【進路振り分け】応用マテリアル工学コースを選んだ4つの理由

私は札幌に住む現役理系大学院生である。

北大の総合理系で一年間過ごし、進路振り分けの際、応用マテリアル工学コース(略称・応マテ)に進学した。

この記事では、私が応マテに進学した4つの理由について解説していく。

  • 進路選択を迷っている総合理系1年生
  • 受験学科を迷っている高校生&浪人生

こうした方々にピッタリな内容だと思うので、ぜひ最後までご覧頂きたいと思っている。

 

それではさっそく始めよう。

応用マテリアル工学コースを選んだ4つの理由

私が応マテを選んだのには4つ理由がある。

  1. コース名がカッコよかったから
  2. 父親が別の大学の金属系学科出身だったから
  3. 何となく電池材料開発に興味があったから
  4. 「「就職状況が抜群だ」とガイダンスで教授陣が熱弁していたらしい」と友人の友人から聞いたから

以下で一つずつ詳述していく。

 

コース名がカッコよかったから

総合理系に入学し、進路を1年間悩める猶予を手に入れたまでは良かったのである。

しかし、この1年間で特に何か新しい情報を得られたわけではなく、強いて言えば(北大ってホンマに広いな…笑)と感じたぐらいだった。

あまりに進路選びの材料がなく、移行先決定の寸前まで(○○学科へ進学したい!)という強い希望が一切存在しなかったほどである。

  • 生物が苦手なので農学部は無理だと思ったし
  • パソコンいじりも苦手だったから情報系学科も行きたくなかったし

消去法を用いて学部・学科選びをせざるを得なかったのである。

教養棟で北大のパンフレットを一冊貰い、行きたくない学部を一つずつ順番に破り捨ててみた。

最終的に残ったのが工学部だけであり、工学部の中でも応用理工系学科(3コース)と環境社会工学科(5コース)の計8コースから進路選びをすることとなった。

 

正直、どこでもいいと考えていた。

ならばダーツで決めてもよかったのだが、将来を運任せにするのは何となく嫌だったので、自分の直観に頼り、移行先を決めることにした。

シャーペンでコース名を一つずつ書き出してみると、一つだけ名前に心がときめいたコースがあった。

それが、私がかつて所属していた応用マテリアル工学コースである。

高校時代は化学が大の得意だったから、応用化学コースに行こうかなぁとも考えてはみた。

しかし、「応用マテリアル工学コース」という名前の響きには到底かなわず、”名前がカッコいいから”というそれだけの理由で応マテを第一希望としたのであった。

【北大】総合理系のQ&A|内部生が語る

2020-09-18

 

「「就職状況が抜群だ」とガイダンスで教授陣が熱弁していたらしい」と友人の友人から聞いたから

北大では毎年8月と2月に学部1年生を対象としたガイダンスが実施されている。

このガイダンスでは、興味のあるコースのブースを複数巡り、各コースに所属している学生や教員と進路について相談できる。

総合理系生はもちろんの事、学部・学科は決まっているがコースが決まっていない後期入試組にも参考となる情報が提供される。

進路に迷っていた私はそのガイダンスへ当然行くべきだったのだが、なぜか急に面倒臭くなって行くのをやめてしまっていた。

 

ガイダンスへ行かなかった翌日、(あ~、なんで行かなかったかなぁ…アホやなぁ…)と自分の行いを後悔する事となった。

しかし、過ぎたものをいくら悔やんでも仕方がないし、タイムスリップして過去に戻れるわけでもない。

そこで、当時仲の良かった知り合いに「昨日のガイダンスはどこのコースの話を聞きに行ったの?」と聞いてみることにした。

残念ながら彼も移行ガイダンスをサボったらしく、何一つ有益な情報を手に入れられなかった。

肩を落とし、その場を立ち去ろうとすると、彼の友人が颯爽と現れ、「応マテ良かった”らしい”で~^^」といきなり話し出した。

「なになに?教えて!」と話を聞き出してみると、彼は

  • 応マテでは物理と化学の中間的な勉強ができる事
  • 金属はどの工業製品にも使われているのでどの企業からも求められる人材になれる事

など、様々な知識を披露してくれた。

どうやらその彼(知り合いの知り合い)もまたガイダンスをサボったらしく、私にとって”知り合いの知り合いの知り合い”から情報を入手した模様である。

当時の私は大学院修士課程卒業後に就職しようと考えており、”どの企業にも行ける点”はかなりアツいポイントだなぁと思っていた。

ちなみに、”応マテが就職に強い”というのは本当の話である。企業から就職支援室へは毎年数百枚の学校推薦求人票が届いており、推薦を使う人が減っている今、就職先は選びたい放題となっている状態である。

