先日、2021年の総括記事をブログに載せた。
この記事では、2022年に必ず達成する目標一覧をお披露目する。
Contents
ランニング
まずは私の本業、ランニング。
2022年は以下の2つの目標を達成する。
- 100kmマラソン9時間切り
- 10km34分切り
100kmマラソン9時間切り:6月



2020年6月に開催予定のいわて銀河100kmチャレンジマラソンが2年延期し、ようやく今年の6月12日に開かれる。
わざわざお金を払って出ようとは思わないが、2年前に参加費2万円を支払い、参加権利を保有したままの状況のため、旅行がてら出場しようと決心した。
目標は100km9時間切り。キロ5分~5分半で走り切れればクリアできるタイムである。
今の私には100kmの着地衝撃に耐えられる脚筋力が足らないため、これから階段昇降や走り込みで脚を作り、大会に向けて状態を上げていきたい。
12月には沖縄の100kmマラソン・沖縄100Kに出る予定だ。
大学2年次で出場した際に見たキラキラ輝くコバルトブルーの海が忘れられなくて、もう一度あの絶景を味わうために沖縄まで行く。
いわての100kmとは違い、沖縄では9時間半程度のゆったりとしたペースで巡行するつもりである。
景色を味わい、ランナーとの交流を楽しみ、最後まで楽しみながらゴールテープを切りたい。
10km34分切り:9月



100kmを楽に走るには、短い距離を速く走れるようにならなくちゃいけない。
そこで、大学の土トラックで10kmタイムトライアルを行い、34分(3’24″/km)を切るのを目標に掲げたい。
なぜ34分切りかというと、箱根駅伝の予選会に出られる参加資格の一つが10km34分以内だからである。
私は札幌の大学に通う大学院生なのでその時点で参加資格を有していないのだが、(もし34分を切れたらほんの少しだけ箱根ランナーを身近に感じられるようになるかな)と思い、34分切りという目標を打ち立てたのである。
ウルトラマラソンの練習により、有酸素能力がグングン伸びていくはず。
10kmで34分を切るためには、鍛えられたスタミナにスピードを肉付けする必要がある。
いきなり3’24″/kmペースで練習したらおそらく故障してしまうため、まずは昨年こなせたペースの練習の余裕度改善を図りたい。
その後、少しずつステップアップし、最終的には2,000m×5 (レスト60秒) を3’24″/kmペースでこなしたい。
研究
次に、私の副業・研究の目標である。
2022年は以下の3つの目標を掲げる。
- 学振DC1採択
- 大学院試験合格
- 博士論文提出資格認定用論文1/3本目完成
学振DC1採択:8月〜9月



我が大学の場合、ゴールデンウィーク明けに学振提出用申請書を提出する。
申請書は大ボリュームなので2~3日で完成させられる代物ではなく、数か月かけて構想を練って書き上げる必要がある。
幸いにも大学フェローシップへの内定が決まっているため、博士進学後の生活でそこまで困窮する事はないだろう。
学振に応募するのは
- 学振に採択されて奨学金返済免除レースを勝ち抜けたいから
- フェローシップよりも学振の方が沢山お金がもらえそうだから
- 私が学振に採択され、研究室に採択ノウハウを蓄積させたいから
この3つが理由であり、自分のためにも後輩のためにも負けられない戦いが始まるのである。
大学院試験合格:8~9月



8月には大学院博士課程入学を賭けた試験がある。
大学公式HPで調べた所、受験料は0円であり、英語の試験(TOEICではなく筆記)と面接だけみたいなので、B4の時ほど緊張せず試験に臨めるのではないだろうか?
受験にあたり問題となるのは、我が研究室には博士課程へ進んだ先輩がほぼいないため、試験で何を問われるのか全く情報がない所である。
- 英語:英語の試験って一体なに?材料学全般の知識を問われるの?それとも大学入試みたいな英文読解?
- 面接:果たして何を聞かれるのか…?B4の時と同じ感じ?それとも専門知識を問う本格的な口頭試問なの?
あまりに正体が分からず怖いので、一度、博士課程に進む同じ専攻の同期に話を聞いてみようと思う。
博論提出資格認定用論文1/3本目完成:12月



指導教員によると、博士論文を提出するには博士在学中に3本の論文提出実績が必要らしい。
私は現在2本の論文を出版し、まもなく3本目の論文も査読に出すが、これらはいずれも学士・修士時代に出したため、博論提出資格にはカウントされないのである。
これ以上修士の間に論文を出しても資格認定には使えないから、4本目の論文は修士卒業と博士入学の境界あたりでアクセプトされるよう調整していく。
この技を使用するには11~12月あたりで論文を完成させておく必要があり、今年はそれに向かって邁進する所存である。
4本目の論文の題材は既に8割がた揃っており、5本目の論文用データについても揃え始める必要がある。
博士一年次の後期には博士論文作成に必要なデータを全て出し終え、1年早期修了して社会に出たいものだ。
勉強
研究以外にも3つ、スキルアップを図りたい事がある。
それは
- 物理化学
- 簿記
- インドネシア語
この3つである。
物理化学をやり直す:通年



