令和5年度国内旅行業務取扱管理者試験解答速報|資格取得ならユーキャン (u-can.co.jp)
こんにちは。馬術競技から陸上競技へ転向した、マラソン自己ベスト2時間47分の北大工学系大学院生かめ (D1)です。国内旅行業務取扱管理者試験 (以下、”国内管理者試験”と略す)2022で旅行実務科目にて2点足らず不合格を喫し、一年間の浪人を挟んで翌年、ついに合格点を越えました。
この記事では、国内管理者試験2023に合格した感想を記します。国内管理者試験合格を目指している方にピッタリな内容なので、是非最後までご覧いただければ幸いです。



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合格を志してから5年での達成。嬉しくて嬉しくてたまりません…



国内管理者試験の合格を志したのは5年前、2018年。何もやる事がなかった大学二年次、(夏休みに何かチャレンジをしよう!)と思って試験に出願したのです。ところが勉強が面倒になった。”旅行”と聞けば何かキラキラしたイメージを抱いていたにもかかわらず、旅行業法だとか約款だとか文章だらけな参考書がたちまち無味乾燥に映ってしまった。”こんなのやってられないわ…”と参考書を放り投げてしまいました。結局試験は受けにすら行かず、大2の夏は大1と同様、大変自堕落に家でゴロゴロ。そこから大学院に入るまでの間、国内管理者試験の存在を完全に忘れて過ごしていました。日商簿記やFPなど、お金関係の勉強に精を出した形になります。
1年前、大学院修士二年次の4月中旬。書店の徘徊中に国内管理者試験の参考書が目に入りました。そこで試験への熱が再燃します。『このままで終わっていいのだろうか?』と疑念が生じてきたのです。たとえこの国家資格を取ったとしてもおそらく仕事には活きないでしょう。私は将来、メーカーに行きます。旅行業界には就職しません (ANAかJALなら行くかも…)。でも、試験を受けずに逃げた過去へのけじめをつけるには受けるしかない。勉強への拘束力を高めるために独学ではなく通信講座へお金を払う決断。独学なら1万円ちょっとで必要なモノが揃うけれども、通信講座なら講師の人件費コミで3万円近い出費が必要。学生が懐から3万円も拠出したらそう簡単には逃げられません。事実、1年前の試験に向けては一度も”辞めたい”とは思いませんでした。
1年前の9月4日。国内管理者試験2022に2点差で不合格となりました。敗因は国内旅行実務の観光地理分野。正答率が4割を切るなど壊滅的な出来でした。そりゃそうです、(観光地理なんて勉強しなくてもできるでしょ笑)とナメてかかっていましたから。対策らしい対策をほとんどせずに試験へ向かったら悲惨な結果に。自分の実力を過信しすぎた。もっと慎重にいけば良かった。 (やりすぎでしょ)と思ってしまうほど対策してから臨めばよかった。
不合格だと分かった翌日、書店で『地球の歩き方 日本』を買って観光地理の勉強に取り掛かりました。敗因は火を見るよりも明らかだから、 (少しでも多く観光地理の知識を付けてリベンジしよう) と毎朝・毎晩30分ずつ眺める日々。
その試みが功を奏し、試験半年前から始めた『ポケット問題集』での演習が大変スムーズに。基本的には一発で正答し、どうしても間違えてしまう問題については『地球の歩き方』で入念に確認する形。
コレだけやったら観光地理も満点…と言いたい所なのですがそうもいかない。国内管理者試験2023では観光地理で52点中38点 (73%)の出来でした。知らないワードが出題されたり、知っているけども角度を変えて出題されて苦戦したり。かなりギリギリの戦いでした。合格ラインの6割を超えられるかどうか、試験を受けながらヒヤヒヤしていたほど。自己採点では実務は7割。勘と執念で10点分ほどひねり出した感があります…笑
正式な合格発表は10/20(金)の予定。ココまでは受かっているかどうか正式にはまだ分からないのですが、”おそらく受かっているだろう”ということで1か月早めに喜んでおきます。やった、受かった^^!5年越しの合格だ!浪人、成功!遂にリベンジを果たしたぞ!!合格点を1点でも2点でも超えてしまえばコッチのもの。自分は勝者。国内旅行業務取扱管理者になったんだ。
”旅行のプロ”を名乗ることができる。旅行の記事をたくさん書きたい
私、旅行が好きなんです。鉄道旅行、飛行機旅行、フェリーでの旅行など全部大好き。陰惨な日常と一時的に距離を置いて味わえる非日常感がたまらなく良い。さすがに毎日旅行へ行くのはしんどいし味気ないので行きませんけれども、時間さえ許せば月に一度はどこかへ行きたいと思っているほど。旅行業務取扱管理者試験って旅行業界で唯一の国家試験なんですよね。そんな権威ある試験に受かった私は『国内旅行のプロフェッショナル』を堂々と名乗ることができます。正式な合格通知が手元に来た後、旅行や旅行関連の記事を沢山このブログに投稿したい。記事のネタ作りにどこかへ旅行に行くのも楽しくて良いかもしれません^^。国内管理者試験の勉強をしていて宮古島へ行きたくなりました。伊良部大橋を走って渡りたい。完走後、沖縄の真っ青な空を眺めながら浜辺で何も考えずにゴロゴロしたい。



次は総合旅行業務取扱管理者試験。来年チャレンジします!



せっかくだし、もうワンランク上の『総合旅行業務取扱管理者試験 (総合管理者試験)』にもチャレンジしたい。コチラは国内管理者試験と違って海外旅行業務をも取り扱える資格。日本以外の観光地理なんてほとんど知らないからゼロからの挑戦。旅行英語、出国手続き、海外の航空会社など覚えるべき内容が山ほどあります。総合管理者試験を受けるにあたり、国内管理者試験の合格者は”科目免除制度”を使えるみたい。通常は①旅行業法、②旅行業約款、③国内旅行実務、そして④海外旅行実務の4科目を受験する必要があるものの、免除制度を使えば②と④の2科目のみで事足りるワケです。いくら試験範囲が広かろうとも2科目だけなら射程圏内。大学院での研究の気分転換に今からコツコツ勉強し始めます。
最後に
国内旅行業務取扱管理者試験に合格した感想は以上になります。合格できて本当に嬉しい!長年の目標をようやく達成できて感無量といった気持ち。次は総合旅行業務取扱管理者試験。来年の10月末に向けてまたアツい戦いが始まります(*≧∀≦*)