【合格体験記】北大二次試験当日のアレコレについて(前編)

【合格体験記】北大二次試験前日のアレコレについて

2022-01-28

起床~試験開始

試験当日はスッキリとした目覚めでスタートした。

5時のアラームをパシッと止め、ベッドからのそのそ這い出した。

鏡で顔を確認すると、何だか自信に満ち溢れているように感じられた。

中学3年の時に馬術競技で国体優勝した時も同じような顔をしていたので、(何か今日は良い事がありそうな気がするなぁ)と、早くも吉兆を予感したのであった。

寝癖を直すついでにシャワーを浴び、小声で国歌を熱唱しながらシャンプー→リンスと身を清めた。

体を洗い、水分を拭き取り、服を着て椅子に鎮座した。

浪人時代の朝ルーティンとなっていた計算ドリルを何問か解き、北大英語の長文を何題か音読して脳を活性化させた。

いつもやっている事をやったおかげで緊張感が少し和らいだ気がしたし、(コレだけやってきたのだから絶対大丈夫だ!)と自分に言い聞かせる事ができた。

 

現役時代の反省を活かし、浪人時代はホテルのレストランで食事を摂らなかった。

というのも、現役時代の私は朝食会場に入る時点で他の受験生の圧に負けてしまい、弱気になったまま試験に行って酷い目に遭ったからである。

そこで、今年の私はホテルの部屋で食事を摂った。

おにぎりとサンドイッチを1個ずつ食べ、最後にさけるチーズにガブッとかじりつき、(北大もこうやって喰ってやるからな…!)と、早くも闘争心が全開であった。

 

6時55分ごろ、部屋を出た。

念のため忘れ物が無いか確認すると、部屋に受験票を忘れたことに気が付いて、回れ右してホテルへ取りに帰った。

気を取り直し、北大の試験会場へと歩みを進めた。

地下鉄さっぽろ駅から南北線に乗り、約3分ほどで北18条駅に到着した。

改札を通過し、地上へ上がると、北大へと伸びる長い行列が形成されていた。

私もそこに加わり、ツルツル路面を一歩一歩丁寧に踏み締め、”滑らないよう”注意して歩いて行った。

私の記憶では、試験会場はテスト開始1時間前に開場したような気がする。

暖かな日差しがあまりに気持ち良く、このまま帰ってしまいたい衝動をグッとこらえて会場内に入っていった。

 

私の試験教室はE301、3階で一番広い教室であった。

 

いざ着席してみると、まず椅子の硬さに思い至った。

私は乗馬をやっていた事もありお尻の皮が薄く、この椅子に長時間座っていたらお尻を痛めてしまうような予感がした。

また、机の縦方向の幅が50~60cmほどしかなく、あまり広々とスペースを使えなさそうであった。

さらに、机と椅子の間隔も私の好みに馴染まなくて、どうにもスッキリとしなかった。

唯一の救いは、前後の受験生が不在だったことである。

前から二番目&通路側の席だったため周囲にほとんど受験生がおらず、私の集中力をかき乱す存在が少ない点は大きなアドバンテージだと感じられた。

 

ひと教科目の数学に合わせ、脳を数学モードにチューニングした。

新数学スタンダード演習を流し読みして数式に目を慣らし、少しだけ苦手意識のあった確率分野だけ数問解いて落ち着きを得た。

試験監督がゴソゴソと準備を始め、そのタイミングで私も勉強を終えた。

臍下丹田に力を入れて集中力をマックスまで高め、目を閉じ深呼吸してリラックスした。

数学では満点を取ろうと考えていた。

というより、英・数・理どれかひと教科受験しなくても総合理系の合格ラインをぶっちぎるつもりだった。

 

ひと教科目:数学

試験開始の合図とともに、問題冊子を一枚めくった。

そして、(絶対満点取るぞ!)と気合を入れ、目の前の5題に取り組んでいった。

出題された全ての問題に一瞬で方針が立ったため、あとはひたすら手を動かして計算するだけだった。

その計算問題に関しても、現役時代は緊張で手が震えてボロボロ計算ミスしていたが、一年間計算ドリルを繰り返し行ったおかげで全く計算ミスをしなかった。

唯一、複素数の問題だけ少し分からない所があった。

その問題に時間を取られていたら他で点数を取れなくなるので、他の4題をさっさと片付け、試験の残り時間は複素数の問題に100%コミットした。

試験終了まで粘ってみたが、どうしてもその問題だけ答えを出せなかった。

しかし、それ以外の問題は全てクリアしたので、(140/150は固いな)と安堵して数学の戦いを終えたのであった。

数学は143/150だった。複素数の小問以外はすべて丸をいただけたようである。

 

試験が終わり、トイレに行くと、多くの受験生が友人同士で「オレ○完だったわ~」と会話していた。

盗み聞きしたどの受験生よりも多分良い点数を取れていたので、私は早くも楽勝モードに突入していた。

センター試験の点数が255点、数学が140点なので、合格最低ラインの530点にはあと135点(4割5分)で到達する。

そして、主席合格ラインと考えていた目標の650点越えにはあと255点(8割5分)必要だったので、残り2科目も全問正解するぐらいの勢いで猛然と戦っていこうと決意した。

 

昼休み

まだあまりお腹が空いていなかったが、昼ご飯を食べるならこの時間しかなかったので、食事を摂っておく事にした。

コンビニで購入したおにぎりとサンドイッチと練乳入りフランスパンを口いっぱいに詰めこんで、午前中に失ったエネルギーをフル回復して午後の戦いへ態勢を整えた。

ほんのりとやわらかい日差しにいざなわれ、会場の外へ散歩しに出た。

ただ、思っていたよりずっと寒く、散歩開始3分でギブアップして、そそくさと試験教室に戻っていった。

 

次の英語試験に備え、頭を英語モードにチューニングした。

北大英語15か年を速読し、システム英単語の一番難しい章を簡単にさらっと流し読みした。

センター試験と同様、大量の英文を短時間で処理する方式のため、事前に頭の回転を速くしておく必要があった。

そこで、ネットで見つけた指回し体操を行い、脳の合法ドーピングに努めたのであった。

試験官がやって来ると、勉強道具をしまって口の体操を行った。

試験中、英文を口パクしながら読み進めていくため、以前テレビで見かけたモグモグ体操を試験官に笑われるまでやり続けていった。

2教科目の英語では、8割(120点)を取るつもりだった。

解答速度と正確性を極限の水準で両立させるため、心身を本気モードに切り替えた。

 

後編に続く…

【合格体験記】北大二次試験当日のアレコレについて(後編)

2022-02-05

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馬術競技からマラソンに転向した北大工学院のM1|国体馬術競技優勝&8回入賞|10000m36’33”|マラソン2°47’50”|100kmレース10°19’17”|FP&日商簿記3級|英検準一級|TOEIC785点|ラン歴5年|乗馬歴10年|英語の学術論文3報(電気化学)|月間収益3,000円/2万PVのブログ運営中|コメントやご相談はTwitterのDMまでお願いします。