5月:12冊
- 政府はもう噓をつけない(How To)
- コロナ論(How To)
- 目に見えないもの(日本文学)
- バビロンの大富豪(How To)
- 大空のサムライ上(歴史・哲学)
- 大空のサムライ下(歴史・哲学)
- 毒になる親(How To)
- マンガ 種の起源(学術書)
- お金の大学(How To)
- 昭和史(歴史・哲学)
- 戦略的思考とは何か(How To)
- 文明の生態史観(歴史・哲学)
5月に一番印象に残った本(というかタメになった本)は、リベラルアーツ大学の両さんが書いたお金の大学である。
コレは現代人に欠如しているお金の知識を私みたいなサルでも分かるほど噛み砕いて説明してくれた本であり、本作を読んで(今まで自分はなんにも知らなかったんやな…)と愕然とさせられたのをよく覚えている。
また、著者のYouTubeチャンネルを見てファイナンシャルプランナー受検を決意し、勉強の過程でお金の大学に出ていた知識を頭へ叩き込む事ができた。
そのおかげで給与所得と雑所得の違いが分かるようになったのだから、両さんには感謝してもしきれないのである。
また、バビロンの大富豪に関しても非常に勉強になる内容だった。
この本に書いてある原則を全て守れば誰でも小金持ち(資産5,000万円)ぐらいにはなれるだろうし、私にも手がとどく目標だと思うと少し力が湧いてきた。
6月:10冊
- 昭和史戦後編(歴史・哲学)
- 父が娘に語る経済の話(How To)
- 旅人(現代小説)
- ガリバー旅行記(海外文学)
- データに学ぶLiイオン電池の充放電技術(研究)
- 日本列島回復論(歴史・哲学)
- 金閣寺(日本文学)
- 人新世の「資本論」(How To)
- Battery Wars(研究)
- 哲学の教科書(歴史・哲学)
6月に読んだBattery Warsは今年最もワクワクさせられた本だった。
というのも、私は大学院で次世代電池開発に携わっていて、
- 自分は世界各国が繰り広げている電池材料開発の真っただ中にいるのだ…!
- 世界のどこよりも早く電池の謎を解いてやろう!!
と、一気に心がヒートアップしてきたからである。
また、本の中に自分の知っている企業名がたくさん登場してきたのもウキウキポイントの一つであった。
博士課程修了後、企業に就職したら、Battery Guyたちと世界の最前線でしのぎを削りたい。
7月:11冊
7月からは読んだ日付も記録する。
- 新型コロナワクチンの正体(7/1~7/2, How To)
- フェルマーの最終定理(7/2~7/5, 海外文学)
- 夏への扉(7/7~7/8, 海外文学)
- 遠い山なみの光(7/9~7/11, 海外文学)
- FIRE(7/12~7/13, How To)
- 赤と黒 上(7/15~7/17, 海外文学)
- 赤と黒 下(7/18~7/21, 海外文学)
- 宇宙創成 上(7/22~7/23, 海外文学)
- 宇宙創成 下(7/24~7/26, 海外文学)
- 世界がわかる理系の名著(7/27~7/28, How To)
- ライフシフト(7/29~7/31, How To)
7月はフランス人作家・スタンダール作の赤と黒をチョイスする。
4月に読んだアンナ・カレーニナとは違い、本作はもっと激しく・もっと熱狂させられる恋愛小説だった。
私は私生活で女性との付き合いが皆無なため、その空虚感を埋め合わせるべく、割と激しめの恋愛文学を読む傾向にある。
こんな本ばかり読んでいて現実世界に目を向けないから彼女ができないのだと考えられるが、私としては(彼女ができないから仕方なく恋愛本を読んでいるのだ)と思っており、鶏が先が、卵が先か、決着のつかない議論が続きそうである。
8月:11冊
- 自分の中に毒を持て(8/1, 現代小説)
- 「量子論」を楽しむ本(8/2~8/4, 研究)
- 文豪ナビ 夏目漱石(8/5~8/6, 日本文学)
- 功名が辻1(8/7~8/8, 歴史・哲学)
- 功名が辻2(8/8, 歴史・哲学)
- 功名が辻3(8/9, 歴史・哲学)
- 功名が辻4(8/10, 歴史・哲学)
- 春宵十話(8/15~8/16, 歴史・哲学)
- 夜想曲集(8/18~8/19, 海外文学)
- 頭に来てもアホとは戦うな!(8/19~8/20, How To)
- 戦争と平和1(8/21~8/26, 海外文学)
8月のベストブックにはカズオイシグロの夜想曲集をチョイスしたい。
5つの短編が収録されているこの書籍、どの物語も人生の一瞬を切り取ってみせたような感じで妙にスッと入っていけた。
夜想曲集には”日の名残り”や”わたしを話さないで”等の長編にはない独特の魅力があり、短編嫌いの私でもしっかり楽しく通読する事が出来た。
いったい何を食べたらこんなロマンチックで美しい本を書けるのだろうか…カズオイシグロの本は何を読んでも面白い。
いくら書籍を読んでも、女性の心は難しいもので机上の空論になりがちですよね
そうですね…
本ばかり読んでおらず、デートなど実地訓練を積むべきなのは承知しています。
ですが、中高一貫男子校に通っていた事もあって女性の考え方をよく理解できず、いくら彼女が欲しいと思っていてもガールフレンドすら作れない有様です。