私は現役北大院生(修士)である。
2021年4月25日(AM)のTOEICを受験し785点を獲得した。
この記事では、TOEICで785点を獲得するに至った英語学習法と、そもそもどうしてTOEICを受けようと思ったのかについて書いていく。
- 就活のために730点以上獲得したい人
- 大学院試験出願のためにパパっとスコアをゲットしたい学生
こうした方々にうってつけの記事となっているので、ぜひ最後までご覧頂きたいと思っている。
それでは早速始めよう。
Contents
今回TOEICを受けようと思った理由
私が今回TOEICを受けたのには2つ理由がある。
一つ目は、高得点を取れば就活で英語力のアピールになるかなと思ったからだ。
私は英検準一級を保有しており、もちろん英検だって履歴書に記入できるのであるが、なんせ準一に合格したのが学部1年(2018年)の3月なので、準一級を持っているクセにしょぼいTOEICスコアだったら面接官に
とマイナス評価されてしまわないか心配だったのである。
このTOEICを受ける前のTOEIC最高点は、大学2年次(2018年)10月に受験した時の680点だ。
準一級を持っている人間であればまず間違いなく700点は超えてくるし、680点ぐらいでは英語力のアピールにはならないので、就活の際に自分の持つ力をしっかりとアピールすべく、2021年4月のTOEICを受験しようと考えたのである。
二つ目の理由は、博士課程に進学したいと思った場合に備え、早めにスコアを取得しておこうと考えたからだ。
M2になってから準備を始めたのでは手遅れになってしまうリスクもあったので、M1から先を見越して万全の態勢を整えようと企んだのである。
研究室に入り毎日英語論文を読んでいるため、自分の英語力がどこまで上がったのかを確かめたかったという思いもある。
就活をするにしても博士進学をするにしてもTOEICスコアは必要なので、思い立ったが吉日とばかりにノリで”えいや”っと申し込んでみたのである。
実はもう一つ理由がある。
それは、TOEICでハイスコアをとったらモテるかなと思ったからである。
しかし、よく考えてみると、私の周りには女性がいないので、そもそもそれは叶わぬ望みであるという事が申し込みから3秒後に発覚した。
妄想をやめ、就活と進学どちらの道を選ぶにしても得になるよう、腹をくくって1か月間猛勉強したのであった。
以上がTOEICを受けた理由である。
次に、この記事の本題である、TOEICで785点を取るに至った勉強法について解説する。
TOEICで785点を取るに至った英語学習法
学習期間:4週間
まず、学習期間を4週間と定めた。
2か月以上前から勉強するとダラダラしてしまうおそれがあったし、逆に1週間前からの勉強ではあまり効果を見込めないなと思ったため、適度な緊張感と危機感を維持し続けられる自分なりの期間として、私には4週間ぐらいがちょうど良かったのである。
また、大学から帰ってから勉強するのではやる気にならない恐れがあるため、早朝ランニングから帰ってきて大学へ行くまでの2時間(AM7:30~9:30)を英語学習の時間に設定した。
私は完全なる朝型人間なので、TOEICの試験も午前中のものを受験することにした。
最初の1週間:音読で英語の感覚を取り戻す作業
しばらく学術論文の英語しか読んでおらず、しかもゆっくりと読んでいたため、基本的な英語力を呼び覚ますところからスタートした。
ここで焦って問題演習しても特に効果は見込めなかっただろうし、むしろ余計に問題を消費してしまってのちに解く問題がないという悲劇を引き起こす可能性すら考えられた。
という事で、最初の1週間は一日二時間英文音読を行い、英語のリズムや速読感覚を取り戻す事に集中した。
使用した単語帳は速読速聴英単語⇓
大学受験の時に使っていた単語帳を捨てずにとっておいたので、コイツを本棚から引っ張り出して、声が枯れるまで音読に徹した。
やはり、受験時代に使い込んでいた参考書だけあって、単語帳の内容をみるみるうちに思い出していった。
久々にテキストを開いてみると(こんな簡単な単語すらも忘れてしまっていたのか…)と絶望しそうになったし、いきなり問題演習に取り掛からなくて正解だったなと再確認できた。
英語を日本語に訳さず意味を取れるところまで復習したのち、次のステップに向かった。
第二週目は別の分野の復習を行った。
次の1週間:瞬間英作文で英語回路復活
試験が迫ってきて少しずつ焦りはあったが、(もう少しだけ基礎力を高めた方が結果が出るだろう)と何となく感じていた。
なので、急がば回れの要領で、引き続き失った英語力をよみがえらせる作業に尽力していった。
第二週目は瞬間英作文である。
これは中学レベルの短い英文を次々と作っていくトレーニングであり、英検準一級はこれをやっただけで何とか合格最低点スレスレで面接を突破できた。
使用した参考書はこの三冊である。
一日一冊ペースで2周した事で短期間で頭から英語が溢れかえりそうになる状態まで持っていけた。
基礎を徹底的に固めた結果、(もう演習に取り掛かっても良い頃合いだろう)という自信が自然と湧いてきた。
カラカラになった喉をVC3000のど飴で潤しながら、最終ステップのTOEIC模試演習に襲い掛かったのであった。
ラスト2週間:問題演習
私はあえて目標点を設けなかった。
TOEICは相対評価ゆえ正答率8割でも750点になる可能性があるため、リラックスして本来の実力を発揮するべく目標スコアを設定しなかった。
ただ、練習では”最低でも8割”というのを強く意識していた。
それぐらいの緊張感を持って取り組まないと家の中では集中できないので、練習ではあえて少しだけ己を緊張させて問題演習していたのである。
戦略:リーディングに注力&リスニングは軽めに
