【何のため?】大学院試験の面接の存在意義について

大学院試験は

  • 筆記試験
  • 面接試験

この2つで構成されている。

このうち、筆記試験の存在意義は明らかである。

筆記試験は受験者の知識を問うために存在し、点数をつけることによって受験者間に差をつけるため、合格者と不合格者をふるい分けるために存在する。

 

一方で、面接がある理由はなんだろうか?

出願する時に志望理由書を送ったのに、面接の場で再び志望動機を説明せねばならない理由は一体何なのか?

私は大学院試験を受ける前は面接の存在意義がイマイチ分からなかったのだが、実際に院試の面接を受けてみて、面接試験(口頭試問)を設けている理由が何となく分かったような気がする。

この記事では、院試を経験して分かった大学院試験に面接がある4つの理由についてお話ししていく。

面接がある4つの理由

きちんと受け答えできるか試すため

最初の理由は、受験者に最低限のコミュニケーション能力があるかを問うためである。

 

ほとんどの学生が研究を進めていくには教授との連携が必要であり、人にうまく自分の考えを伝えられない人間は研究も円滑に進められない。

そもそも大学院試験とは”研究者の素質があるのか”を試す関門であるから、研究を進めるために必要不可欠なコミュ力を問う面接試験も必要なのだ。

勉強ばかりできて人の話を聴けない人間をふるい分けるのに面接試験はうってつけ。

面接官は多くの学生の面倒を見てきた大学教授なので、大学教授たちが(コイツはアカン)と思ったら、その人物には研究者の素養であるコミュ力が欠けているのである。

 

不慮の事態に対処できるか試すため

2つ目の理由は、予想だにしなかった事態が発生した時に冷静に対処できるかを試すためである。

 

面接で頻繁に聞かれる質問としては

  • どうして志望するのですか?
  • どこの研究室に行きたいですか?
  • 大学院を出たら進路はどうしますか?

等があるが、急に

教授
ねぇ君、もし院試に落ちたらどうする?

と聞かれたら誰だってビビってしまうだろう。

教授たちは、そんなビビっている状態のあなたが冷静に事態を解決する事ができるかを試している。

ここでテンパってしまう人間は研究でもそそっかしい挙動をする可能性があり、そんな人間を研究室に入れたら測定器具を壊されてかねないので、面接において危機対処能力を試すことで研究者の素養を注意深く観察しているのだ。

面接でテンパったからと言ってすぐ不合格になるかといったらそんな事はないが、受験者各位は教授たちが”わざと”焦らせてきていることを十分承知した上で面接に臨んでもらいたい。

 

内部生に下駄を履かせるため

3つ目の理由は、内部生に高い点数を与えることによって内部生にアドバンテージを与えるためである。

 

大学教授としては優秀な学生に研究室へ来てもらいたいが、そうはいっても外部の学生に来られるのはイチから教えることになるため面倒だと感じる場合が多い。

そこで、面接で内部生に点数を多くあげることによって内部生を受かりやすくし、4年生で受け持った学生を引き続き修士でも指導しやすくするのである。

この事はあまり大っぴらにされていないが、先生たちの真理を考えれば当然ともいえる。

ただ、基本的な質問に答えられなかった内部生はちゃんと弾かれてしまうので、内部生といえども油断せず万全の面接対策を行っておくように。

 

受験生が困っているのを教授陣が面白がるため

最後の理由は、受験者に難しい質問を投げかけた時、受験者が困っている様子を大学教授が面白がるためである。

 

面接官である大学教授は我々学生が突かれたくない点を良くご存知であり、(そこは聞かれたくないんだけどな…)というウィークポイントを的確に狙撃してくる。

弱点を攻撃された受験者はたちまち大混乱に陥ってしまい、沈黙・困惑・涙目など、色々な表情を顔に表す。

そして、大学教授はそのように若者が困っている様子を見るのが大好きであり、一度困った様子を見せようものならトコトン徹底的に困らせてくる。

ホント、大学教授は性格が悪いわ笑。

 

最後に

以上が私の思う面接がある理由である。

以下に私の大学院試験の面接の様子を再現した記事を貼っておいたので興味のある方はご覧になって頂きたい。

北大院試2020・体験記

2020-08-26

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

馬術競技からマラソンに転向した北大工学院のM1|国体馬術競技優勝&8回入賞|10000m36’33”|マラソン2°47’50”|100kmレース10°19’17”|英検準一級|TOEIC785点|ラン歴5年|乗馬歴10年|英語の学術論文2報(電気化学)|月間2万PVのブログ運営中|コメントやご相談はTwitterのDMまでお願いします。