 

父親が金属系出身だったから

移行先を就職状況や名前で決めるぐらいだったから、学部選びの決め手など”ない”に等しい感じだった。

(どこに移行しようかなぁ…)と途方に暮れ、下宿の部屋を右往左往していると、父親が金属系学科出身だったのを思い出し、(コレだ!)と即座に合点した。

ひと昔前、「親の好みは子に遺伝する」とどこかで聞いた経験がある。

私には法学部出身の母親がいるため必ずしも金属系の勉強が向いている訳ではなかったが、(縁もゆかりもない所より金属系へ行った方が良いだろう)と考え、応マテが移行先に急浮上した。

小さいころから金属の魅力をたくさん聞かされ、私は知らず知らず洗脳されていた。

父の策略にまんまと乗せられ、私は応マテへと移行した。

結果的には、金属系へ行って大正解だった。もしもっと早くから金属系に魅力を感じていたら、受験生時代、材料系のメッカである東北大工学部を目指して受験していただろうと考えられる。

 

何となく電池材料開発に興味があったから

応マテを選んだ最後の理由は、少しだけ真面目な理由である。

何となく電池材料開発を仕事にしたいと考えていて、金属系の勉強ができる応マテに行けばその夢が叶うと思ったからである。

1年生当時の私は高校化学に毛が生えたぐらいの知識しか備えておらず、電池の電極はすべて亜鉛や銅のような純金属だと考えていた。

実際には合金電極もたくさんあるし、リチウムイオン電池の負極(カーボン)のように金属以外の電極開発も盛んにおこなわれているのだが、当時は何も知らなかったから、とりあえず応マテに行っておけば何とかなるでしょ笑と半分ノリで決めたのであった。

この事からも分かるように、私は基本的に化学系の勉強が大好きである。ならばなぜ応用化学コース(略称・応化)に行かなかったのか?それは私にもよく分からない。

 

実際に応マテへ入ってみて、学部2, 3年次では電池に関する講義をほとんど受ける事が出来なかった。

講義内容に興味が持てず、(応化へ行っておけばよかったかなぁ…)と、留年して応化へ入り直そうか、真剣に検討していたぐらいである。

しかし、一つだけめちゃくちゃ面白い講義があって、学部4年次にその講義をやっていた先生がいる研究室へ所属する事にした。

その研究室では電池関連の研究を盛んに行っており、私は自分が興味を持てるテーマを与えて貰えた。

(応マテに入ってよかった!)と思ったのは、研究室生活が本当に充実しているからである。

ぶっちゃけ金属学の勉強はほとんど頭に残っていないけれども、自分にピッタリな研究室に入れたから、応化じゃなくて応マテを選んで大正解だったと考えている。

 

最後に

私が移行先に応用マテリアル工学コースを選んだ理由は以上4つである。

まとめると、

  1. コース名がカッコよかったから。
  2. 父親が別の大学の金属系学科出身だったから。
  3. 何となく電池材料開発に興味があったから。
  4. 「「就職状況が抜群だ」とガイダンスで教授陣が熱弁していたらしい」と友人の友人から聞いたから

このような形になる。

反省点としては、移行ガイダンスにちゃんと参加しておけば良かったなぁといった所だろうか。

まぁ、”住めば都”ということわざ通り、実際に入ってみればどのコースにも馴染めると思うので、(配属選びで人生が決まる…!)などと考えず、ある程度気楽にコースを選んで貰いたいなぁと思っている。

 

以上です。

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馬術競技からマラソンに転向した北大工学院のM1|国体馬術競技優勝&8回入賞|10000m36’33”|マラソン2°47’50”|100kmレース10°19’17”|FP&日商簿記3級|英検準一級|TOEIC785点|ラン歴5年|乗馬歴10年|英語の学術論文3報(電気化学)|月間収益3,000円/2万PVのブログ運営中|コメントやご相談はTwitterのDMまでお願いします。