大学に入学して最初の半年、私は教養課程で化学という名の物理を習った。
そして、あまり理解ができないまま、学部・大学院と進級してしまった。
現在研究室で取り扱う電気化学は、物理化学と非常に縁の深い学問領域である。
したがって、物理化学の理解なくして電気化学は理解できず、博士課程へ進んで恥をかく前に勉強し直しておこうと思ったのだ。
一口に「物理化学」と言ってもその範囲は膨大である。
1ヵ月や2か月でカバーできる分量ではないために、これから一年間かけてゆっくりと復習していくつもりである。
大学図書館におあつらえ向きの教科書を偶然見つけたから、教科書と解答全ページをスキャンし、いつでも見られる態勢を整える。
物理化学が済んだら無機化学へ(来年)、無機化学が済んだら有機化学へ(来年~再来年)…といった感じで、大好きな化学に関する知識を一通り網羅したい。
簿記3級(2月)&2級(3月 or 4月)合格



(会計知識も持った理系人材になりたい)と思って始めた簿記の勉強だが、論文執筆や講義の課題に追われて慌ただしく過ごすうちにいつの間にか勉強しなくなってしまった。
これから数か月後にはもっともっと忙しくなるため、まだヒマなうちに簿記試験に挑戦・合格しておこうと思い立った。
簿記3級に関しては2月の後半、2級に関してはそれから1~2か月後に合格したい。
春休みは簿記対策に時間を割き、必勝を期して試験に挑む。
インドネシア語の簡単な文章を読めるようになる:通年



昨年はスペイン語とインドネシア語を同時に勉強し、結果的にどちらも全くモノにならなかった。
中途半端で終わるどころか、スペイン語とインドネシア語の語彙がぐちゃぐちゃになり、勉強しない方が良かった状況にまで脳が大混乱してしまった。
そこで、今年はインドネシア語のみに注力し、インドネシア語の簡単な文章(小学生用の絵本など)を読めるようになる事を目標とする。
また、一冊の参考書だけを徹底的にやり込み、辞書も買ってインドネシア語から逃げられない環境作りを進めていく。
勉強のモチベーションとしてインドネシア語検定に申し込むのも一つの作戦であろう。
英検は一級まで行けず、準一級どまりとなってしまったが、もしかしたらインドネシア語なら一級, 特一級まで進めるかもしれない…(いや、ないか笑)
その他
その他の目標としては以下の3つを書いておく。
- ドストエフスキー&トルストイ&谷崎潤一郎の著作を全巻読破
- 懸垂:順手30回/逆手50回
- ”彼女が欲しい”ってブログに書かない
読書:理解度にこだわる。ドストエフスキー&トルストイ&谷崎潤一郎の著作全巻読破 (通年)



昨年は計117冊の本を読んだ。
本のジャンルとしてはHow To系が最多で、新書で冊数を稼いだ形である。
2022年は冊数にこだわるのではなく、読んだ本の理解度や本から得られた収穫の量にこだわりたい。
極論、月に1冊しか本を読まなくてもOKであり、その1冊を噛みしめるように味わえれば何の問題もないのである。
読む本としては、
- ドストエフスキー
- トルストイ
- 谷崎潤一郎
このお三方の著作を中心に据える。
上記3名が書いた本 (新潮文庫) を全巻読破し、著者や作品の解説本にも手を出していきたい。
昨年の私は作品の深淵を垣間見るような読み方ができておらず、冊数を意識するあまりストーリーを追うだけで精一杯になってしまっていた。
今年は冊数の目標を掲げないから一作一作ゆっくりと読み、周りの人に読んだ本を紹介できるぐらいにまで理解度を上げていきたいのである。
懸垂順手30回&逆手50回:12月



100kmや10kmの目標を達成するには、下半身だけではなく上半身の強化も必要不可欠である。
今やっている腕立て伏せや腹筋ローラーでもある程度は鍛えられるのだが、新庄剛志BIG BOSSのような肉体を手に入れるには強度が圧倒的に不足している。
そこで、今年から懸垂トレーニングを開始する。
順手・逆手で懸垂を行い、順手では連続30回、逆手では連続50回懸垂できるまでに上半身を強化したい。
懸垂を行う場所は大学の陸上競技場である。
砲丸&ハンマー投げ用のネットを張る棒がぶら下がるのに適しており、日々のジョギングの後に陸上トラックで懸垂練習も行いたい。
屋外の懸垂で問題となるのは、悪天候や積雪時に陸上競技場へ入れない事である。
この問題を解決するには家に懸垂用ぶら下がり健康器を設置するより選択肢はなく、該当器具を近々購入・お披露目する予定である。
“彼女がほしい”ってブログに書かない:通年



私は心の底から彼女が欲しい。
このブログへ載せている記事にもその気持ちが節々に現れてしまっているが、これだけ「彼女が欲しい」と言い続けていたら流石に読む人の気持ちを害するであろう。
今年の目標は、ブログに”彼女が欲しい”と書かない事である。
どうせ研究ばかりしていて彼女ができる訳ないのだから期待するだけ損だと思うし、(彼女が欲しいっ!)と欲を出せば出すほど彼女ができにくくなる気がするのである。
そもそも、私が彼女を作るなど10年早いのである。
この記事に挙げたような目標を達成し続け、女性にとって魅力的な人間になってから再び「彼女が欲しい~!!」とのた打ち回りたい。



最後に
2022年の目標は以上である。
年末には「全部達成できた!」と笑えるよう、今年も可能な限り巡行ペースを上げていきたい。