大学に入学する前後で感じた4つのギャップについて

私は札幌に住む現役理系大学院生である。

現在は修士課程に在学し、大学院生歴は8か月になる。

この記事では、大学生だった時に感じた、大学に入学する前後の4つのギャップについて解説していく。

将来大学へ行こうとしている高校生・浪人生にピッタリな記事だと思うので、ぜひ最後までご覧いただきたいと思っている。

 

それでは早速始めよう。

大学に入学する前後のギャップについて

時間割組立ての自由度があまりない

大学入学前、大学とは自分が希望する講義を選んで履修するところだと考えていた。

まぁ、必修科目はあるだろうが、卒業に必要な単位数の大半は自分の意志で受けると決めた講義でゲットできると思っていた。

ところが、いざ大学に入ってみると、時間割を組み立てる以前に、時間割の大半が履修すべき授業で埋め尽くされた

数学や理科、英語や第二外国語、情報学に自然科学実験など、一年次の講義の7割がたは必修講義で占められていた。

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総合理系として一年次を過ごし、学部二年次からは材料系コースで過ごすことになった。

学部に移行すると、私の時間割は一年次以上に必修科目で埋め尽くされた。

かめ
どうせ単位を取るならパパっと取り切っちゃった方がいいな♪

と考え、二年次の一年間で三年次の単位まで取得してやろうと目論んでいたものの、なんと各学期に取得単位数の限度が設けられていたため、単位を早めに取り切る事が仕組み的に不可能だったのである…

特に、私の進学したコースは三年後期の時間割が週10コマしかないので、(これらの授業を三年前期に持ってきてくれたら後期は丸々自由に使えるのに…)と何度思ったか、私の手と足の指を全部使っても数えきれないほどである。

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私の親世代であれば、単位を早めに取り切って一年間丸々旅行へ行く…という荒業が可能だったらしい。

しかし、少なくとも我が大学ではそれは叶わず、親世代の大学の自由さをうらやましく思う限りである。

 

えっ、大学って出席取るの?!

私が大学に入学する前、(さすがにもう出欠を取られる事はないだろう)と考えていた。

そんな子供みたいな事をするのは高校生までで、大学に入ったら成績はレポートや期末試験の点数で決まるものと思っていた。

というのも、私が大学受験浪人時代に通っていた河合塾でさえ、授業中に出席など取らなかったからである。

”大学は授業に行かなくて成績が悪くても自己責任の世界だ”と見なしていた私は、(よし、コレでようやく授業から解放される!!!)とウキウキして仕方がなかった。

 

大学生になってみると、たしかに出席は取られなかった

しかし、授業の成績評価の項目に”出席点”なるものがあり、あまりに授業へ出席しないと好成績が取れない構造が出来上がっていた

我が大学の場合、学生は、授業前後にID機能付きの学生証を教室内のカードリーダーにかざすことで”その授業に出席した”と見なされる。

したがって、好成績を取りたいと思えば授業に出ざるを得ず、出席点を稼ごうと思えば講義教室まで足を運ばざるを得ないのである…

我が大学ではそもそも、全講義数の2/3以上出席しないと期末試験の受験資格すら認めてもらえないのだ。授業中に抜き打ちで小テストをする場合もあるから、サボろうと思ってもなかなかサボれないのである。

 

私のある友人は、あまりに授業へ出たくなくて、この構造を散々悪用させて頂いたそうだ。

その作戦内容は、授業前にカードリーダーへ学生証をタッチしてその場を離れ、授業後に何気ない顔で再び教室へ現れて再度学生証をタッチする、というものである。

こうすれば授業時間を自分の思い通りに使用できるし、講師側にとってもやる気のない学生の顔を見なくて済むというメリットがある。

彼は模範的大学生(笑)なので講師の気持ちをしっかりと慮り、少々心を痛めながらも出席点を稼ぐ作戦を採用していたそうである。

授業に出ずにカードリーダーへタッチする一連の行為を専門用語でピ逃げという。私は模範的大学生なのでピ逃げは一度もやらなかったが、(あっ、あいつピ逃げやってる笑!)とピ逃げマンを見かけた事は数多くある。
このテクニックは有用だが、もし犯行現場を取り押さえられたらやった本人の単位が吹っ飛ぶかもしれない。やるなら自己責任でお願い申し上げる。

