私は札幌に住む現役理系大学院生である。
大学院修士1年次の8月から積み立て投資を開始した。
この記事では、
- 積み立て投資を始める際に設定した目標資産額
- その資産を貯めるまでに何年/何円積み立てればいいのか?
これらについて解説していく。
積み立て投資をやっていらっしゃる若年層の方にピッタリな内容なので、ぜひ最後までご覧頂きたいと思っている。
それではさっそく始めよう。
投資のゴールは7,000万円



何円貯めたいかは人それぞれだと思うが、私の場合は7,000万円貯めたいと思っている。
なぜ7,000万円なのかというと、年利5%の金融資産7,000万円を年間5%(うち税金分1%)ずつ切り崩したら、毎年280万円もの不労所得で暮らしつつも、私が死ぬまで資産が増えも減りもしない状況を保たせられるからである(トリニティスタディ)。
今の私はお金をあまり使わない生活をしており、学費を除くと月10万円程度で暮らすことができている。
遊ぶためにバイトをするのは時間とエネルギーの浪費だと捉えてしまうし、お金を払ってカラオケやボーリングへ行くぐらいなら家でカラマーゾフの兄弟でも読んでいた方が幸福を感じられる気質なのである。
大人になると付き合い等でもう少し出費が増えてしまうだろう。
だが、それでも月20万円は超えないだろうから、物価のインフレを考慮しても年間240~280万円あれば十分豊かな生活ができると考えている。
人に見栄を張るために物を買うのは非常にむなしく感じられるし、誰かに見栄を張ろうにも友達がいないので誰にも見栄を張りようがない。
私は自分のためにお金を使う。お金を出すのに値しないものにはびた一文払わない。
私は
- ランニング
- ブログ執筆
- 勉強 (語学, ファイナンス)
- 好きな研究 (次世代電池開発)
- 読書 (研究の専門書or海外文学)
- 年2回程度のお伊勢参り
これらさえできれば大満足である。
全て一人でできることのため、マイペースでトコトン腕を磨くことができる。
まぁ、彼女がいれば完璧だが、論理的に考えて私みたいな人間に彼女ができるはずがないから、既に恋愛や結婚は諦めてしまっている。
したがって、将来のファイナンシャル・プランニングは自分のことだけ考えればよく、目的値を7,000万円に設定し、複利の力を最大限活かすべく学生のうちから動き出したわけである。
25年かけて7,000万円貯めます



先ほどまでは年利5%の前提で話していたが、以下では年利7%で増えていく設定で記事を組み立てていこうと思う。
というのも、私はインデックス株に100%投資しているため増え方もそれだけ急であり、過去数十年のデータを見ても”7%”という数字が決して現実離れしているものではないと考えたためである。
つみたてNISA
まず、つみたてNISAは20年間、積み立て可能な満額の33,333円/月を20年間投資していく。
楽天つみたてシミュレーションで計算してみると、20年で17,364,048円になるとのことである⇩



満期が到来しても売らずに再投資する。
そのため、つみたてNISAで貯めた金融資産は満期から5年後に2,615,679円になっている⇩
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課税枠
つみたてNISA枠を使用しても、目標の7,000万円には4,385万円不足している。
このままではFIREできない計算となるため、20.315%課税枠を活用して資産増加に拍車をかける。
まず、修士2年次の5月~博士2年次までの2年11か月間、毎月37,367円 (クレジット16,667円 + 現金900円×23日)を投資に回す。
年利7%で計算すると、大学院修了時には1,446,265円もの金融資産に膨れ上がっている計算になる⇩



大学院卒業後、この資産を元本にして、引き続き積み立て投資を行っていく。
投資金額は月66,667円 (つみたてNISAと合わせて月10万円)を考えており、年利7%の株に22年積み立て続けると48,601,978円にまで成長している計算になる⇩



つみたてNISAと課税枠の金融資産を足すと、今から25年後 (50歳)には73,217,657円もの金融資産を築けている予定だ。
もし課税枠へもっと多くの金額を投入できればFIREに達する時期が前倒しになるため、入金力を鍛えるのが大切だと改めて実感した次第である。
最後に
私が積み立て投資開始時に打ち立てた目標と積立期間については以上である。
まとめると、
- 目標金融資産は7,000万円
- 複利の力を存分に活かし、25年かけて目標を達成する
このような形になる。
私は何も、貯蓄癖があるわけではない。
わざわざ7,000万円貯めるのには”やりたいこと”があるためであり、何をやりたいのかについては来月末の記事に書くつもりである。
以上です。
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