【新北大生向け】後悔しない下宿選び!居住エリアのご紹介

私は札幌に住む現役理系大学院生である。

2017年4月に総合理系生として入学し、2021年4月から北大大学院に進学する(その際、新しい物件へ引っ越しする)。

毎年3月になると、大学受験を乗り切った当時の喜びがよみがえってくる。

浪人という地獄で散々苦しんだ末に勝ち取った合格なので本当に嬉しかったし、私と同じような嬉しさを味わっている受験生が沢山いるのかと思うと自分の事のように私まで少し顔がほころんでくる。

この記事では、新北大生にとって重要な下宿選びについて述べていく。

下宿はそんな簡単に変えられるものではないし、オンライン授業が主流となった今では自分の家で過ごす時間が多くなるだろうから、居心地の良さを味わうためにできるだけ慎重に選んで欲しいし、すぐに引っ越さなくても良いようにできるだけ良い選択をしてもらいたいのだ。

この記事には(これを知っておけば私ももう少し広い視点で下宿選びができたのになぁ…)という情報をふんだんに詰め込んだので、下宿選びに不安のある方はぜひご覧になって頂きたい。

大学生活で皆さんが好スタートを切るため、これから微力ながらお手伝いをさせてもらう。

 

それではさっそく始めよう。

札幌駅近郊:遊び場が豊富。文系or農・理学部は近い。家賃高め。

まずは札幌駅の近く

北6条~北9条あたりまでが札幌駅近郊エリアになる。

 

このエリアの良い所は、何といっても札幌都心に近い事である。

札幌駅には沢山のお店があるから欲しいものがあればすぐに買いに行けるし、ふらっとどこかへ出かけたくなった時はバスや電車で気軽に旅をスタートできる。

また、文系学部や理学部、農学部の建物は北10条より南にあるため、2年次からこれらの学部に通う事が決まっている人はこのエリアに下宿を確保すると便利だろう。

下宿から大学までが遠いと大学まで行くのが面倒くさくなってしまうため、

  • しっかりと勉強したい人
  • ちゃんと寝坊せず通学できるか不安な人

こうした人は自分の配属学部の近くに下宿を構えるのがオススメである。

ここのエリアに限らず、下宿先はなるべく配属予定の学部から近い方が便利である。

学部生活が始まれば授業開始ギリギリまで暖かい布団の中で寝ていられるし、4年次になれば研究室生活が始まるから頻繁に大学へ行き来するようになるから、大学に近いのに越したことはない。

ちなみに、札幌駅近郊にはいわゆる学生向けの飲食店は少なく、社会人向けの価格設定のお店が多い印象である。

北大生御用達のお店は北12条以北に集中している。

 

一方で、このエリアには二つ欠点がある。

 

一つ目は、一年次に通う教養棟が遠い事である。

雪が積もっていない時期は自転車が使えるので、距離を気にする必要はあまりないのだ。

しかし、雪が積もって自転車が使えなくなると歩いて通学せねばならないため、雪道に慣れていない方は大変な思いをするのである。

札幌駅近郊エリアから教養棟まで2kmぐらいあり、歩けば20~30分ぐらいかかってしまうし、それを寒さや吹雪に耐えながら進むのであるから非常に苦しい戦いとなるだろう。

札幌の寒さをなめてはいけない、氷点下10℃以下になる事も多々あるし、油断したら凍死する試される大地なのである。

冬でも氷道を自転車で通学する恐れ知らずが時々いるが、少しでも命が惜しければ冬に自転車を使うのだけはやめて欲しい

私は一年生の時に自転車で冬道を走っていたが、横断歩道でスリップして転倒し、車が自分の目の前で間一髪停止して死ぬかと思った経験がある。

そのため、それ以降はどれだけ面倒でも歩いて冬道を通学するよう心掛けている。

 

もう一つは、他のエリアと比較して家賃は高めな事である。

たとえ北18,24条エリアと同じような間取りであっても10,000円/月ほど家賃が高いし、家賃はほぼ関西圏並みと言っても過言ではない。

札幌は他の大都市圏と比較して家賃が安めなのだが、札幌駅付近に限っては地価の影響から例外的に高めの家賃である。

従って、札幌駅近郊は

  • (私は冬の寒さに負けずに通学できる強い心を持っているぞ!)と自負している人
  • 少々家賃が高くても家計に差支えのない人

こうした人が住むと満足するエリアだと言えるだろう。

安い物件も中にはあるが、安くて狭い物件にわざわざ住むなら他のエリアで広々と暮らした方が良いと思う。

なお、「私、札幌駅の近くに住んでいます」と同級生に言うと「そんな所に住んでいるの?!リッチだねぇ~」と返されるリスクがある。

このような僻みが気にならない人は何の遠慮もせずにこのエリアに住んで頂いて構わないが、もし気になるようであれば他のエリアに住むことをオススメする。

他のエリアにも良い物件はいくらでも転がっているから安心してもらいたい。

あと、僻んでくる連中は面倒くさいので、今後あまり付き合わないのが無難だろう。

 