2週間という時間を最大限有効活用すべく、問題演習へ取り掛かる前に少しだけ作戦会議を実施した。
どういった攻略法で攻めようかなぁ…と色々考えた結果、
- 今回のTOEICはリーディングに全力を注ぐ
- リスニングは英語に耳を慣らす程度にこなす
こうした受験戦略を採用することにした。
私は聴力が悪いため、大学受験のセンター試験(リスニング)でも一度目の読み上げでは半分ぐらいしか内容を聞き取れなかった。
ましてやTOEICは問題文が一度しか読み上げられないし、センター試験より音読スピードが格段に速いので、”リスニング対策は時間の無駄にしかならないのではないか”と思ったのである。
という事で、勉強時間は
- リーディング:8割
- リスニング:2割
という感じに配分した。
試験終了間際に大問丸ごと塗り絵にならないよう何とか全問完答できるよう頑張るとともに、リーディングで高めた英語力をリスニング力に転換する事によって最小限の対策でリスニングの点数をもぎ取ってやろうという作戦である。
これだけリスニングをやらなかったら6割ぐらいしか獲得できないリスクもあったが、(まぁ、何とかなるだろう)と気楽に構えて勉強に取り掛かった。
もし失敗しても命までは取られないのだから、(大撃沈したらまたその時考えよう)と思って模試演習を開始した。
リーディング(得意):とにかく沢山問題を解く→415
この試験対策で750点を超えるにはリーディングで失敗しない事が大前提である。
(どうやったらリーディングで高得点が取れるかなぁ)と考えた所、やはり実践的な形式で沢山の問題を解くしかないなという結論に至った。
という事で、本屋さんに行き、リーディング10回分の問題が収録されたTOEIC模試を購入した。
これだけやり切ったら絶対自信になるだろうという圧倒的な分量を目の前にして、俄然やる気が高まってきたのであった。
模試の第一回目を解いてみた結果、なんと105分もかかってしまった。(正答率は83%だった)
”どうにかして75分におさめなくてはいけないな”と対応策を必死に考え、
- Part5:10分
- Part6:10分
- Part7:55分
こうした時間配分で解けるよう、自分を更に掻き立てていった。
すると、2回目の模試では90分で全問解き終えられた。(正答率は85%だった)
もうあと15分短縮する方法を検討し、今までに解いてきたTOEIC模試の問題を一日1回超高速で音読することにした。
3,4,5回目となかなか対策の効果が見られなかったが、6回目には80分で、7,8回目には78分で解き終えられた。
試験まであと1週間の第9回目模試でようやく75分以内で問題を解き終わった。
仕上げとして臨んだ試験2日前の第10回目模試では、解答時間75分&正答率85%というかなり自信になる成績を修められた。
10回分の模試を徹底的に活用して迎えた本試験では、解答時間を5分余らせて自分の解答を終了した。
試験ならではの緊張感が集中力を生み出してくれ、練習以上の実力を本番で発揮できた形である。
試験から2週間後にWEB上で公開されたスコア表には”リーディング415”という文字が煌びやかに浮かんでいた。
自分の対策が功を奏し、久々に(よっしゃ!!)と天に向かってガッツポーズさせて頂いた。
リスニング(苦手):一冊の本を完璧にする→370
かなり真剣に取り組んだリーディングとは対照的に、リスニング対策は非常にいい加減なものであった。
- そもそも聴力が悪いため高得点を見込めないし
- 一度しか読み上げられずハイテンポで進んでいくので
ハナから諦めてかかっていた。
とはいえ、本当に何もしなければ絶望的なスコアになるため、最低限の対策だけでもやっておこうと考えた。
そこで、大学の研究室の後輩から以下の本を3週間借り、この本だけを勉強することにしたのである。
予備校業界のドン・関先生が書いたこの本は、一冊こなすだけでも随分と実力を高めてくれる構成になっていた。
問題を解くのに役立つテクニックはもちろん、間違えやすい問題の処理方法やリスニングのコツなども載っていたし、私にとって何よりも嬉しい”一冊のテキストを徹底的にやり込んだ方が絶対に英語力がアップする!”という力強い文言まで書かれていたので、この本を100%信じてリスニング対策に打ち込めた。
ネイティヴスピーカーの声を聴くのが久々だっただけに、最初は
と何度もツッコミを入れていたが、何周も何周も聴いていると
という何か技術のようなものを会得できた。
45分間ぶっ通しの本番形式での演習は一度もやらなかったものの、どうにかなるさという自信だけは試験が近づくにつれて日増しに大きくなっていた。
リスニング本番では案の定、半分ぐらいしか内容を理解できなかった。
特にPart2とPart4にかなり手こずってしまい、Part2では8割の問題を、Part4では5割ほどの問題を勘で答えてしまっていた。
ただ、正解の選択肢を選ぶにあたって重要な箇所はちゃんと聞き取れていたらしく、試験終了後に開示されたスコアは370点という望外の結果だった。
個人的には非常に満足度の高い結果であり、神様が耳が悪いなりにやれることをやってきたご褒美を私に下さったのだろうと勝手に考えている。
最後に
私がTOEICで785点を獲得したあらましは以上である。
リスニング対策をもっとやっていれば800点を超えられた気がするので、次回のTOEIC(2021年6月午前)は800点超えを目指して以下の模試を徹底的にやり込もうと思っている。
公式問題集は高すぎて手が出ないため、こちらの割安な問題集を購入してスコアアップを目指したい。
”私に足らないのは語彙力ではなくリスニングの問題演習だ”と今回の受験で痛感したから、自分に足らない能力をピンポイントで補って所望のスコアを獲得していく。
以上です。