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【勝率100%】就活で提出した履歴書を大公開!書き方について解説します(前編)

私は札幌に住む現役理系大学院生である。

先日、某中小メーカーの最終面接に臨み、無事に内々定を頂くことができた。

この記事と次の記事では、就活の際、企業へ提出した勝率100%の履歴書を読者さん限定でプレミアム公開する。

  • 履歴書を書くポイント
  • 面接官が注視するポイント

など、様々な観点から述べるつもりなので、就活を行う予定のある方は是非最後までご覧頂きたいと思っている。

 

それではさっそく始めよう。

手書きの履歴書提出を求められました

履歴書の書き方云々の前に、私の内定した企業では手書きの履歴書を求められた。

最近はExcelなどを使用してパソコンでも履歴書を用意できるのだが、会社説明会に参加した際、”御社”から「手書きのモノを送って下さ~い」と言われたため、何度も下書きしたのちボールペンで履歴書を清書した。

(なんでわざわざ手書きさせるのかなぁ…?)と少し考えてみた結果、企業がその応募者の志望度を測っているのではないかと仮説が立てられた。

学歴フィルターならぬ”手書きフィルター”を設ければ滑り止めとして使われるのを防げるし、送られてきた履歴書の筆跡を観察すれば応募者の性格を面接前にあらかじめ把握できる

私は”御社”の志望度が非常に高く、その1社しか受けていなかったので、”御社”へ履歴書を出すのは確定していた。

しかし、手書きの履歴書を出すのはかなり億劫で、

かめ
なるほど、これだけ面倒臭いなら並の志望度では書き上げるのを挫折してしまうよなぁ…

と、手書きフィルターの効果を実感させられたのであった。

手書きの履歴書を用意する際、5回も書き間違えて履歴書を無駄にした。その分、履歴書を書き間違えずパーフェクトに執筆できた時の喜びはひとしおであった。

 

学歴・職歴

次に学歴の書き方について記していく。

 

ネットで色々調べてみた結果、学歴は中学卒業から書くのが一般的らしかった。

したがって、”学歴”と記した次の段には○○中学校 卒業と記すことにした。

北大の総合入試理系に関しては、一年次に所属するのが総合教育部という組織なので総合教育部理系と記入した。

ひょっとすると”総合入試理系”でもOKかもしれないが、もし不安なら大学の窓口で質問してみて頂きたい。

1年次から2年次で学部へ移行したものの、そこは特記せず大学卒業の項目で○○工学コース 卒業と記入した。

大学院修士課程に入学し、現在はまだ在学中のため、卒業ではなく○○専攻卒業見込と書きこみ、学歴の執筆を終えたのであった。

なお、私は大学2年次の7月から3月までスーパーの品出しバイト経験がある。

しかし、書くのが面倒だったためここには記さず、面接で「バイトしたことある?」と聞かれた時に打ち明けるつもりだった。

 

面接後、”御社”の技術部長にコソっと教えてもらったのだが、学歴の項目で面接官が見るのは

  1. どこの大学出身なのか?
  2. 浪人はしているか否か?

どうやらこの2つのポイントらしい。

 

まず、大学名を見るのは、その人が努力できる人材かどうかを確かめるためだそうだ。

企業へ入社後、様々なことを継続的に勉強していく必要があるので、過去に大学入試で頑張って偏差値の高い大学へ合格できた人ならば、面接官は(企業へ入ってからも努力してくれるだろう)と安心して採用に踏み切れるみたいである。

また、浪人しているか否かを見るのは、その人の挫折経験の有無を知るためだそうだ。

挫折を乗り越え成功を掴んだ人は現役合格者よりも精神的にタフだから、面接官は(この人ならばウチを簡単には辞めないだろう)と考え、応募者を大きくプラス評価するみたいである。

私自身は浪人したのを恥じており、履歴書を書くたび空白の一年間を嘆き悲しみ落ち込んでいた。

けれども、面接で浪人時代に得られた収穫について話すとかなり高評価だったため、(浪人して良かったかもしれないな…)とほんの少しだけ嬉しくなった。

 

志望動機

私が”御社”へ書いて出した志望動機は上記の通りである。

ポイントだけまとめると、

  1. 業務内容と大学院での研究内容がかなり似通っていたから
  2. 中小企業ではあるものの、幅広い業界を下支えしており、縁の下の力持ちとして社会貢献したい私にはうってつけの企業だったから

このような形になる。

面接ではこの2点について少し聞かれたほか、「志望動機はこの2つだけですか?(翻訳:それってウチじゃなくても良くない?)」と質問された。

そこで、伝家の宝刀としてとっておいた第三の志望動機を面接で述べ、オーナー社長をこれでもかというほど笑顔にしてみせた。

正直、面接では社長を笑顔にさせられたらほぼ勝利である。

私は45分間の面接の開始直後に社長をニコニコさせられたため、非常に円満なムードで面接を展開させることができた。

 

得意科目には、”御社”の業務で必ず使う知識について、第一に書きこんで媚を売った。

また、”御社”がグローバル展開を視野に入れていると説明会で聞いていたから、履歴書や面接で「英語もそれなりにできますよ」と、さりげなく”オレを雇わなきゃ損だぞ”とアピールしておいた。

研究課題に関しては、あまり難しい事を書いても相手には分からないだろうと思ったので、自分の研究の最終目的だけを記すに止めておいた。

これだけ漠然と書かれていたら面接で技術部長から深掘りされるに決まっているため、自身の研究概要をサルでも分かるように話せる練習を何度も何度も繰り返し行った。

この記事をお読みになってお感じになったかもしれないが、私は履歴書を面接の流れを支配するアイテムとして捉え、綿密に戦略を練って作成していた。

その最たるものがガクチカ(学生時代に力を入れてきたこと)であり、それについて後編で詳しく解説していく。

 

後編へ続く

勝率100%の履歴書解説・前編については以上である。

次の記事では後編として、

  1. ガクチカ
  2. 趣味や特技
  3. 長所や特徴
  4. 資格

これらについて述べていく。

【勝率100%】就活で提出した履歴書を大公開!書き方について解説します(後編)

2022-03-25

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