北12条エリア:全学生にとって便利な地域。所属学部が未定ならココ!飲食店が点在。

次は北12条エリア

北10条~北15条あたりがこのエリアに属している。

 

このエリアの良い所は、

  • 教養棟に通う一年生
  • 北大の南の方に建物がある文系学部生
  • 北大の真ん中~北の方に建物がある理系学部生

など、どの人にとっても通学しやすい地域である点である。

北大の東側にはたくさんの抜け道があるためすぐに大学構内へ侵入できるし、安全に配慮してメインストリートを自転車で急げば5分以内に所望の建物に到達可能である。

また、入学した時点でどの学部に入るか決まっていない総合理系/文系の人にもオススメできる。

なぜならば、この地域に住んでいれば、2年次にどこの学部に所属する事になったとしても通学には困らないからである。

北大生が通う主要な建物は北8条~北19条にある。

北12条エリアはちょうどその真ん中にあるため、どの学部に入る事になろうとも校舎まですぐに行けるのである。

どのエリアに住もうか迷ったら、ココにしておけば間違いない。

ちなみに、私の工学部の友人の多くはこのエリアに居住している。

 

北12条エリアは学生向けの飲食店が多い。

このように美味しいお店が点在している。

また、札幌駅近郊とは違い、この地域では比較的家賃が安めである。

10帖の部屋でも月々の家賃が4万円で借りられるし、比較的リーズナブルに札幌駅の近くに住めるのも魅力である。

北12条エリアには近くの藤女子大学の学生も多く住むため、希望の物件があるならできるだけ早く確保してしまおう。

人気物件は本当に一瞬で無くなってしまうから、このエリアに限らず、”これだっ!”と閃いた物件はすぐ抑えておくのがオススメである。

 

北18条エリア:教養棟・工学部の一部建物が近い。水産学部生もこのエリアに住むと良い。飲食店は選び放題。24時間営業のスーパーアリ。

北12条エリアの次は北18条エリアのご紹介。

北16条~北21条あたりがこのエリアに属している。

 

このエリアの魅力は、北大生になったら全員が通わねばならない教養棟が非常に近い事である。

校舎が近い事で遅刻のリスクを極力下げることができるし、雨の日も雪の日もさほど辛い思いをせずに通学できるのが魅力である。

また、北18条エリアは工学部の一部建物(材料・化学棟、情報棟)にも比較的近い。

総合理系で応用化学コース、応用マテリアル工学コース、情報エレクトロニクス学科に行くことを検討している方は北18条エリアを検討してみると良いだろう。

水産学部の学生にも北18条エリアはオススメである。

なぜならば、水産学部の学生は1年次だけではなく2年次も教養棟で授業を受けるためである。

来年度に対面での授業があるかは分からない。

ただ、2年次に対面授業が復活した場合に備え、北18条エリアに下宿を構えておくのが得策だと思う。

 

北18条エリアは私の好きな飲食店がいっぱいある。

ここでは挙げきれないほどの飲食店がある。

もし私が研究室の同期と一緒に食事をするとなれば、北18条エリアのお店から行き先をチョイスする。

というのも、北18条エリアならば皆にとってアクセスが良いし、美味しい店が多いので全員が満足するのである。

上で挙げたお店のうち、一番好きなのは南路屋である。

ここのマスターは本当に気さくな人で、マスターがお好み焼きを作っている間、手だけじゃなく口もフル稼働してずっと我々に話しかけてきてくれる。

また、お好み焼きの上に載せられるマヨネーズが絶品である。

リンゴ酢の効いたマヨネーズは文字通り”飲める”ほど旨いので、北大生になった皆さんにはぜひ行ってもらいたいお店である。

時々体調が悪くなって臨時休業する事があるのだが、それは寛大な心でもって許してあげて欲しい。マスターも年なのでヨボヨボなのである…笑

 

また、このエリアには24時間営業しているディナーベル(スーパー)がある。

朝から晩までやっているので、何か必要なものがあればいつでも調達できる。

夜中にお腹が空いた時はコンビニより安く食べ物を仕入れられるし、夜遅く家に帰って冷蔵庫の中に食べ物がなくて顔が真っ青になった時も大丈夫である。

ディナーベルは24時間、あなたの生活を強力にサポートしてくれる。

ちなみに、ディナーベルは比較的小さなお店であり、売られている商品の価格はやや高めである。

安い食品が書いたければ、後述する”スーパーアークス”に足を運ぼう。

 

