国民体育大会馬術競技の出場全戦績と走行動画

国体

 

2012年(中三):ぎふ清流国体

  • 少年二段階障害飛越競技:優勝
  • 少年ダービー競技:3位入賞
  • 少年団体障害飛越競技:8位入賞

全国優勝した二段階障害飛越競技の走行動画

 

中国新聞2012年10月3日 スポーツ欄のトップ記事

10/2早朝に行われたダービー競技の優勝決定戦(ジャンプオフ)にて、最終障害でバーを落下し優勝を逃してしまいました。あまりに悔しくて腑抜けとなって気持ちの切り替えに苦戦しましたが、同じ広島県チームの方からの応援のおかげで少しずつ元気を取り戻しました。”よし、次は優勝するぞ!!”と気持ちを切り替え、ダービーから2時間後、二段階障害飛越競技に臨みました。人馬ともに過去最高のパフォーマンスを発揮し、ノーミスでコースをフィニッシュしました。同競技の最終人馬の走行が終わり、アナウンサーの方が「優勝は広島県代表…」と言った瞬間、喜びと事態を飲み込めないのとで頭が真っ白になっちゃいました。私を見つけた乗馬クラブの師匠や近隣県の選手に手洗い祝福をしていただき、おかげで”あぁ、勝っちゃったんだな…”と凄いことをした実感が少しずつ湧き上がってきました。優勝直後には地元のローカル新聞・中国新聞から取材を受けたり、広島に帰還後は県庁を訪問して湯崎知事と面会したりとてんやわんやの大騒ぎでした。国体優勝は間違いなく我が人生の分岐点です。

国体

vol.6 中学3年生、国体で勝つ|青春駆ける ~馬術に情熱の全てを捧げた10年間の成長の足跡~

2023-08-27

 

2013年(高一, 広島県指定強化選手A):スポーツ祭東京2013

  • 少年ダービー競技:5位入賞
  • 少年二段階障害飛越競技:着外
  • 少年リレー競技:着外

少年ダービー競技の走行動画

前年度に優勝して気が緩んでしまったのか、それとも守りに入ってしまったのか、国体本戦ではあまり満足のいく走行をすることができませんでした。優勝を狙ったダービーではジャンプオフにすら進めず5位止まり、連覇を狙った二段階では大雨によるコンディション不良もあって入賞圏外の成績で終わりました。明らかな練習不足。明確な経験値不足。乗馬クラブに来た可愛い女の子に目移りしてしまったのも敗因の一つだと思いました。自分に優勝を目指す覚悟がなかったことを反省し、翌年の長崎国体で雪辱を果たすべく猛練習に励みました。

vol.7 高校1年生、連覇はならずも|青春駆ける ~馬術に情熱の全てを捧げた10年間の成長の足跡~

2023-08-28

 

2014年(高二):長崎がんばらんば国体

  • 少年リレー競技:6位入賞
  • 少年ダービー競技:7位入賞
  • 少年スピードアンドハンディネス競技:7位入賞

少年スピードアンドハンディネス競技の走行動画

馬は最高のコンディション。騎手の私に関しても、経験値の蓄積のおかげで今までになく自信を持って国体に臨めました。しかし、コースのショートカットやスピード面など、あと一歩及ばぬ点が積み重なって6~7位に沈みました。ライバルがメキメキと力をつけてきたのも順位低下の要因ですが、私がもう少し勇気をもって馬に合図できていれば3位ぐらいには入れたと思います。県のチームメイト(Yさん)と出場した団体戦(リレー競技)では、私が最終障害でバーを落としたせいで順位を3位から6位に落としてしまう大失態を犯しました。Yさんはすごく嬉しそうにしていたものの、当の私は”自分のせいで銅メダルもらえなくなっちゃってごめん…”と申し訳なさで胸が張り裂けんばかりでした。広島に帰還後、6位になった責任をとって丸坊主にいたしました。

vol.8 高校2年生、恋に乗馬に|青春駆ける ~馬術に情熱の全てを捧げた10年間の成長の足跡~

2023-08-29

 

2015年(高三):紀の国わかやま国体

  • 少年団体障害飛越競技:7位入賞
  • 少年ダービー競技:着外
  • 少年標準障害飛越競技:失権

少年ダービー競技の走行動画

本当は前年度の長崎国体で馬術競技を引退する予定でした。しかし、長崎で味わった悔しさが忘れられず、”国体で味わった悔しさは国体でしか晴らせない!!”ということで高三でも国体に出場しました。受験勉強に時間を割いた影響でほとんどまともに練習できず、加えて、高二の1月に別れた彼女が国体に広島県チームの一員として出場することになって心中穏やかではありませんでした。最初の標準障害飛越競技では判断に狂いが生じて二反抗失権。元彼女と一緒に出た団体障害飛越競技では7位入賞がやっとでした。ここでも私がやらかしてしまい、元彼女に「マジでごめん…」と死ぬほど謝りました。高校最後の走行となったダービー競技では序盤に障害物を落としてジャンプオフ進出の可能性が無くなってしまうも、(最後だから悔いのないようにやろう)と開き直り、後半は100%自分が思った通りに馬を操ることができました。乗馬も勉強も中途半端になり、高三の2月に受けた京都大学農学部の受験では不合格となりました。もしかしたら高三の国体は出ないのが正解だったかもしれませんが、国体へ出る選択をしたことに一切後悔はしていません。できる限り工夫して乗馬へ時間をさけるように頑張ってきたあの日々すべてが宝物です。

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vol.9 高校3年生、夢に破れる|青春駆ける ~馬術に情熱の全てを捧げた10年間の成長の足跡~

2023-08-30

 

障害飛越競技の走行映像のプレイリストもお楽しみください⇩