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なんか食堂のメシが高いんですけど…

私の勝手な想像として、大学食堂のご飯は破格に安いと思っていた。

安くておいしくてお腹いっぱい食べられる…大学生協とは三拍子そろった天国のような場所だと考えていた。

私の父は30年ほどまえ東京の大学に通っていたのだが、あまりに食堂のメニューが安すぎて毎回学食で食事していたそうである。

関西の大学に通っていた母親の生活事情も同様らしく、そうした話ばかり聞かされて育った私は(自分も大学生になったらいっぱい生協にお世話になるのだろうなぁ)と少なからず楽しみにしていた。

 

大学生になった当日、スキップしながら食堂に飛び込んでみると、親世代と現代の事情が全く異なる点にすぐ思い至った。

というのも、食堂のメニューが思っていたより高かったのである。

私の通っていた高校と比較すると、カレーや麺類は大学の方が1.5倍ほど高値だった。

じゃあ生協食堂のボリュームがすごいのか?というと決してそんなことはなく、むしろ高校時代の食堂の方が安くお腹を満たせてコストパフォーマンスに優れていたほどである。

 

思い描いていた食堂と違いすぎて、私はかなりのショックを受けた。

そして、しばらく考えた末、食事はすべて自炊で賄う決断を下した。

正直、食堂で毎食済ませるよりも、自分でスーパーへ行って食材を購入して調理した方が安く&たくさん食べられるのである。

生協のおかげで自炊できるようになったから、私は生協食堂にけっこう感謝している。

自炊をするようになった結果、今まで口に入れていた食品にどれだけ化学調味料が使用されていたかに気が付いた。塩とブラックペッパーだけの調味料で過ごしてみて、今まで悩まされてきた数多くのアレルギー反応が雲散霧消したため、自炊に慣れて以降、怖くて冷凍食品や惣菜などを口にできなくなった。

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部活やサークルに入らかったせいで友達がゼロになっちゃった笑

大学入学前、家族から”何かの団体に所属しないと友達ができないぞ”と脅されていた。

高校とは違い、大学ではクラスのようなものがないから、部活やサークルで友達を作らないと誰とも知り合いになれない…そういう理屈で散々脅されていた。

しかし、私はそんな親の脅しを全く信じられなかった。

というのも、私は今までずっと帰宅部で通してきたし、帰宅部なのにちゃんと友達ができていたので、(大学に入っても今までと同じ感じでOKでしょ笑)と、あくまでも帰宅部を貫き通す構えだった。

 

入学オリエンテーションに行ってみると、我が大学には一年次にクラス制なるものがあると判明した。

そして、オリエンテーションでは席の周囲の人間とコミュニケーションを取り、数人の知り合いをすぐ作る事ができた。

しかも、隣の席の奴が私と同じく広島出身だと分かり、一瞬にして打ち解け仲良くなった。

親の脅しは全くの虚構だと分かり、私は天狗もビックリなほど鼻高々だった。

ちなみに、オリエンテーションで仲良くなった広島出身の奴は、学部→大学院→研究室ともに同じルートを一緒に辿った。札幌に来てまさか広島出身の友達ができるとは思ってもいなかったので、(こんな不思議な巡り合わせがあるのだなぁ…)と感慨に浸ったものである。

 

しかし、授業が始まり時間が経つにつれ、親の脅しが真実だった事が少しずつ明らかになった。

というのも、皆サークルや部活など何かしらの団体に所属したため、その団体で仲良くなった連中同士で固まって授業を受けるようになったのである。

帰宅部の大エースである私には、一緒に授業を受けるほど仲の良い知り合いがいなかったのだ。

気が付いたら友達はゼロになり、孤独と闘いながら一年次をどうにか乗り切ったのであった。

少しでも大学生活を有意義にしたければ、何かしらサークルに入るべきである。私のように一人でランニングばかりしていると修行僧のような生活になってしまうから、キャンパスライフに華を持たせるには絶対団体に所属するべきである。(経験者が言うのだから間違いない)

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最後に

大学生になる前後で感じた4つのギャップに関しては以上である。

まとめると、

  1. 時間割の組立てに自由度がない。必修ばっかりじゃん。
  2. えっ?!大学って出席取るの?サボれないじゃん…
  3. 生協食堂のメニューが思っていたより高い。コレなら自炊した方がコスパいいわ。
  4. 部活やサークルに入らなかったせいで友達がゼロ。親の言う事を少しは真面目に聞いておけばよかったかも。

このような形になる。

大学院を無事修了したら、大学院生活に関するギャップに関していろいろ書いていこうと思う。

 

以上です。

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