北24条エリア:スーパーや薬局が近い。飲食店も充実。北大からは遠い。斜め通りを使えば意外と早く着く。

最後に北24条エリアのご紹介。

北21条~北27条辺りが紹介対象地域になる。

 

この地域の良い所は、大型スーパーや薬局が近くにある点である。

ディナーベルと同じ会社(ラルズ)が運営する「スーパーアークス」というお店があり、そこではディナーベルより1割程度安く食品を仕入れられる。

また、アークスの建物の中には「ツルハドラッグ」という薬屋さんがあるため、薬を買いたい時には非常に便利な施設である。

ツルハにはシャンプーやボディーソープが豊富に取り揃えられているし、こうした品々にこだわりのある方も満足するだろう。

ちなみに、アークスの建物内には、百円ショップにクリーニング屋さん、フードコートに美容室まである。

さらにフリーWi-Fiも飛んでいるので、色々とやりたい放題である^^。

 

学生向けの飲食店も北18条エリア並み、もしくはそれ以上に充実している。

これだけ飲食店が充実しているのは、もともと地下鉄南北線の北側の終着駅が北24条駅だったためである。

現在は麻生駅が終点となっているが、北24条駅はターミナルだった名残で賑やかな区域となっているのだ。

一方で、他のエリアとは違い、北24条エリアは教養棟やどの学部からも遠い区域である。

そのため、私の周りにこの地域に住んでいる人はあまりいないし、仮に入学当初はこの地域に住んでいたとしても、のちのち便利なエリアへ引っ越していく印象がある。(特に文系学生なら尚更である)

遠いと言ってもせいぜい2~3km程度であるが、この距離は冬になると通学の大きな障壁となる。

繰り返しになるが、札幌の冬は本当にえげつないので、できるだけ自分の通う学部に近い所へ下宿を構えるのが良いだろう

 

ただ、北24条エリアでも、斜め通り沿いに下宿があれば、話はガラリと変わってくる。

以下の図は斜め通りをマーキングしたものである⇩

斜め通りを使用すれば、北23条から北18条までを信号1つで移動できる。

この通りを使って南下できるならば、北24条エリアの難点の一つである大学へのアクセスの悪さも気にならない。

私には北24条に住んでいる友人がいるが、そいつは斜め通りを使えば自転車で10分ほどで大学に通えるらしい。

斜め通りを使えるか否かが24条エリアの通学難易度を左右するので、もし24条エリアに住むことを検討しているのであれば斜め通り近辺の物件を探すと良いだろう。

ちなみに、北24条エリアは北大へのアクセスは悪いものの、新千歳空港へのアクセスはお得&良好である。

新千歳空港と北24条駅をむすぶ路線バスがあるため、それを使用すれば1時間ほどで北24条駅から空港へ行くことができる。

運賃は一回1,100円だし、回数券を使用すれば実質1,000円で利用可能。(註:JR北海道の快速エアポートは札幌⇔CTS間を1,150円でむすぶ)

一時間に1~2本しかバスがないのが難点と言えるが、それを甘受すれば非常にお得に空港へ行ける地域である。

 

恵迪寮について(寮生から聞いた話)

ここで、下宿の一つの候補となるであろう恵迪寮(けいてきりょう)について話していく。

 

恵迪寮とは、北大生によって乗っ取っられた運営されている自治寮の事。

ひと月にかかる寮費は10,000円程度で、友人曰く、米は無限に食べることができるらしい。

新入生はまず大部屋に詰め込まれ、部屋替えの時期がやってくると大部屋か個室のどちらかを選択できるとのこと。

赤ふんどしで大通公園を闊歩している変質者学生がいたら、そいつは恵迪寮の学生だと思って頂いてまず間違いない。

下宿より圧倒的に安く暮らせるし、面白い友達もできそうに思える恵迪寮だが、ここへ住むにはハウスダストの問題を克服する必要があるため、住む人を選ぶ”試される場所”だ。

恵迪寮に入寮した新入生は、4月下旬になると、打ち合わせたかのようにゴホゴホと咳き込み始める(註:北大用語で恵迪カゼという)。

恵迪寮はお世辞にも衛生環境が良いとは言えない場所のため、どれほど心肺機能が強い人間であっても順応するにはそれなりに時間がかかるようである。

呼吸器に問題のある方は恵迪寮に入るのはやめておいた方が良い、深刻なダメージを食らう事になりかねないから。

 

最後に

下宿を選ぶために重要な情報は全て述べたつもりである。

皆さんが各人にピッタリの下宿を選び、最高の大学生活をスタートさせられることを願い、この記事を終えることにする。

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