私は札幌に住む現役理系大学院生である。
実家の広島に帰省中、ファイナンシャルプランナー3級の試験を受けてきた。
この記事では、ファイナンシャルプランナー3級(以下、FP3級と略す)を受検した感想、および受検して分かった耳寄り情報を書いていく。
今後FP試験を受ける方にはピッタリな記事だと思うので、是非最後までご覧頂きたいと思っている。
それでは早速始めよう。
Contents
ほんのりとした雰囲気の中、落ち着いて受検できた



FP3級は絶対評価である。
合格者数があらかじめ決められている大学受験とは違い、学科試験も実技試験も6割以上とれたら合格である。
だから、私の周りには(絶対合格してやるぞ…!!!)と目をギラギラさせている受検者は誰一人としておらず、殺伐とした雰囲気は皆無であった。
私はストレスをためやすい体質なので、落ち着いた雰囲気の中でリラックスして受検出来てホッとしている次第である。
”FP3級の合格率が8割前後だ”という事実も、柔らかな雰囲気を醸し出した原因かもしれない。
真面目に努力していればまず獲得できる資格であるし、その難易度は自動車免許取得試験をほんのわずかに上回っているだけである。
だから、私は逆に(コレ落ちたらホンマにヤバいよな…)と前日から変なプレッシャーを感じ始めた笑。
今後FP3級を受検なさる方には、私のように気負うことなく肩の力を抜き実力を出し切って頂きたい。
制限時間がすんごく余った



次に、FP3級では時間のつぶし方に困らせられた。
というのも、
- 学科試験:120分
- 実技試験:60分
このように試験時間が設定されているのだが、私は割と解くのが早いせいか、試験時間の3割ぐらいの時間で回答&見直しを終えてしまったのである。
めちゃくちゃ早く終わったからといって大学の試験みたいにすぐ退室できるわけではないし、机に突っ伏して寝てみても,目が覚めて起きてもまだ試験時間の最中であった。
私はあの膨大な試験時間をどう使えばよかったのだろうか…?コレは非常に哲学的な命題である。
私には電卓は不要だった



試験対策問題集と格闘する際、私は電卓を一切使用せず解いていた。
なぜなら、大学受験の化学で散々計算練習をしたおかげで大抵の計算問題は解けるようになっていたし、FP3級の問題は計算せずとも暗算や類推で解を導き出せる問題が大半であったからである。
だから、(今回の試験でも電卓を持って行かなくてもいいかな)と思っていた。
だが、本番でえげつない問題が出されたら困るので、念のため持って行く事にした。
試験を受けた感想としては、電卓は一切不要であった。
実技試験でキャッシュフロー表の計算問題が出題されたものの、アレは手計算で難なくクリアし電卓を使う場面は皆無であった。
いま電卓を持っていない受検者の方は、FP3級のためにわざわざ用意する必要はないのではないだろうか。
電卓購入の判断は、対策問題集を解いてみてからでもいいんじゃないかな?
途中退室できるのは初耳だった



先ほど、学科試験の試験時間が120分だったと述べたが、実は試験開始60分後に途中退出できたので、正味の試験時間は60分であった。
受検前の私は途中退出できるなんて全く知らず、机に突っ伏して寝ている最中に途中退出可能のアナウンスを聞いた時は「よっしゃ~!これでメシが食えるっ!」と飛び上がらんばかりだった。
早朝に60分(11.7km)ほどランニングしてから何も食べずに試験会場へ行ったため、正直試験なんてどうでも良くて、早く胃にご飯を詰め込みたくて仕方がなかったのである(←知らんがな)。
学科試験は午前10時にスタートするため、
- 試験前に食事を摂っておくか否か
- 途中退出してから午後の実技試験の開始時刻(午後1時30分)まで何をするか
これらを事前に考えておくと、試験日のQOLが爆上がりするに違いない。
模範解答で自己採点したら合格点をとれていた



最後に、試験当日の午後5時半に日本FP協会のサイト上で公開された模範解答で自己採点してみると、無事に合格点を超えていた事が分かった。
採点結果は
- 学科:52/60 (87%)
- 実技:18/20 (90%)
このような結果であった。
マークミスがないかどうか何回も確認してあるため、どうやら私はファイナンシャルプランナーになれたようである。
個人的に3級では履歴書に書くのも気恥ずかしいので、2級まで取得してから履歴書やら就活やらで「ファイナンシャルプランナー2級持ってます!!」とドヤ顔でアピールしたい。
最後に
正式な合格通知は2021年10月25日である。
合格通知を受け取り次第、FP3級に合格した勉強法や使用したテキストを公開したいと思っている。
FPの次は簿記である。
2か月間みっちりと勉強し、FP3級と同様に楽勝で合格を拾えるように善処したい。
以上です。
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