【大学3年生に届け】研究室生活を快適にするために知っておいて欲しい3つの事

私は北大工学部の4年生である。

この記事では、4月から研究生活を開始する新4年生に向け、研究室へ入る前に絶対に知っておいてもらいたいことを3つご紹介する。

大学3年生と4年生では生活様式が大きく変わる。

そんな独特な研究室生活を有意義に過ごせるよう、この記事の内容をしっかりと覚えておいてもらいたい。

 

それでは始めよう。

研究室の王様は大学教授

最初に知っておいてもらいたいのは、研究室には絶対的なヒエラルキーが存在するという事だ。

研究室のボスは教授であり、その次に准教授助教と続き、博士、修士、学士と続いていく。

私が所属している研究室だけではなく、日本全国どこの大学の研究室に行ってもそうである。

日本の大学に通っている限り、この年功序列制度からは決して逃れられない。

 

年功序列制と聞くと悪い印象を持つ人がいるかもしれないが、年功序列にも良い所はある。

それは、余計な争いが起こらない点である。

年功序列制ならば人に虚勢を張る必要はないため、組織がスムーズに回っていくという長所がある。

欧州や米国では能力至上主義が謳われており、「現代でも年功序列な日本なんてオワコンだww」と笑っている人がいるかもしれないが、能力至上主義の世界では人同士の争いが絶えず繰り広げられているため、能力主義が万能かというとそのような事はないのである。

 

ただ、研究室の世界ではどうも年功序列の弊害が目立っているように思われる。

ボスの言う事は絶対であり、もしもボスに逆らったら、卒業が危うくなったり研究指導を受けられなくなってしまったりするのである。

ボスは研究室のトップなので誰かから叱られるという経験をしばらくされておらず、長らくトップを務める中で少しずつ考え方が歪んでくる影響で理不尽な内容を学生に言ってしまう事態が度々発生する。

部活やサークルでは上級生とフラットな関係を築けたかもしれないが、研究室では絶対神であるボスとフラットな関係を築こうと思わない方が良い。

かめ
研究室内で人の悪口を言わない方がいいです。どこで誰が聞いているか分からないし、もしかしたら目の前の人が当人へ告げ口するかもしれませんから。先生に対して不満を抱いてもどうしようもない事です。悪口を言いたくてもグッとこらえ、研究成果で先生にギャフンと言わせてやりましょう!

 

自分の健康を最優先に考えよう

だいたいのボスは昭和の時代に生まれ育ったので、組織のために滅私奉公するという考えがベースにある。

従って、その考えでもって、我々学生にとんでもない量の課題を突き付けてくることがある。

先生たちには悪気がない。

「学生なんだからこれぐらいやって当たり前だろう」と言わんばかりに、雑務や無理難題を次々と押しつけるのだ。

 

先生方には申し訳ないが、滅私奉公という考え方自体が既に時代遅れだ。

先生方はバブルでおいしい思いをしてきただろうし、頑張れば頑張るほど報われる時代に生まれたのだろうけど、我々さとり世代は生まれた時から日本が不景気だったし、支払った年金すら満額返してもらえないかもしれない世代なのである。

そんな時代を生きていく我々が、滅私奉公などという報われない考えを受け入れて得をする訳がないだろう。

やってもやっても報われないのだから、仕事命!の精神が馬鹿らしく思ってしまうのである。

 

そうはいっても、ボスの言う事を聞かなくては卒業させてもらえないし、何でもかんでも突っぱねていたら更なる理不尽を生んでしまう可能性がある。

だから、自分の心身の健康を最優先に考え、健康を損なわない範囲で課題を要領よくこなしていこう。

あまりにも要領が良かったらどんどんタスクが追加されてしまう危険があるため、少々不器用に振舞うスキルも身につけたい所である。

テスト勉強とは違い、研究には終わりがないため、長い長い研究生活を健康に乗り越えるためにはこれぐらいのずる賢さが必要なのだ。

かめ
自分で言うのもアレですが、私はクソ真面目なので、先生から課せられたタスクを全速力でこなしていっていました。ただ、あまりにも飛ばし過ぎた結果、B4の12月には早くも息切れしていました。それを見かねた先生がようやく手綱を緩めて下さったので私は不登校にならずに済みましたが、真面目に頑張るのも考え物だなと思いました。今後は自分の健康を最優先に考え、無理しない程度に仕事していこうと考えています。
健康は何よりも大切にすべきだ。無理したツケは、必ずどこかで回ってくる。

 

研究室以外の居場所を持っておこう

研究生活が始まると、大学にいる時間が非常に長くなる。

人間関係も研究室のメンバーぐらいになってしまうし、3年生までの時のようにワイワイガヤガヤ遊び回る事も少なくなる。

来る日も来る日も実験とデータまとめを繰り返す単調作業。

良いデータが得られればまだ幸せであるが、そう簡単に終わらないのが研究の怖い所である。

 

研究ばかりやっていれば、いつか体がおかしくなる。

同じ人とばかり接していたら自分の変調に気が付いてもらえないだろうし、(周りが頑張っているのだから自分も頑張らなきゃ)という負のスパイラルによってどんどん苦しくなっていく。

だから、研究生活を円滑にするには研究室以外の居場所をちゃんと確保しておくことが大切である。

  • サークル
  • 研究室外の友達
  • 趣味

何でもよい。

どこかで定期的に息抜きをしておくことが、研究生活のQOLを上げる鍵となる。

 

私は部活やサークルに入っておらず、友達もほとんどいないので、朝起きて研究室に行くまでの数時間にランニングする事で息抜きをしている。

ランニングすればスッキリするし、嫌な事や苦しい思いが汗と共に流れ落ちていく。

ランニングするようになって食生活に気を遣い始めた結果として肌荒れが改善したし、大学入学時よりも体重が減って健康体を維持できている。

ランニングはお金のかかりにくい趣味なので、趣味探しをしている大学生にはとてもオススメである。

かめ
研究とストレスには切っても切れない関係があります。ストレスを見て見ぬフリしていても、ストレスは少しずつ人の心を蝕んでいくのです。だから、研究室生活が始まったら、何よりも先に自分なりのストレス解消法を確立して下さい。そのストレス解消法が、研究室生活を終えてからもあなたを力強く支えてくれるでしょう。

 

最後に

研究室生活を始める前に知っておいて欲しい事は以上である。

研究室はどこも体育会系であり、時代錯誤の根性論がまかり通ってしまう特異な環境だ。

自分を守れるのは自分だけ。

なので、将来の輝かしい活躍のため、皆さんは研究室生活に心身を蝕まれないようお願い申し上げます。

 

以上です。

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馬術競技からマラソンに転向した北大工学院のM1|国体馬術競技優勝&8回入賞|10000m36’33”|マラソン2°47’50”|100kmレース10°19’17”|英検準一級|TOEIC785点|ラン歴5年|乗馬歴10年|英語の学術論文2報(電気化学)|月間2万PVのブログ運営中|コメントやご相談はTwitterのDMまでお願いします。