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vol.3 小学6年生、乗馬と向き合う|青春駆ける ~馬術に情熱の全てを捧げた10年間の成長の足跡~

1月下旬~2月上旬:中学受験。第二(一)志望校合格で乗馬を続ける権利をGET

1月上旬、正月が明けてすぐインフルエンザに感染しました。その1か月前にワクチンを接種し免疫が弱っていたからでしょう (←本末転倒ですね)。受験直前期という大切な時間にラストスパートができなかった。験生は直前に成績がググっと伸びていくにもかかわらず、受験生ボーナスを享受せぬまま中学受験シーズンへ突入するハメに。私の場合は脳味噌の作りが”理解型”というより”暗記型”。問題の解き方を理解するのではなく覚えることで点数を捻り出してきた。ところが病気になって勉強から離れ、せっかく覚えた問題の解き方をほとんど忘れてしまいました。快復後、問題と向き合った際、全く手が動かなかった時の衝撃と焦りを昨日のことのように思い出せます。

受験は決して待ってはくれない。定められた日時に開始されます。最初の受験は近大付属・東広島中学校 (滑り止め)。最初の入試、久々の問題演習とあってかなり緊張したものの、何とか問題を解く手を止めずに時間いっぱい戦い抜いた。翌日昼にはネットで結果が。無事に合格。力を無難に発揮できてホッと一息付けました。

それからおよそ1週間後になぎさ中学の受験を迎えます。ココの入試に落ちてしまうと中学以降、乗馬を続けられません。学力的には合格を掴むのに何の問題もありませんでした。ですが、(失敗したら乗馬を続けられないんだ…)と相当な重圧を感じながらの受験。当日朝、母親が「乗馬がかかっとるんじゃけん頑張りんさいよ!」と私を玄関から送り出します。私、そういうエールをプレッシャーに感じるタイプですから、「何でそんな余計なことを言うんよ!」と腹が立ち言い返してしまいました。母親も負けていません。「あぁん?何を口ごたえしとるんよ?」と私を叱りにかかります。これ以上ケンカすると受験に遅刻しそうでしたから、「ごめんごめん」と軽くあしらい走ってJRの駅へ向かいました。ケンカして最悪の気分で受けた受験の出来は史上最低でした。あまりに問題を解くことができずに回答中、悔し泣きしていたほど。なぎさ中学からの帰り道は (落ちたわ…)と放心状態でした。帰宅後、親から「どうだった?」と聞かれても何ら返答できなかったぐらい。そもそもどうやって家に帰ったのかさえほとんど記憶にありません。誰かに連れて帰ってもらったのでしょうか?本当に記憶がスッポ抜けています。しかし翌昼、合否の結果を見て正規合格だと分かって驚愕。どうして合格できたのか正直チョットヨクワカラナイものの、「コレで乗馬を続けられるんだ…」と嬉しくて堪りませんでした。

1月31日、学院中学の入試を受けました。最難関校の問題とあってめちゃくちゃ難しかったものの、(七割がた受かっているんじゃないか…?)と良い手応えを得て帰宅。翌日、2月1日には修道中学の入試を受けた。コチラは学院よりももっと上出来な手応えを得て帰路に着いた。ちなみに修道中学の試験には、国語・算数・理科・社会の4科目以外に『CT』という独特な科目があります。CTとはいわゆる聞き取り試験。簡単なクイズや計算などの問題文が放送され、ソレを聴きながら考えて解く風変わりな修道オリジナルの試験。乗馬で鬼師匠・I先生からしごかれ鍛えられていたおかげなのか、模擬テストでCTの成績が異常に高かったんですね笑。CTよりI先生の要求に応える方が遥かに難しかったから。本番でもCT試験はほぼ100%の出来でした。ソレもあって修道中学の合格は間違いなしだと確信を持った。

修道から帰宅後、学院中学の合否発表を確認。結果は不合格。(受かった!!)と思っていたのに不合格となってしまいました。中学受験は各科目で取った得点が開示されない仕組みです。どの科目のせいで落ちちゃったのか、中学は開示してくれません。学院を蹴って修道へ行くつもりが学院に蹴られてしまいました。無念に苛まれたのと同時に、(もしかしたら修道も落ちているんじゃないか)と不安に。翌昼にある修道の合格発表までソワソワして落ち着きませんでした。(落ちていたらどうしよう。乗馬は続けられるけれども修道へ行けないのは嫌だな…)とゲンナリ。睡眠時間ほぼゼロで迎えた午後1時の合格発表。受験番号511は…ネットの掲示板にありました!第一志望に合格できて涙が止まりませんでした。「良かった、努力が報われて!」と喜びの嵐、大嵐。それからすぐに母親と二人で修道中学へ行きました。校長から直々に入学手続書類を受け取り合格を掴んだ実感が湧き、「おめでとう!」とのお祝いの言葉と力強い握手をいただきました。それから3年後、中学の卒業式で再び校長と握手。馬術競技で国体優勝して校長賞を受賞したときの握手。

 

青春跳ねる・小学生編はコレで以上となります。次の記事からはこんな感じで中学生編をお送りします。

vol.4 中学1年生、勝ちまくる|青春駆ける ~馬術に情熱の全てを捧げた10年間の成長の足跡~

2023-08-25

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