、辺り一面にサバの風味が拡散し、サバが我々を大海原へ颯爽といざなうのである。
目を瞑って大きく息を吸うと、サバの活き活きと泳ぐ様子が脳内で次々と再生される。
香り豊かなことラベンダーの如く、サバの溌剌たることハムスターの如し…
このサバ缶は煮汁も美味なので、捨てずに是非お飲みいただきたいと思っている。
汁をキレイに飲むコツは、サバ缶のフタを完全には開けず、少し開けるだけにとどめておくことだ。
この状態で缶詰を傾けると中身が飛び出ず汁だけを無事に飲むことができるし、汁を飲むためにわざわざ別の容器を用意せずとも済むというわけである。
サバ缶の汁はコース料理で言うと前菜に当たり、汁には体をサバ缶Enjoyモードへと転換させる役割があるので、胃や口を万全の態勢に整えるため、サバ缶の汁でマウスウォッシュしそのまま飲み込んでからメインディッシュをお楽しみいただきたい。
化学調味料不使用だから味がナチュラル。サバ本来の瑞々しい味を堪能できる
サバに一口かじりつくと、スーパーの量販品とは全く異なる味わいにきっと驚愕させられると思う。
スーパーのサバ缶の大半は魚の味を食塩や化学調味料で誤魔化しているのに対し、あいこちゃんシリーズのサバ缶は一切味付けしていないため、薬臭さを感じずにサバとのデートを堪能できるわけである。
私は何事においても敏感な気質 (HSP)で、怒鳴り声や鼻をすする音だけでなく化学調味料にも体が過敏に反応してしまう。
歳を重ねるにつれてこの症状が悪化していくため食べられるものがどんどん限定されてしまうのだが、あいこちゃんのサバ缶に関しては無駄なものが入っていないので安心して口に入れられる。
また、このサバ缶のサバは鮮度が素晴らしく良く、まるで取れたての魚を刺身で食べているかのような錯覚に時々陥ることがある。
味の自然なこと原生林の如く、その瑞々しいこと大学新入生の目の如し…
あいこちゃんシリーズのサバ缶を食べた後、試しにスーパーのサバ缶を買って食べてみた所、味のあまりの不自然さに体が拒絶反応を起こしてしまい、最後まで食べきることができなかった (註:残飯は近所の花壇に埋めて肥料とした)。
どうやら私はあいこちゃんシリーズのサバ缶しか食べられなくなったようだが、このサバ缶はいくら食べても飽きないので、イチロー選手みたいに10年以上毎日同じものを食べ続けてみようと考えている。
なお、あいこちゃんシリーズのサバは脂が大変上質である。
味は決してくどくなく、サッパリとしていて食べやすい。
このサバ缶は一度食べたら必ず病みつきになることをお約束する。
もし24缶を箱買いしてもすぐ完食してしまうほど美味しいので、私は24缶入りを4セット (96缶!)まとめ買いし、積み上げたサバ缶タワーを倒壊させないよう気を付けて一缶一缶味わっている。
自由自在に味チェン可能。お好みで調味料を振りかけよう
水煮(食塩不使用)の最大のチャームポイントは、味をカスタマイズできる自由度が極めて高い所である。
もちろんサバの味は付いているが、決してそこまで濃くはないため、
- 塩分が欲しければ食塩を
- ピリッとした刺激が欲しければ一味唐辛子を
- 全く違った味にしたければコショウを
といった風に、調味料をパッと振りかけることによって自在に味を変えられるのだ。
スーパーで山積みされたサバ缶は既にたっぷりと塩漬けされており、そこから別の味に変えようとすると膨大な量の調味料が必要になる。
その点、水で煮ただけの本製品は味チェンを容易に行うことができ、体への負担を極限まで抑えながらその時の気分に応じた味に仕立て上げられるのである。
私の場合、サバ缶にスプーン一杯の食塩を振りかけて食べることが多い。
食塩にもこだわりを見せており、ただの精製塩ではなく天然塩・ぬちまーすを使用し、まろやかな塩気を堪能している。
上記の味付け以外にも、ニンニクパウダーやカレーパウダーを少量振りかけて食べることがある。
サバ缶は真っ白なキャンバスの如く、味へのこだわりを追求できるプラットフォームというわけである。
玄米と一緒に食べれば抜群に美味い
サバ缶の美味しい食べ方は、玄米と一緒に食べることだ。
サバ単品でも十分楽しむことができるものの、ビタミンB群やミネラルなど栄養分を豊富に含んだ玄米がサバを一段と芳醇にする。
サバと玄米を一緒に食せば、サバが「ひゃっほーい!」と言わんばかりに口内で喜び暴れ回る。
サバの大群が”我先に!”と一番槍を競って喉奥へ行くため、”ちょっとちょっと笑!”と待ったをかけてゆっくり咀嚼し味わうのである。
玄米には
- 炊くタイプ
- パックご飯を温めるタイプ
これら2種類が存在するが、どちらで食べても同じように楽しめるので①でも②でも大丈夫である。
私は自分で炊いた方がおいしく感じられるからパック玄米ではなく自炊ご飯を食べている一方、短期出張や米を炊き忘れた時など、すぐ玄米を用意できない時はパック玄米でサバ缶の美味しさを引き立てている。
なお、サバを白米と一緒に食べた場合、白米の甘さがサバのコクを邪魔するように感じられてしまうので、この組み合わせはあまりオススメしない。
特にコシヒカリ系の白米を食べた時にその阻害作用は顕著であり、色々な玄米で試してみた結果、私的にはななつぼしというあっさりした品種の玄米がサバ缶と合うように感じられた。
最後に
伊藤食品のあいこちゃんシリーズ・サバ水煮缶 (食塩不使用)の魅力に関しては以上である。
スポーツと同様、サバ缶には人生を変える力が秘められているので、みなさんもぜひこのサバ缶をお召しになり、サバ缶Revolutionを起こして頂きたいと思っている。
以上です。
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